■こんにちは高橋です!
昨日は年末の自由が丘の演奏
今月の上海コンサートに向けた準備
洗濯機を3回まわしつつ音出し。
コインロッカーで乾燥機をまわしつつ音出し。
合間に映画「ロッキー」を見ています。
自分の予測や期待どおりに進まない事
もちろん日々ありますが
ロッキーのテーマをくちずさみつつ
闘士を燃やしています(笑)
■弦についてご質問
Iさん
9月の体験レッスンに参加
来週より個人レッスン開始。
___ここからお便り(抜粋)__
高橋先生お世話になっております。
Iです。
中略
質問3:弦について
現在私はソプラノロングネックに
オルカス(ブラックフロロカーボン)
ミディアムを使っていますが、
ピッキングで初心者に適した弦は
(ライト・ミディアム・ハード)など、
張りについてどれが良いとお考えですか?
参考までに教えてください。
中略
以上、初心者で
わからないことだらけです。
しかし、3年か5年後位に
『ヒロマーチ』や『月の光』
にチャレンジしている自分を想像し、
ワクワクしています。
すぐには弾けるようにならないのは
承知していますが、地道に
レベルUPしていければと考えていますので、
よろしくお願いいたします。
以上
Iさん
_____ここまでお便り_____
Iさん
ここ数回でたくさん頂いた
ご質問に答える形式で情報を
お伝えしています。
「体験後のご感想→右手のピッキングは円運動!」
https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/howtoplayukulele/kansoupickinground/
「爪についてのご質問=ピッキングへの影響」
https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/howtoplayukulele/pickingandnail/
をお話ししました!
■ダイジェストとして
右手のピッキングは円運動でエネルギーを
効率的に弦に渡す(反復運動ではない)
爪の音と指の腹の硬さで音質と伸びが変わる
アップピッキングでメロディ
ダウンストロークで伴奏
を弾くときに
メロディは指の腹、伴奏は爪
の音となるためタカハシは爪を伸ばさない
という選択でメロディと伴奏の音質を変えている。
■その上で弦のテンション(張りの強さ)
についてお伝えします。
こちらもいつものように
しくみからお話しますと。
弦は同じ材質だと
細いほど高い音
太いほど低い音
になります。
弦の種類でテンション(張り強さ)
が弱いほど細く、強いものは太い
だから、同じ音程にチューニングするには
太いものは強く張る
細いものは弱く張る
反対から見ると
テンション弱い弦は細く
テンション強い弦は太い
という傾向となります。
素材、密度で音程は変わります。
※弦長が長いと音は低くなる
→同じチューニングだと張って高める
テンションは高くなる。
ロングネックは同じ弦でも
テンションが高くなります。
■ピッキングの運動と指ダメージ
ピッキングの動きが円に
なってくるとテンションが強くても
大丈夫なのですが
反復運動の要素が強いと
テンションがダメージに繋がり易い。
反復運動で弦を引っ張っていると
これは筋力を使うので拮抗筋も働き
筋肉疲労度が高くなります。
円運動は筋力をセーブして
指の運動を弦にぶつけることで
この動きができてくると
弦にエネルギーを渡すので
ダメージは少ないんです。
■ピッキング初心者
最初はとかく反復運動に
なりやすいので
テンションはミディアムか
指痛ければライト
で開始すると良いでしょう。
円運動がエクササイズで定着
してくるとテンションが低いと
物足りなくなってきます。
■テンションと音色の関係
ピッキングは円運動で指の
エネルギーを弦に叩き込む
わけなので
テンションが低いと反応が弱い
テンションが高いほうが反応が良くて
じつは音の強弱に幅が出せるようになります。
ということで
タカハシはローGのウクレレには
ウクレレ用ではなくもっと太い
ギター用の弦を張っています。
初心者には強すぎるので詳しくは
これはレッスンでお話しますね。
■強いテンションでピッキングできると
弱い、強いピッキングが
コントロールできるのですが
強いテンションの弦ほど
強い音が出せる
また、最大音量も出せる
だから
全体の表現レンジが広いんです
こうなったあとに、テンション低い弦
を使うと弱すぎて物足りなくなります。
■勘違いしやすいのは
指をエクササイズ等で
鍛えると言っても
筋力を鍛えるわけではありません。
回転運動の大小や
弦を叩くコントロール
速度が重要です。
脳が命じたように指が動く
この神経伝達を鍛えるんです。
まずは普通から弱めのテンションで開始し
だんだん強いモノを試して行きましょう!
(痛みがある場合はいちどテンションを下げる)
特に練習して痛みが出易い方は
左手右手に関わらず、
体の使い方に改善の余地が多い。
(筋肉を多く使う傾向)
そんな傾向があります
いきなり高いテンションではなく
動きを身につけながら
高いものを試して行きましょう。
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