ウクレレ上達の法則:コンサートの準備と当日の過ごし方。音源アップ。

せんがわ劇場の演奏から一夜経ち、全身痛いです。
精神力も非常に使ったらしく頭の皮もガチガチに張ってました(笑)
ぼくはプロレスをよく見ていましたがやっぱりプロレスラーは凄いですね。
相手の技を受けきり、年間300興行
体力造りもいりますねー。
■とうわけで、コンサートを振り返り。  準備の仕方について書いてみようと思います。 今回は演奏25分    解説20分
 ということでお話を頂きました。
■ウクレレを全く聞いた事が無い 市民の方が主なお客様だから
 その楽器や奏法の解説を して欲しいという主旨です。
 というわけで、ウクレレの歴史 なども整理しプログラムを 作成しました。 (ソロに特化していますけどね)
■こちらが当日のプログラム ●ハワイアントラディショナル   ヒロマーチ   メドレーフロムウクレレブルース   (アローン〜サンセットトリル〜ハオレフラ)   マウイチャイム
 ●ハワイアンミートアメリカン   12番街のラグ   グーファス
 ●ウエスタンクラシック   星条旗よ永遠なれ   月の光
 というセットリストで望みました。 ウクレレの歴史やチューニング 奏法のまとめを、劇場側に送ります。
 当日朝に打合せて司会の方と 掛け合いで対話しながら 演奏する形態をとりました。
■1週間前から本格的にリハ開始 基本エンジニア業の後、夜に練習します。 元気があるうちに弾きたいので
 この期間は日課のメルマガなど 後回しにして 先に約30分練習します。
 最初は、全部の曲を流して弾いて (基本的に過去に暗譜している曲ですので)
 忘れている箇所、怪しい箇所をリスト化
■数日まえまでは、怪しい箇所を
 譜面を見ながら復習します。 これでもかというくらい、 ゆっくり弾きます。
 怪しい箇所を抜き出して覚えます。 その後、ゆっくりのメトロノーム練習。
 これもゆっくりめで弾きます。
■やはり最近のボディワークの知識でも ゆっくりの動作が脳の回路形成にいい ということで、ゆっくり弾きます。
 メトロノームが早く感じる部分は 弾くのが大変なところ。 難しいところ。 再度さらにゆっくり手に覚えさせます。
 逆に遅く感じる部分は走るところ 呼吸を意識して ペースをキープします。
■ある時点ではメトロノームを早くセットして どのスピードまでならキープできるか 身体で感じておきます。
 本番は心地いい速度より8割くらいの速度で 弾く事を今回は心がけました。
 メトロノームに「合わせる」 という意識だと。 聞いて→弾く  ということなので 「→」の分常に僅かにおくれます。 自分でリズムを作る意識で (今でも僕もずれまくりますけど)
 主体的に弾く意識で練習します。
■本番は緊張して、交感神経が優位になり  機敏な動きになるため 速度も速くなりがちです。
 なので8割キープで丁度いいくらい。 ここも練習中から呼吸を意識する事で 本番も呼吸に意識が少しは行き渡り
  急加速をだんだん防げるようになります。
■息が苦しいと  筋肉や脳に酸素が行き渡らないと 苦しさのあまり早くなっちゃうようです。  危険!にげろ!みたいな 野生の脳の指令でしょうか
■前々日には、怪しい曲だけ 練習しました。  怪しい部分、工夫したい部分は チャレンジです。
 直前で折れて簡単な弾き方にしても かまいませんが。
 毎回チャレンジし続ける習慣 これが少しずつ音楽を向上させてくれます。
 今回は、久々に弾いたマウイチャイム アレンジ変更箇所をよく間違える、 星条旗よ永遠なれを最後まで弾きました。
■前日はまたセットリストに従い 全部の曲を弾きます。
 昼に1セット 夜に部分の確認と1セット
■当日は朝、指のエクササイズと 怪しい部分を確認して 気持ちの上では怪しくない「つもり」 になっておきます。
 今回は11時開演と早いので 9時に会場入り
 着替えて、スタッフの皆様にあいさつ 音響さん、ミキサーさん、司会の方 楽屋の掃除のおじさん。
■みんなが協力して1つのステージを 作り上げるのですから。
 バンドのメンバーみたいなモノでしょうか。 おまじないみたいなことですが。 会場自体にもおねがいしますとつぶやきます。 (礼もします)
 ■会場2時間〜1時間前まで
 音出しのリハと 司会の方との掛け合いの相談。
 音出しは、時間が許す限り しっかりやります。 今回は1セット全部弾きました。
 この時点でトチルとびびりますが、 会場までにゆっくり直します。
■なっとく行く場合、いかなくても  今回、譜面やチューナーなどはそのまま 会場においておきました。 (忘れると痛いですから)  ウクレレ用の楽器スタンドは1個持参しました。 これは2台のウクレレを使うためです。 (ローGとハイG) まず、置いてある場所はありません。
■会場から開演までの30分は
 楽屋に戻り、トイレに行ったり  鏡をみながら「出来る!」 などと自分を励まして鼓舞することが 多いです。
 今回はひたすらリラックスに 集中?しました。  曲を演奏し終わり、拍手 お客様の笑顔を思い浮かべて にやけます。
■そして本番 会場に一礼し、客席に一礼し 着席。
 再度チューニング そして演奏です。
 //takahashishigeto.com/mimi/sundaymatine111.mp3
 どうしても行きたかったけど、イベント重複 遠くて行かれなくて残念だったという方々の
 希望を多数頂いたので、劇場がいつのまにか 録音して下さったmp3音源をアップします。
 全部で60M弱あります。
■緊張も、間違いもライブ演奏だから つきものです。
 目の前のお客様に音楽の楽しさを 大好きなウクレレの音を御届けし ミスは気にせず弾きます。
 大きな会場でも小さな会場でも 何度も、なんども、ミスってきました。 だんだん、動じなくなれますよ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 僕の心がける事はこんな点です。
 ゆっくり練習すること。 自分の限界速度を知り、普通より少し遅くひくこと。 聞いて下さる方々に好きな音楽を楽しんで頂くこと。 呼吸がとまったら意識して吐き出すこと。
 ミスするのが人間です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■音源の感想など頂けましたら大変嬉しいです。3日後までのリンクと致します。
喜びそうなお友達が浮かびましたらご紹介くださいです。