ウクレレ上達の法則:周辺知識を集めて活かす

こんにちは!
 

最近何となく、メルマガ登録の速度が増えて来た
 

そんな気がします。
 

 

以前よりお役に立てる記事になってきた。
もしくは、蓄積が効いて来た。
 

のでしょうか。
 

 

さて、上達の法則です。
本日は周辺知識を集めて活かすことについて。
 

 

たとえば、ウクレレならば弦楽器だから。
より科学的に歴史の深いバイオリンやギターの
専門知識から大いに取り入れられる事があります。
 

ギターの左手のエクササイズなんていうのは
もう、そのまま使えますしね。
 

ただし、ウクレレは小さいギターではないので
固有の特性を持っているので知識もカスタマイズ
していく必要があります。

弦の長さも短いウクレレではギターほど
ストロークにおいて大きく肘から振ったりすることが
少ないのです。
 

ギターの奏法を片っ端から実際に試しているのが
ウッチーさんです。
//jazzoomcafe.com/live
 

実際に実験して、取捨選択していくのだから
凄いですね。
 

タッピングの効果を増幅するためにエフェクトを使ったり
非常に研究されています。
 

 

そうです。
ギターの技術という知識はギターという世界では
1つの事実なのですが、弦楽器に使おうとすると
一段上の概念に引き上げないといけない。
もしくは実験でウクレレで使える事を示す必要が
少なくともありますね。
 

そんな中で、確かめられた事についていくつか挙げます。
 

 

バイオリンの音響物理を研究した実験から。
・ブリッジ側を弾くと倍音が多く出る。
・強く早く弾くほど高い倍音成分が出る。
・高い倍音成分が含まれるほど輝かしい音として聞こえる。
 

ということが証明されています。
 

昔読んだギターの本にも、サウンドホールあたり
を弾くと暖かい音がでて、ブリッジ側を弾くと
硬い音が出ると書いてありました。
 

 

僕の実験ではウクレレでは、12フレットあたりが
スイートスポットです。
もっともウクレレらしい柔らかさと倍音が両方出るので
リッチな音色となりますね。
 

僕は基本的に12フレットあたりでピッキングもストラムもします。
 

 

ただし、ピアノ曲をウクレレにアレンジしてそれっぽく弾こう
とするときにブリッジ側で弾いて硬く音を締めたりもします。
 

 

そして、極めつけはスピードと倍音の関係による
音の輝きの事についてです。
 

 

あるとき、師匠が
「あなたの演奏は良くなっている。
音に輝きが出てきた。」
 

と言ってくれたのですが。
 

 

これは「弾き続ける事で出てくる」とのことでしたが。
 

 

おそらくピッキングの速度が増しているのだと思います。
物理的特性で弦に触れる速度が上がると高い倍音が出るので
音に輝きが増します。
 

 

しかし、熟練しないと速い速度でピッキングを
うまくコントロールできないのです。
 

演奏の速度とピッキングの速度が合っている場合は
考えずにどんどん弾けば良いですね。
 

ただし、「輝きをます速度に」ということでピッキングが早くなって行くと。
音符と音符の間に指の待ちが沢山出てきます。
(たくさんといってもほんの短い一瞬なのですが)
 

これをきっちり制御できるというのは、やはり反復練習により
研ぎすまされた感覚、肉体がなせる技と言えるでしょう。
 

そして何度も弾く事により生まれた迷いの無さがさらに
判断の排除される分、演奏の速度を上げるのです。
 

1つのピッキングの速度が増すということは、遊びが少なくなる
ということです。
そのぶん、的確なタイミングで打たないとずれが出てきます。
速度がそこそこなら、まあ、カバーする領域が増えますので
タイミングの厳しさも減るというものです。
 

 

このように、周辺知識を応用していけるというのも
上達の法則に含まれてきます。
最初のころは目の前にある演奏の知識だけで十分です。
 

よって周辺知識を得て活かすというのは上達の法則の上級編になると思います。
 

そして将来的に、師匠を超えていく先には自分が自分の先生になるのですから
手本が無い状態では自ら様々な世界に学んで活かす必要が出てきますね。
 

こんな考え方もちょっとずつ、取り入れていきましょう。
 

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あらゆる知識を、目的達成のために活かしていきましょう。
その為には、知識を一歩上の上位概念として捉えて応用する。
近しいジャンルの中で移植して実験してみて試す。
この両方の組み合わせから、結論を導くことが肝要です。
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