ウクレレ教室:演奏上達には音楽理論より生身の演奏理論

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<最近の活動>▼反省させられるご感想を再掲載───────────────────────────────────■こんにちは!高橋重人です。 本日も、ジャカソロ入門にトライ頂いている 高橋さんより 頂いたご感想を再掲載します。________________________ 高橋重人さま  早速ジャカソロ入門届きました。 ありがとうございます。 早速見始め勉強しています。 私は楽譜が読めません。 いつもtab譜のみで弾いてます。 ウクレレ初めて10年くらいなので ある程度はtab譜で弾くことができますが、 市販のtab譜を買いあさりましたが 最近はいまいち楽しめなくなってきました。 若干アレンジが単純で頑張って 練習する気になれないからです。 インターネットでも常にtabをさがして 購入しますがやはり数が限られています。 とくにジャカソロが好きですが 高橋重人さんやカマテツさんのジャカソロは 会得したい演奏ばかりです。 でもやはりtab譜が少ないです。 今回のジャカソロ入門もあのかっこいい ヒロマーチを練習したくて買いましたが、 tabも解説も一部のみで残念でした。 前作も購入し特に星条旗よ..とかは特によかったです。 ぜひあれぐらいのレベルの高いものを じっくり弾きこみたいです。 ヒロマーチ他の次回作期待してます。 また中上級のジャカソロtabおすすめあれば 紹介いただきたいです。 市販のものはまずそろってるのですが。 これ以上はやはりレッスンを受けて上達していくか、 音楽理論を勉強していくしかないのでしょうか。 ぜひ楽譜を出版していたたけると嬉しいです。________________________ 高橋さん、ご感想ありがとうございます。 ハワイアンピッキングスタイルについても トライしていただいてありがとうございます。 引き続き 回答させていただきます。■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【演奏上達には音楽理論より生身の演奏理論】───────────────────────────────────■出し惜しみではない(笑) ハワイアンピッキングスタイルというDVDは 台湾のウクレレブランドaNueNueと台湾の音楽出版社 合同で出版した高橋の教材処女作です。 https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/originallessondvd/hawaiian-picking-style/ 出版側からはタブ譜は収録曲の一部でいい と言われたんですが 高橋から頼み込んで、大サービス! 「星条旗よ永遠なれ」の譜面も含め (皆さんに少しでも喜んでいただけるように) 全9曲のタブ譜をつけております。 ■譜面と解説のバランス 「星条旗〜」ぐらいレベルが高いと(汗) 譜面内容に対して解説が少ないのは確かです。 そしてこれが行きすぎて 曲のレベルが高くなるのに解説が足りないと 譜面というより宝くじを売るようなもの 主に提供するのは期待と、弾けるようになるかもしれない という可能性ということになります。■そのように考えると ジャカソロ入門のような30分弱の入門作品で ヒロマーチをピッキングも含めまるまる解説する ということは少しムリがあるのです。 実際のレッスンでもヒロマーチを取り上げると 2時間1コマで一通りの説明が終わらず  2回目くらいで一通り説明が完了し、 その後もフォローし続けてマスターしていける そんな内容になっています。■今現在はレッスンでお渡しする内容 というわけで、今のところヒロマーチ 12番街のラグ、月の光 などなど ハイレベルな内容は実際のレッスンでお教えしています。 そしてレッスンでは譜面を無料でお分けしています。 ですが、ヒロマーチをやりたいという声が多いので ロードオブリングみたいな3部作の大作? になるかもしれませんが、企画して行きたいと思います。■難しい内容になればなるほど 実際にレッスンに参加するのがおすすめです。 ある程度弾く理論が頭にあれば良い譜面がある それだけで弾けてしまいますが。 それを学ぶ前は、譜面は宝くじに近い(涙) というのも一般の音楽理論というのは基礎的な ルールですが、演奏にまず必要なのは 音符の長さと休符の長さくらいでしょうか。■音楽理論は無くても演奏できる コード理論はどっちかというと設計に必要なもの 作曲や編曲にとって重要ですが、 うまく演奏するには必須ではありません。 これらは、概念操作であり 「楽器を生身の体で弾く」 という部分が入ってないからです。■演奏を上手にするには、 まずよく練られたアレンジの譜面 (ここが音楽理論です) (良い譜面が少ない話と矛盾もありますが) 自分で勉強してアレンジするよりは探される方が ずいぶん早道でしょうね。 そして以下のような演奏理論が有効です ・弾き続けるための右手の効率的な動かし方  (円運動のピッキング)  (ウチワを仰ぐ動きのストラミング) ・欲しい音色を出すピッキング方 ・欲しい音色やリズムを出すストラミングのやり方 ・演奏効率を高める最短距離での運指 ・安定感を出すためのボディタッチ  ・メロディと伴奏を物理的に弾き分けるコツ ・メロディに甘さを出すスラーをかける運指設計 ・単音弾きにコード感を持たせる技術 ・間違えず疲れにくいセーハの技術 etc etc etc いくらでも出てきそうですのでこの辺で止めますが(笑) 演奏のための理論ですね。 そういう勉強をされることが良いと思います。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛この記事は、メルマガより抜粋でお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ最新号が毎日お手元に自動で届きます。

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