ウクレレ教室〜良い演奏の条件 演奏の安定は全て設計で決まる。

■良い演奏の条件
高橋が、美しい演奏
感動のある演奏を
お届けするために
気を配りそして
演奏の設計に組み入れている
キーワードを紹介しました。
こんなのが挙がります
▼時間軸
▼解像度
▼安定性
▼コントラスト
▼記憶との共演
▼効率性
▼非効率
▼テーマ性=物語性
etc
ここから、毎日ではありませんが
1個ずつ挙げて解説しています。
■本日は安定感について!
本日は安定感について
お話します。
音に安定を与えるのは何か?
物理的安定
心理的安定
の2要素がありますが
いずれも、設計から産み出されます。
「演奏設計」
が全ての安定の根源なんですよ〜
意外かもしれません(!)
■しっかりした建物をつくるには?
何が必要でしょうか?
もちろん、しっかりした材料
きちんとした施工技術ですが、
どんな材料を使って
どういう方法で施工するか?
そう、設計で決まりますよね?!
手抜き工事はダメですよ(笑)
■物理的な安定
あなたの演奏中
こんな不安定な要素が
気になった事はないでしょうか?
毎回、弾くたびに違う演奏になる!
同じ音、粒をそろえて弾けない!
昨日は弾けたフレーズが今日は弾けない!
強い音が出ない!
思ったように強い弱いが弾き分けられない!
など
高橋も、きっちり勉強するまでは
いずれも、
精神力とか調子の善し悪し
とかで片付けていましたが。
まったく違いました!
安定した音は
安定した体の使い方
が必要だったのでした(汗)
■出来なかったのは、そんなこと知らなかったから
意識して見る事がなかったからです。
視点を手に入れるのは、思ったより
大変でしたが。
手に入れたら一生もの。
また、なぜ不安定か分からない(涙)
という状況は心まで不安になりますが
理由が分かれば、物理的な不安定を
探して、安定させることを対策として
考えればいいので、気持ちも落ち着きました〜
■体の使い方の安定は、言われて直した
実際にはこういうことを
レッスンで、右手!右手!ホールド!
と言われて、は気をつけ
気をつけては戻り(汗)
戻っては言われて
を繰り返して
身につけたモノです。
!=(怒)
ではなくて
!=(注意!!!)
ですよ
■体の使い方の安定【例】
たとえば
ピッキングの時に右手の
小指、薬指をボディーに
しっかり固定してピッキング
の作用を弦に伝えきる。
ストラミングする時も
手首の回転がしっかりできるよう
軸となる腕小指側を
ボディーエンド側に固定。
そしてそれらの前提条件ですが
しっかり立つこと、座ることが
できるように、座るなら坐骨で座る。
前かがみにならない姿勢etc etc…
■リラックス方法も含めまとめ中!
どこか調子が悪いと
かばうようにして
体のバランスが崩れていきます。
なのでなるべくリラックスする。
余分な力を抜く脱力も含めて
このあたりの基本事項は
現在、ウクレレの安定を決める体の安定
という内容でDVD教材を編集中です。
■このように特に、
音が弱い!
ばらつきがある!
と言うように
再現性が低くなる場合は
これらの、物理的な不安定が原因です。
昨日は弾けたフレーズが今日は弾けない(涙)
なんて言う時も
体の使い方が定まってない場合が
ありますので気をつけてみてください。
■心理的な不安定
もう一つの不安定要素は
心理的な要素があります!!!
心配事があると、もしくは
今夜デート!
などとなると目の前の
演奏から気がそれる。
こともあるでしょう。
いいこと、は気分が良くて
うまく活用すればプラスに
働くでしょう!
しかし、
主に、演奏の妨げになる心理的要素は
「判断がいちいち必要」
という状態です。
即興のプロはきっちりと
演奏しながら次の判断を
やってのけるスゴイ技術ですが
普通は、こんなことをやると
ガタガタに崩れます。
■演奏から判断要素を極限まで排除する
あれ!
どう弾こう!
とか思ってる間に
時間が過ぎていくので
本来のテンポに
間に合わないように
判断が入ってしまうと
ちょっと止まったり
完全に止まったり
流れが壊れてしまうわけです。
■手が覚えるまで弾く
これを回避するにはどうするか?
というと手が覚えて
ほぼ、半分無意識に弾ける。
頑張らなくても弾けるレベルまで
反復練習をする!
非常に単純!
シンプル!
やらなければ出来ませんが
やれば出来る話。
脳みそは使わない単純作業です(笑)
この曲難しいんだよね。
できないんだよね。
不器用なんだよね。
と行っている時間があれば
「正」の字を書いて反復した方が
いいわけです。
※もちろん譜面が見て良いのです
■全ては設計が決める!
というわけで
物理的な安定
心理的な安定
が演奏の安定に関わる!
という話をしましたが。
この安定を得るにはどうするか?
演奏設計をきちんとすること
手が覚えてしまうまで
何度も練習しようにも
どの指でどこをどう弾くんだっけ?
と決まっていなければ9回弾いても
3回ずつ3通り弾いてしまうかもしれません。
効果が減りますよ!
■そんなの面倒?
いちいち、各音を
どの指でどの技術で弾くか決める。
あいまいな部分は
譜面に書いていく!
なんて聞くと非常に面倒!
に思うかもしれませんが
まったく逆で
早い段階で1回決めてしまえば
今度は反復連取に身が入るわけです!
製造業のプロトタイプ、試作で
いい者が出来たらあとは、
ひたすら量産!
みたいなイメージです。
■一緒に体の使い方も設計する
各音を出すときの技術
ピッキングか、ストラミングか
その詳細、
アップピッキングかダウンか?
どの指を使うか?
その時、力を弦に与えるのは
どの部分か?
この部分は固定しない。
だけど、この部分を支える部分
は必ず固定しないと音が逃げますね!
(作用反作用の法則)
体のどこをどのように可動させ
そのエネルギーを弦にきっちり
渡すためにはどこを固定するか
これが使い方の設計と
いってもいいでしょう。
■人前で弾くとなると
意識が、そちらに奪われますので
さらに、意識して弾ける部分が減りますが
いずれにしても、
普段から弾けてない演奏ができる
ということは、非常に可能性が薄いもの。
まずは、きちんと
理にかなった演奏設計による
納得した反復練習。
そして、確実に弦に加えたい力
を加える体の使い方の設計。
これらを組み合わせたときに
音がしっかり安定してくるのです!!!
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
 
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