ウクレレのエクササイズは「ハレとケ」の「ケ」である

<最近の活動>
▼ご感想

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■日は高橋重人です。
きのうはCDを1件発送。

冬布団を片付け。
明日のゴミにだします。

また頂いたご感想を紹介します

_______ここからご感想________
高橋 重人様 

ウクレレDVD Vol .2・3セット及び
CD「Roots Trip」と
おまけのDVD「ウクレレ3分クッキング」
の早速の発送をありがとうございました。

残りのVol.1セットも昨日、届きました。

そして、一通り、全てを視聴させてもらいました。

Vol.3の「海」のレガート奏法は、
魅力的な演奏法ですね。

ただ、かなり早い奏法なので、
上手に弾けるようになるには、
練習量が必要だなと思いました。

また、Vol.3の奏法解説画面では、
正面と側面の両方の画面が出ていたので、
指の動き等が見やすかったです。

Vol.1では、強拍を表現するのに、
指で強く弾く事の他に、

和音にして音の量で表現する方法
もあるという事を知りました。

また、ピッキング・エクササイズは、
地味なやり方ではあるけど、
音の粒やリズムを揃えるのに
効果的なやり方だと思いました。

また、全体的に、演奏のやり方など、
一つ一つ、丁寧に解説されていたので、
わかりやすかったです。

どうも、ありがとうございました。

Kさん
_______ここまでご感想________

Kさん

ご丁寧なご感想をありがとうございます!

また

「わかりやすい」
「ていねい」

といった嬉しいご感想
励みになります!

すこし補足しますが

強拍と弱拍の話、音楽的には
強拍というのは強い、という概念ではなく。
長い。跳ねない。という概念です。

弱拍は短い、ハネ気味。
と解釈してもいいと思います。

なので、キラキラ星は平坦な強さでひいても
必ず強拍は強拍に、弱拍は弱くなる設計です。

強さを変える必要はないということが
ポイントなのです。

4〜1弦を弾く指のピッキングの長さも
音の長さに変換されます。

力の強弱ではないということ
がお伝えできればと思います。

さらに、Kさんのフォローも兼ねて

■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜

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<今日のうずまきシステムデザイン論>

【エクササイズは「ハレとケ」の「ケ」である】

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■墨の色が映えるのは白い紙の上

 
書道の分野で淡墨(たんぼく)
で文字を書くと、にじみが出て。

何とも言えない、濃さ薄さの墨の色を(墨色:ぼくしょく)
を引き出し、味わう事ができます。

紙が汚れていたらどうでしょう?
ダメですよね。

墨で汚れないよう、注意して作品製作するのです。
この白一色が墨を引きだすから。

■電源の落ちたテレビの画面は黒

液晶テレビなんかでもスイッチが入ってない
オフの時は真っ黒な画面になっていますね。

この黒さが黒いからこそ
光で画像を描いた時それが鮮やかに
際立ってくるのです。

■テンポがあるからリズムが生まれる

楽器の演奏でもおんなじで
まずは一定のテンポが刻めるからこそ

この上に変化をつけて
リズムと言うものが生まれてきます。

しょっちゅうテンポがコントロールできずに
変わっていれば、、、

表現で変化させたのか
不意に変わってしまったのかがわかりません。

不安な音になってしまいます(汗)

■ハレとケ

日本文化を分析した言葉で

ハレとケなんて言葉がありますが

普段の日常生活(ケ)の日々があるからこそ
(ハレ)の日の祭りだったりとかお祝いの

ご馳走やお酒が引き立ってくるわけです。

この日常がなくては毎日宴会では

忘年会シーズン、学園祭の終盤みたいに
酒も美味しいから呑んでいるのか
なんだか分からなくなって来る。

■エクササイズはケを造り出す。

 
そしてエクササイズは
おっしゃるように音を揃えるためです。

これらが揃わないと、
変化させて弾いたときに、
肝心の変化が見えてこない。

そう、エクササイズで造り出すのは
真っ白な紙であり
テレビの真っ黒な画面であり

一定のテンポ
一定の長さ
一定の音質

という「ケ」の部分なのです。

■ケの応用でハレを奏でる

また、このエクササイズが基礎となり
そのいくつかの動きの組み合わせで

「ハレ」の部分を含めて
「ハレとケ」で曲全体が出来て参ります。

■ハレを楽しみにケを奏でる
 

だからこそ、
例えばピッキングのエクササイズをしている。

3連符でドレミファソラシドを延々弾くのですが。
この音の粒を揃えようと、長い時間をかけて気長にやる。

あまり、頑張っらなくていい。

ここからが、すべての表現のスタートだと考えると
このエクササイズ1つとっても

えもいわれぬ味わいが生じてくる。

━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛

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