日別アーカイブ: 2025年2月4日

【ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館調査&ここまでのまとめ】うずシス論4443号

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<今日のうずまきシステムデザイン論>
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
【ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館調査&ここまでのまとめ】
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■こんにちは高橋です!

昨日のメルマガを出し忘れて
寝てしましました。
結構疲れてます。

さて

こちらでも2月の予定が
入りつつあるのですが。。。

日本で入れてきた予定にズレが。。。
発生、あれっと思って修正していると

どうやら、Googleカレンダーが
ハワイ時間に修正かけていたようです(汗)
直した分はまた日本に戻るとズレる見込み(涙)

ズレてしまった予定を
修正するときに聞くことが
あるかもしれませんが
よろしくお願い致します(汗)。

さて、本日はハワイ大学マノア校
ハミルトン図書館でウケケの文献を
見てきました。

入口→案内→5Fハワイ資料館に行くと
親切に対応してくれました。

Ukekeを調べに来たというと
出てきた1冊目を眺めます。

うーん見覚えがあるなと
背表紙を見ると

「Arts and Crafts in Hawaii」

ビショップミュージアムで見たやつです。
調べると中古99ドル、電子ブック19ドル。
おお、ネットで読めるのか(汗)

来てみてわかるものです(!)

一応図書館のサイトで一通り調べてきたので
ここでしか見られないものをお願い。

すると、IDと交換(日本の免許で大丈夫だった)
で2冊の本を出してくれました。

1冊は卒論のようです
「Hawaiian musical Instruments」

ウケケはヤシの繊維や布で
速くピッキングされた。
と書いてあります。

1冊は過去の本(タイプ、活字?)を
「Ancient music of Hawaii」
スキャンしたものが製本されています。

Used in love making と書かれていますが
セックスしながら使ったんでしょうか???
「森先生からは愛を語る時にも使われた」

と聞きました。(他の誰からも聞かない表現)
チャットGTPは語るとは言い難い。
行為中の意味が強いと言ってますね(汗)

もしくは

フラの時に演奏された。
とのことです。こちらは平常心でかけますね。

ウケケは口腔内を共鳴させると言いまして。
(森先生は頭蓋骨と言いますが)

唇や舌の使い方で語るように
意味を伝える説も書いてあります。

フラの動きとともにメロディを伝える楽器
というよりは言語を伝える伝達手段の傾向が強いですね。

この2冊だけでしたので
Ukekeの資料は本当に少ないんです

あとは、調べていると
ニュージランドの弓系楽器
「ku」は棒で叩くと音が出た。
と言われる記述も出てきました。

これは棒で叩く梓弓との関連を
感じる記述です。

さて、一度ここまでの調査で
類似性をまとめておきます。

灰田先生の本

ポルトガルのギター職人が
ハワイネイティブの「ウケケ」を参考に
ウクレレを作った。

ジョンキングの論文
「A New History of Origins and Development of the ‘Ukulele,1838-1915’」 John King and Jim Tranquada

ポルトガル、マデイラ島からのルーツである楽器は

「マチェーテ」(マシェテ)である。

(ブラギーニャは20世紀の用語)

日本の製作者一十舎(Ittosya)さん曰く

「ウクレレの起源はブラギーニャ説をもう一度考えてみた」
https://ittosya.net/origin

「ラジャン」
もマデイラ島の5弦楽器であって
チューニングやフォルムからラジャンも
ウクレレ創造の参考にしたであろう。
とのこと。

さて、

「A New History of Origins and Development of the ‘Ukulele,1838-1915’」 John King and Jim Tranquada

に戻り

旅行家のヘレン・マザーが記す内容に。
ガレ・プロナー・ノーブルによると

ハワイの先住民はこの新しい楽器を
「ウケレレ(ukelele)」と名付けた。

ウケ(uke) は木を叩くという意味
レレ(lele) は跳ねる、叩くという意味

ということで
よくある
ウク 蚤
レレ 跳ねる

という説とは違う由来が示されている。

高橋の経験
森先生から聞いた
(灰田先生から教わったという)

