ウクレレ上達の法則:初級から中級へ とにかく慣れる

さて、再度上達について考えていきます。 初級から超上級まで区切り、度考えていきましょう。  初級から中級へ  中級から上級へ  上級から超上級へ それぞれの定義もある程度してみますよ。 【初級】  基本的な道具、体の使い方を習得するレベル 【中級】  初級の体の使い方の精度を上げつつ、質的な向上を意識するレベル。 【上級】  体と頭の使い方が自動化され、自分でその向上を進めて行くレベル。  初級者にアドバイスが出来るレベル。 【超上級】  コンディションを含む状況に応じて最高のパフォーマンスを出せる。  相手の状態、進み具合に応じて教えられるレベル。 では、初級から中級への段階で大切なこと。 大切なので繰り返しの部分もありますが。 最初は とにかく慣れる。 ことです。 ハーブオオタさんも、レッスンビデオの中で 弾かない日もウクレレに触ってあげて下さい。 掃除するだけでもいいの。 とおっしゃっていましたね。 その抱きここち、がしっくりくる。 そういう状態を目指すのですね。 さて、さて 始めたばかりの段階では、とにかく道具に慣れる その分野の体の使い方、頭の使い方に慣れる事が上達の早道。 自転車に乗れるようになった経験がおありですか? 僕の場合は姉が特訓してくれたのですが、、、 小学校中学年くらいでも補助輪付きの自転車に乗っており。 しだいに同級生が補助輪を卒業していくなかで(衝撃) いつまでも補助輪付きが非常に格好悪くなってきたので、 「一大決心」 清水の舞台から飛び降りる覚悟 大人への一歩を踏み出す覚悟(?) 映画アバターで主人公が飛ぶ龍を獲得しにいく覚悟(失敗すると殺される) 最初は転びまくって。 小さいけがを繰り返して。 (僕)「もう、一生乗れんでもえーーー!!!」  と泣き叫びながら、それでも許してもらえず。 (僕)「(後ろを支えて)持っておってよ!」 (姉)「もう離しとるがな」 (僕)「!!!!」 というようなことで、やっと転ばなくなりかけても 曲がれず木にぶつかったり、広場のくぼみにハマったりしながら 七転び八起きして乗れるようになったのでした。 乗れるようになってしまうと、何も考えずに 隣町までもお買い物やお友達のところに行けるようになり なんて便利なのかと思うのですが、そういう訓練ってやったことさえ 忘れてしまうのですね。 自転車ではなくても、自動車も近いものがありますね。 意地悪な教官に怒鳴られながら(汗) クラッチを徐々に踏み込みを浅くしながら、 左手でシフトチェンジを切り替えつつ(涙目) 右足はアクセルを踏み込みつつ。 右手はハンドルを持っている!!!! 対向車も来た! どこを見りゃいいの?! これってよく考えるとドラムの演奏並みの大事業ですね。 最初は知識もなく、無意識の領域から授業を受けて やりかたは頭で徐所に意識すれどもうまく、運転できず(教官怒号!) 緊張の連続の結果、やっとなんとか、意識してがんばってぎこちない運転が できるようになり。(話かけないで!) いつかは最後は口笛拭いたり、談笑しながらでも自動で 運転できるようになります。 この感じを思い出して頂けたでしょうか。 楽器演奏にしても芸術にしてもスポーツにしても 全く同じです! こういう道具、体、頭の使い方に慣れる事がスタートです。 そして第一歩は心から補助輪はずして、 ペダルを一歩踏み込むことからしか始まらない。 くれぐれも、安全には気をつけて。 とにかく最初は、下手にきまっているのですから ウクレレなど楽器なら触れば音がでる喜び。 筆であれば線がすーっと白い紙にひかれていく喜び。 スポーツなら体を動かすこと、球技ならシュートの気持ち良さ。 を味わっていきましょう。 とにかく、接触すること。 嫌にならずに、慣れて行くと自転車や自動車と 同じようにいつしか片手放しでパンを食いながらでも楽々こなしているという 状態が来ますよ。 コーチや教官は自分に合った人を選んでいきましょう。