ウクレレ教室:伸筋を意識して、より人間らしくウクレレを弾く?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【伸筋を意識して、より人間らしくウクレレを弾く?】───────────────────────────────────■ウクレレは人間らしい(?!) さて再び「脱力」の極意は全てに通ず 読んでおります。何度読んでも気づきがあります。 2本足歩行をはじめたことで前足が手になる。 その手でウクレレ弾くなど(笑) 人間は非常に人間らしい活動ができるようになった。 ということが書いてありました!■伸筋とは? 4足歩行のときの名残で 人間の屈筋についての意識はありますが伸筋には 意識がうまく働いていないとのことです。 屈筋と伸筋という言葉、あまりなじみがないですよね。 腕で言うと力こぶの方が屈筋 腕を曲げた時にぐっと力が入る所ですね。 それに対してその腕の反対側(外側)にあるのが伸筋となります。 ちなみに専門用語では力こぶのところが上腕二頭筋、 反対側が上腕三頭筋と呼ぶそうです^_^■ウクレレ弾きは上腕三頭筋がコル? 高橋、よくマッサージに行きますが(涙) 言われるのが、あまり普通の人がコラないとされる この腕の外側の筋肉がすごくコってますねと言われます。 テニスをやる方などもかなり違うらしいですが 演奏する身体も違ってくるそうですよ。■伸筋を演奏に多用している。 発達していてコっているということ つまり、この腕の外側を演奏でかなり使っている。 と言う事になります。 上腕三頭筋城だけじゃなくて いろんな場所の伸筋を使っているはずです。 たとえば、人指し指のアップピッキングは屈筋ですが 返す刀で行うダウンピッキングは伸筋になりますね。 手のひらではなく、背の部分の筋肉なども使いますね。 昨日お話しました、ダウンストラムでもわずかにですが 腕を開く角度にすることから上腕三頭筋を使っている事は予想がつきます。■伸筋は言葉ではなくイメージでよく働く  大事なのはこの分析ではなくて 実は意識的に力を入れようとか頑張ろうとかする このときに腕という言葉を意識すると屈筋(二等筋の方) に力がついつい入ってしまって。 おなじ腕の伸筋(三頭筋)が使いにくくなるんだそうです。 二本足になってからの歴史が浅いからだそうですね。 そこでこの屈筋と伸筋をうまく分離して使うにはイメージ を使うのが重要とのこと。■ウクレレの奏法伝達にもイメージ なので全体の筋肉をうまく使うには イメージを使うというのが非常に良いのです。 というわけでストラムをレッスンする時も 手首の回転と言う言葉を使うんですが 同時にイメージとしてウチワで仰ぐとか ドリルで穴を開けるようなイメージをお伝えしています。  声が小さいと言われたので、カンフー映画みたいな喋りですが。。。 ↑扇子で仰ぎながらストラムを教える動画。  また、骨格を骨のモデルを用いて説明することで イメージと実際の動きの違いも埋めていったりします。■ビジュアルをレッスンや教材でうまく使う 言葉と動きのイメージを使って説明できます。 教材となると譜面だけよりもやはりDVDやYouTubeの動画 というのは非常に情報量が多い事がわかります。 なので、内容もいろんな先生方から言葉を聞かれた時も 映像にしてイメージすることは非常に効果があります。 むしろ先生が動きを言葉にうまく出来てない場合もありますので(汗) 先生の動きをよく観察してその言葉と結びつけていかれると良いかもしれません。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方はこちらの無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、メルマガより抜粋修正してお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ高橋の日々の思索を綴った最新号が毎日リアルタイムに自動で届きます。