こんにちは!
ウクレレ楽しい大學
助手の高橋です。
本日は、ピッキングソロ奏法について
成り立ちから特色を俯瞰していきたいと思います。
■発生の経緯
ここは聞いた話なので諸説あるかもしれませんが
ハワイの海辺
よなよな集まってウクレレの腕を磨く人たち
そんな彼らが、自然発生的に産み出したのが元
とのことですが。
ここは検証、研究の余地が多いかもしれません。
その後、日本にこの技術が渡るわけですが、、、
残念な事に
■ピッキングソロは街のスクールでは教えられない。
街のウクレレ教室にも良い先生は多いと思います。
しかし、カリキュラムにピッキングソロは無いでしょう。
もしあったとしても、
ギターのピッキング奏法をウクレレに適用したもの。
なぜなのか?
■ギターの奏法とは違う、ウクレレ奏法
灰田先生が日本にウクレレソロ奏法をもたらしましたが。
唯一の内弟子森先生がこの奏法を習得、さらに改良されました。
灰田先生はほかにも生徒さんがおられ
出版等ご活躍されました。
ただし、森先生はクラスをまかされるほどの腕前にも関わらず
その後映像と音楽の世界に入られたので神髄は暫く眠っていたのです。
現在のハワイの状況はというと
コンサートやテナーの大きいウクレレで
ストラム主体の奏法が主流の状態。
ピッキングソロほぼ廃れており
キモハッセイ先生くらいが伝統を受け継いでおられます。
本場のハワイで守られたものより
■日本で森先生がクラシックの表現技術を加えた!
このことで、
ピッキングソロは表現力を大きく向上させ
超ピッキングソロ、スーパーピッキングソロとして
発展、進化したものです。
格闘技なら打撃に加えて寝技もミックスした
最強の柔術と言ったところでしょう!
(木村政彦の柔道は最強の格闘技だったみたいですね)
だからこの技術は、今の日本で
森先生と高橋だけがお伝えしている
そんな特別なテクニックなのです。
■メロディ(テーマ)が明確になる
そして、何が他の奏法と1番違うかというと。
親指ではなく、ストロークでもなく
強力な人差し指のピッキングでメロディを弾く。
だからハッキリメロディが伴奏と分離してくるのです。
具体的には
ピッキングでメロディを弾きながら
同時にストラムで伴奏を入れて行きます。
つまりピッキングソロには
ピッキングの技術はもちろんのこと
ストラムの技術も相当ブラッシュアップして
組み込まれているのです。
■ボーカルの音量がしょぼいと。。。
反対にメロディが聞こえにくいとどうでしょう?
カラオケでマイクの音量が小さいと
歌がよく聞こえません。
ちょっと寂しいですね(汗)
ソロ奏法でメロディが立たないとあんな風に聞こえますね。
知らない曲だとなんだか分からなくなるわけです。
■メロディが大切な理由
そして多くの(ほとんどのと言い換えてもいいかも)
楽曲の最重要要素はメロディです。
なぜならば西洋音楽の歴史を考えると
メロディに曲のテーマを託して反復する。
そういう設計が発達してお約束になっています。
音楽に限らず芸術全般でテーマをいかに表現できるか?
というのが超重大要素でありつづけました。
(キリスト教の布教のため)
■ピッキング=メロディ=テーマ はっきり
ピッキングでメロディーがしっかり響く。
だから、ウクレレで音楽を表現するときに
ピッキングソロ奏法が非常に効果的なんです。
今後も、この演奏技術を磨き磨き磨き続け
自信を持って伝える活動を続けていきますよ!
本日はピッキングソロそのものの価値についてお話しました。
またお会いしましょう。
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生徒さんのお悩み(以前の教室や教材で教えてもらえなかった)
から以下を解説しました。
・楽に演奏できる安定感の秘密・疲れないウクレレの持ち方・右手の技術:ストラム(音色と音の長さコントロール):ピッキング
(ギターとは違うウクレレ独自の。。。)・左手の技術:運指の考え方(音を歌うように繋げる)(狭くならない角度の調整)(ルールを覚えると=全部覚えなくて良い)・上達する練習の考え方・物事が上達するための4段階(各段階でやることが違うので間違うと上達が難しくなります)・エクササイズの紹介・リズムの考え方(強拍弱拍は誤訳)・エクササイズの応用で曲ができる(演奏の設計という考え)etc…
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