日々の営みの中の音に心が震える  朧月夜開始

さて本日から朧月夜をやります!
 
ウクレレ100動画No72
//youtu.be/KPte6-0CSEQ
 
 
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本日は少しながい日記をお届けします。
2泊3日の台北から戻りました。
 
台湾で活躍される唯一のハワイアンバンド
「パームハワイアンズ」
そのリーダーがリッキーミヤさんです。
 
何年か前に台湾を尋ねたときから

非常に良くして頂きました。
 
 
そして数回に渡り年末の日本人会の
イベントでの演奏に参加させてもらっています。
 
 
「ふれあいふぇすてぃばる」
というこのイベントは日本人会文化部の主催で
なんと今年で25回目だそうです。
 
 
子供が成人して、まだおつりが来る長さの
歴史をもつイベントですね。
 
 
日本舞踊や和太鼓の演奏などなど
日本伝統文化に加えて軽音楽やダンスの舞台。
また婦人部会の方々の手芸や書道、山水画に
中華の切り絵も展示があります。
 
伝統文化を通じて異国の人々が交流する
非常に素晴らしい事だと思います。
起業家の方達や台湾に定住される方もいますが
 
 
おそらく圧倒的に数が多いのは、現地駐在の日本企業の方
そして、その家族だと思います。
 
そのお子さん達は、日本語と中国語で教育を行う
幼稚園に通ったり、台湾と日本人の現地での結婚で
産まれたお子さんは台湾の学校に行く人もいるわけです。
 
 
その宿命というか、自分で選べない環境の過酷さというのは
あとで、大きな財産になったり、人によって
楽しい思いでになる方もいるのでしょう。
 
それは僕には想像の域を超えませんが
ともかく、
 
旦那達よりも
お子さんたちが奥様方は生活環境の変化、日常生活
を学業と言う時代というかそういう時期に異国にいることは
思春期だったり、子育てだったり
ものすごい大変なんじゃないかと想像しています。
 
そういった背景も何となく想像しながらという部分
ありますが僕がいつも感心感動するのは
 
椰子の実の実コーラスというママさんコーラス
日本人学校のブラスバンドの演奏です。
 
 
僕が初めてそのコーラスの演奏を聞いたときに
「椰子の実」「早春賦」などの日本の曲を聞きました。
海外でその曲を聴くめずらしい機会
非常にインパクトがありまして
 
なんてきれいな曲かと感激し
その後日本の古い曲に興味を持つきっかけ
となりました。
 
 
そして駐在員の家族が主要メンバーなので
何年か経つと入れ替わってまいります。
 
しかし、
だんだん、良くなっているように見えます。
すでにそのグループとしての1つの命
を持っているのでしょうね。
 
 
ブラスバンドも昔は中学生ばかりだったですが
今の小学生も中学生も一緒にバンド組んでいるといいます。
 
日本ではなかなか、できない経験でしょう。
彼らの友情とか人格形成にも影響がある。
幼い頃から幅広い年齢層の友人と音楽を通じて
楽しい時間が過ごせるのはうらやましい。
 
 
そして指導する方がおられ、日々の生活の中
この自らとグループの向上を楽しみながら
営んでいることの純粋さが音にもにじみでて
僕の心をうつのです。