2011年ウクレレ教室まとめ

今年は一時中断した教室もおかげさまでなんとか再開しました。 スカイプレッスンも少しずつ多くの方に利用してもらいました。韓国と台湾でもワークショップを行い、
ウクレレの効果的な弾き方を教えるとともに
自分の中での技術や学びに対する整理もしっかり行いました。
そして来年発表されるであろうウクレレ教則DVDの仕込み~撮影まで を完了しました。
まさにウクレレ教室も基礎を固めた年になりました。 エンジニア業の異動による関東から広島への引っ越しと 工場でのやったことのない新製品立ち上げ業務(夜勤あり) でへろへろになりながら半年以上かけて教則DVD向けの譜面を書きました。 一時期は僕自身の音楽的なアウトプットもインプットも無い状態。 毎日のマイカー通勤中に自分のアルバムを聴いて 録音したときの喜びやの気持ちを思い出して忘れないようにしていました。
こんななかで準備に準備を重ね、年末に台湾でやっと
DVDの収録を終えほっと一息ついているところです。
この仕事の中で学んだのですが音楽というのは、基本的に長距離走なのです。 今日練習して明日ぱっとうまくなってステージに立つというものではないです 基礎を固めて日々練習して昨日の自分より少しずつ、一歩ずつ向上していくような そんなものだと改めて認識するようになりました。 だけど、そのときに必要ないい教材がまだまだウクレレ全体として広まっていません。 広まった次の段階では今度は、それを地道に続けることが大事です。
本当の学びには相応の手間暇と労力がかかりますので手軽で気軽な楽器というイメージとこれからうまく調和していかねばなりません。 しかしまだまだ、情報は不足していますので僕はワークショップやDVDでどんどんウクレレの弾き方を公開しています。 もちろんレッスンでも熱意をもって取り組んでいます。台湾と韓国でもワークショップを行いましたが、
教えたことは

音楽の三要素(メロディ、ハーモニー、リズム)これを一度に弾くのが ウクレレソロであること。

これを支えていく肉体を作る基本のエクササイズ

そして曲を題材に3要素を活かしたアレンジを体にしみこませること

これは実は楽器の習得だけにとどまらず、あらゆる学びに使える原理原則なのです。
ウクレレが好きで皆さんと学んでいくのですが
そこで終わりではないんです。
この素晴らしい音楽を生活の中に活かして いかに人生を楽しんでいくかということなのです。ウクレレはそのとても素晴らしい手段ということになります。  僕がウクレレを通じて学んだことは数え切れません。音楽の豊かさ、それを分かち会うことの素晴らしさ。 基本的な大切なステップを踏んでいくこと。 そして人生も良く変わっていったので、とても先生に感謝していて そんなことが広められるウクレレ教師に僕もなります。 まだまだ微力ではありますが、ご縁のある方々と

音楽を通じてその人の可能性をどんどん表現していければと思います。

このページをご覧頂いたあなたもそうかもしれません。
ご縁がありましたら是非一緒に学びましょう。
2011年12月31日 ウクレレ教師 高橋重人