「ウクレレは叩く楽器」
という「叩く」が2度も合致する。

森先生から教わったギターの奏法とは違う

「叩くピッキング」

このピッキング奏法が
もっともウクレレらしい音色
を生み出す技術の1つであるのは
感覚的にしっくりくる。

さてもう少し、ここまでの高橋の
ルーツ探訪をまとめる。

Ukekeのような口琴類の楽器は
環太平洋全域にある(一般的な話)
インドネシア、フィリピン

その中の1つがアイヌのムックリ
アイヌ文化は縄文の色彩を強く残す。
また本土の青森のイタコというシャーマン
(なくなった人の魂を現世に呼び戻し会話を仲介する)
の最も大事な道具は「梓弓」

これは弓であり棒で叩いて音を出す。
イタコ文化も縄文系の文化である。

ウケケも縄文の海洋民の文化とつながる仲間であるから
元々は先祖の魂を呼び起こすような力があるのではないか?
という推測をする。

縄文人は昔言われたような
未開人ではなく、現在の科学とは違う
方向性でものすごい文化を
持っていたとだんだん理解されてきている。
(文字を持たない、テレパシー?)

少し話がそれますが

中国の哲学者孔子
「Confucius」(コンフューシャス)
は偉大な音楽家でもあり

彼が再興を目指した周の「楽」はレベルが違い
気持ち良くなるとか、癒されるを超えて
人が死んだり、癒されるパワーがあった。

また、古い漢方の言い伝えでは
「楽」が先にあり上記の病を治す力を持った。

「薬」とは上記の楽と同等の効果を持つ植物に
その名前を当てた感じだというんですね。

シンプル→複雑(草冠を追加)
は合点が行きます。

ここをつなぐ学問は現在ないです。
コトタマ学では日本初で世界に精神文明が
拡散していったなんて話もありますが

縄文の精神文明はすごかったので
どちらが先と言わなくても孔子の前の
文明、文化とやりとりがあったかもしれません。

こんなふうに、ウクレレ以前のウケケも
すごいパワーがあったのではないかと思うのです
(マナ)

ウクレレもウケケを学ぶことで
元々「楽」が持っていたような
すごい力を取り戻せるのではないか?

それは現代人にとってもすごい
役に立つ、いいことではないか。

とこれは、あるなあと
直観してタカハシは調査しているんです。

楽器としてのウクレレ
もなんだかシンプルは
島の楽器?

小さな4弦のイメージからは
程遠い、複雑な?西洋クラシックを
表現しきる力を持っています。

その時点で、なんか違うよね
小さなギターなんかじゃないよね
とタカハシなんかは肌感覚でわかり

流行ろうが流行らまいが
35年前にウクレレを開始して
そして灰田先生のお弟子さんである
森師匠に会うことができた。

今でも学び続けている。
ハワイまできて調査している
ということでしょう。

1回ちょっと来たくらいでは分からない。
それがわかるだけでも意味があるのです。

文章では残されていない。
縄文もそうだし、ハワイもそうです。
なぜなら文字で書かれた歴史は
意図によって都合よく残ります。

言いようによっては嘘です。

しかし、口伝というのは
同じ志を持つ師匠から弟子に向けて
残されるものなので遥かに
正確性が実は増すんですね。

政治とか抜きですからね。

そんなわけで
灰田先生、森先生から聞いた話は
灰田先生のお父様の人柄から見ても

とても信頼が置けると思っています。

こんなまとめを持って
ヤノ教授とのミーティングに向かいます。
よく眠らなくては。

つづく

━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛

【今日のハワイ:あと6日】

明日はハワイ大学文化人類学のヤノ先生
ウクレレ、ハワイ音楽のバイロンヤスイ先生
とお会いする予定です。

ちゃんと朝起きなければ。

【活動予定】

2月24日 コミュニテイラジオ出演
コマラジ HONEY on BERRYのUkuleleDoki
にゲスト出演します。

昨年末のイベントの演奏を見られて
お声がけをいただきました。