9限目 ウクレレの2大奏法:ピッキングとストラム


こんにちは!
ウクレレ楽しい大學 助手の高橋です。

■さて恋話ならぬ、濃い話が続いておりますが

 今日も続けます(笑)
 右手の奏法には大きく分けると2種類。
 ピッキングとストラム(ストラミング)があります。

 同じ曲をそれぞれの奏法で弾いた例
 これが分かりやすいですね。

■ピッキングとストラムの例(動画)

 高橋のなかで(汗)
 ウクレレソロといえば「ヒロマーチ」
 ウクレレの楽しさ、素晴らしさを最大限
 表現できる曲です。

 

 この映像の最初の部分はピッキング奏法
 (ピッキング主体のソロ)

 2:02〜 
 ストラミングソロで弾いています。
 (ストラム主体のソロ=コードソロ=ジャカソロ)

■ピッキングとストラム

 ピッキング奏法とは、このように指で弦を引っ張り
 エネルギーを与えて放すことで弦に振動と回転運動を与えます。
 ここから音を生み出すのがピッキング奏法。

 ※同時にピッキングする弦の本数を加減し
  ハーモニーの数を調整できます。

 ストラム奏法とは指で弦を弾くのですが
 手首より大きな部分を動かして、
 通常は4本の弦を同時弾くのが
 ストラムという奏法になります。

 ※右手で4本を弾きながら
  左手のミュート(消音)テクニックを駆使し
  1本、2本、3本とならす弦を加減する奏法もあります。
 

■ピッキングとストラムとの比較

 どちらの演奏方法もソロ演奏にも伴奏にも用います。
 若干、伴奏ではストラムの比率が高いように思います。

 比較的、

 ピッキングはメロディーをはっきり弾ける奏法。
 ストラミングは軽快なテンポ感を出すのに優れる
 そんな奏法と言えるでしょう。

■再びヒロマーチにて確認しよう

 そしてヒロマーチの前半部分は
 ピッキングソロで弾いていとお伝えしました。

 しかし、この中にはピッキングとストラムの
 両方が入り混じっているんです。

 この映像では簡単にピッキングとストラミングを区別できます!
 右手の小指がボディーについている部分はピッキング
 指がボディから離れているところはストラムで弾いていますよ。

 ※きちんと両奏法が弾き分けられていない
  そんな演奏ではこの区別法はつかえません。

■ピッキングとストラムの役割

 そんな観点でこの動画を見てみると
 実は両奏法のコンビネーションで弾いている
 そんな点が理解できると思います。

 こまかく分解すると

 ピッキングで弾いている部分=メロディ
 ストラムで弾いている部分=伴奏
 という分担になっています。

 ただし、メロディ(テーマ)をピッキングで弾いています。
 なので、この演奏はピッキングソロと言えるでしょう。
 
 後半はメロディもストラムで弾くのでストラムソロ
 こんな定義を活用して行きましょう!

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 (ギターとは違うウクレレ独自の。。。)・左手の技術:運指の考え方(音を歌うように繋げる)(狭くならない角度の調整)(ルールを覚えると=全部覚えなくて良い)・上達する練習の考え方・物事が上達するための4段階(各段階でやることが違うので間違うと上達が難しくなります)・エクササイズの紹介・リズムの考え方(強拍弱拍は誤訳)・エクササイズの応用で曲ができる(演奏の設計という考え)etc…

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