ウクレレ教室:メロディにきらめきを与えるストロークの原理

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<最近の活動>▼体メンテナンス〜勉強会───────────────────────────────────■こんにちは高橋です! 昨日は体のメンテナンスそして コミニュケーションの勉強会に参加しておりました。 自分自身の夢についても思い出しました! さて本日はオンライン音楽教室の動画を活用し さらにストロークついて学んでいきたいと思います。 https://www.mikrolesson.com/lessons/146■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【メロディにきらめきを与えるストローク法】───────────────────────────────────■ジャカソロはストロークが肝心要
 特にジャカソロはストロークでメロディ,リズム,ハーモニー これらを操って行く奏法。 そこで右手のストラム=ストローク こちらが、大変重要なポイントになってきます。■根本的なストロークの考え方 ストロークの動きについて動画でも詳しく説明していますが その根本になる考え方はなにかというと 指先の速度をいかに早くするか? 指先が弦に触れる部分の速度を最大にしつつ 体の動きを最小限にすると言う考え方です。
■速度があがるとエネルギーが増える 指先が弦に触れる速度が最大になるという事は 指から弦に与えるエネルギーが最大になる。 実際に感じることですが
 ストロークもピッキングも
 スピード感が出たときに 
 カラっとした”きらめき”のある音になるんです。
■腕を沢山振らない!その理由とは やってしまいがちなのが 腕をガンガン降ってストロークをやること。
 ライブでパフォーマンスとして腕を振る。 そんなパフォーマンスは少なくないような気がしますが エネルギー効率は良くないので僕は真似しません。
■エネルギー効率と腕の関係  何故かというと 腕を1つ動かすのに必要な標準時間をご存知でしょうか? 指先を    動かす時間を1 とすると
 手首から先を 動かす時間は2 腕から先を  動かす時間は3 二の腕から  動かす時間は4 ざっくりこういう関係になっているのです。 (実際には上記の数字かける0.129秒) なので腕を動かすと手首の動きの3/2倍の時間が必要。 二の腕からだと2倍の時間がかかります。 だから腕を振りながら、手首の回転と同じ速さで弾こうとすると。 標準速度よりもかなり頑張らないとできません。
■頑張ると、力み、余計な力が。。。 腕を使うということは、手首から先の動きに比べ もともと時間がかかってしまう動きをすること。 このスピードを速くするために、膨大な筋力を使う。 すごく頑張ってエネルギーロスが大変多いわけですね。 (プロレス的かもしれません) エンターテイメント的にはもちろんアリです。 ただし、生きるか死ぬかのガチンコの試合だと負けます。(つまり死にます)
■腕や指のカタチも鞭のごとく速度を出す工夫 さて動画の中でも説明しているように 指をいきなり直角に曲げるわけではなくて だんだんと曲げて行って最後に腕と指が90度に近くなる。 どうやらこのカタチは、鞭のカタチに関係付けて 考えてよさそうな気がしています。 サーカスで猛獣使いが使う鞭 振ったときに出る音は、鞭の先が音速を超える。 このときに出てくる衝撃波だそうです。 おそらく、鞭のように、しなやかに動きを だんだん高速に変えて先端に伝えるカタチ。 これがストロークにも有効なのだと思います。 だからいきなり直角には曲げない(笑) しだいにしなやかに曲げて行くのです。 いづれはウクレレの力学を研究する人が出てきたら これも証明出来るかもしれません。(笑)
■エネルギー最大領域でメロディを弾く そしてメロディをきらめくように弾きたい! そう思えば、ストロークの中でも最速のタイミングで メロディを担当する弦を弾けばいいわけです。 ストロークの動きは上端から始まり 下端で止まる(スピードゼロ) また上に行きと止まる(スピードゼロ) スピードゼロとゼロの間。 つまりストロークの中間が速度最大です。 そしてジャカソロは1弦にメロディを割り当てる事が多い。 その次は2弦にも割り当てる。 だから、ストロークの中心を1弦に持ってくる。 2弦と3弦の間ではないわけです。
■原理原則と個性の調整  原理原則と言うのは、今回の速度とエネルギーの関係 これを使えば誰でも、再現性を持って演奏に活用できる。 (真の知識ですね) あとは、楽器のサイズやつくり、各個人の体の大きさなど 個性の部分について、自分で練習しながら探索する。  これが、今回の動画の奥にあるもっと深い部分ですね たいへん重要な根本的な考え方をお伝えしました! 参考になれば幸いです。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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