ウクレレ上達の法則:学習の3領域

 こんにちは!
本日は飛行機に乗り移動しています。
 
飛行機の中では、パソコンは使用時間帯が
限られますが。
 
メモやペン、本はいつでも使えますね。
脳みそも寝てもいいけど、考えることは出来ます。
 
 
人の意識的活動というのはいつでも行う事が
できるのですね。
 
 
■さて、一歩進む効率を良くする。
 
 試行錯誤の精度を上げる。
 そんなことを自分の好きな世界に進む為に
 まいにち少しずつ勉強している方が多いと思います。
 
 
■小さくてもその一歩が道となる
 そこで
 
 今日は勉強の3つの領域を分けてみようと思います。
 ①書物勉強
 ②現地調査
 ③実験
 
 になります。
 
■知識が一部の人のものであった時代
 また、大陸の圧倒的に進んだ文化を
 日本で学ぶことが最も効率的であった時代。
 

 書物勉強は大きなジャンルでした。
 江戸や明治のときもそうだったでしょう。
 
 扱うものは主に情報ですので。
 受け取る側の見識によって吸収率、得られるものが
 実は大きく異なるのが特徴だと思います。
 
 
■だから漢籍、古典の解釈
 なんていうのが先生として成り立つのですね。
 
 近くにないフィールドや大昔のことも知る事ができます。
 今アメリカにいないけどアメリカの事を学ぼうと思えば。
 蓄積、編集され淘汰された情報を学ぶ事は有効です。
 
■ウクレレや音楽でいうと
 理論とか歴史とかの勉強になりますね。
 
 
■次に、現地調査。
 これは1つの現場、事例から広く原因や
 影響を足で拾って総合的に物事を
 見ていく。
 

 書物みたいに時空を超えていくことは
 少ないですが。
 
 人の、息づかい、情や理屈では説明できない
 呼吸を含めた。
 「現実」
 から仮説、推論を立てていく領域です。
 
 AさんがBさんを殴ったのはなぜか?
 みたいなことは、ヒアリング、から始まる。
 いくら古典を読んでも見えてこない部分があるでしょう。
 
■ステージでパフォーマンスを出すには?
 という要素を集めていこうとすると。
 文章で得られた知見も携え。
 
 ステージという現場に足を運ばなければ
 なりませんね。
 身をもって肌で感じる。
 
 ここではノートとペン、メモが大活躍します。
 

 文章で得られた知見を実験してみたり。
 その情報や現場で得た知識の断片を集めて
 最後は論や方法に体系化していく。
 
■最後に、実験ですね。
 これはある仮説を、検証しやすい環境をつくり
 どんな条件で再現するのか、しないのか
 といういわゆる実験による確かめです。
 
 繰り返し再現性のある原理をとらまえれば
 応用により大きな効率化がはかれます。
 
 必要な情報を的確に伝える内容が決まれば。
 フォーマット化してしまう。
 これだって実験~応用の1つでしょう。
 
■演奏にあてはめると
 新しい技術の導入とか、創造のときに
 実験的な動作を行うことがあるでしょう。
 同じ方法で、くりかえし効果が得られるか。
 確かめていきます。
 
■だいたい勉強の種類はこれらに入りますので
 それぞれの特徴というか、限界や良い点をとらえつつ
 学びに活かしていくと相補って半歩のストロークが
 長くなったり、一歩を繰り出す速度が速くなったり
 する事でしょう。
 
皆様の興味のある分野においてもそれぞれの
項目を分類してみると面白いかもしれませんね。
 
深い分野なので、次回移行にもつづけましょう。
 
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 勉強は三分野に分けて考える事ができる。
 すなわち、
  ①書物勉強
  ②現地調査
  ③実験
 となるが、これらを相補いながら技能を体得し
 記述化により自分の方法論を構築することが
 勉強の1つの成果といえるだろう。
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