━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<最近の活動>▼星条旗よ永遠なれ 修正───────────────────────────────────■こんにちは高橋です! 昨日は間音源聞いていただいた星条旗 ほぼほぼ、今回のアレンジを決定盤として練習しております。 星条旗よ永遠なれ https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/?attachment_id=4764 本日もこの曲について お話しましょう。■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【弦の魔術師と鍵盤の魔術師から学ぶ音楽性】───────────────────────────────────■2:05 上記で紹介した動画の2:05〜 曲の途中で上昇して下降する特徴的なパターンがあります。 以前はここを全部ディミニッシュで弾いていました。 これは何年も前にニューヨークに行った時 ジョエル(ロイスメックの愛弟子)がワークショップで教えてくれた そんな、アレンジを参考にしたんです。■弦の魔術師 ロイスメックというと弦の魔術師といわれましたね。 勢いがあって良いアレンジだったと思います。 しかし高橋もピッキングソロを核にこの曲をアレンジしました。 そして、作曲家の意図を大事にしたいと考えたとき。 勢いで情緒感を出すのではなくて、 きっちり音階でコード感を出したい! そう考えて、 1回目はナインス系、2回目はディミニッシュ 最後はメジャーにて解決する。 そんな風にアレンジし直しています。 そのとき、原曲のスコアをしっかり研究し直して。■鍵盤の魔術師 かつ、ピアノ譜面も参考にしました。 ピアノでのこの曲の演奏では、鍵盤の魔術師。 (魔術師!) ウラディミール ホロヴィッツ の演奏もスゴイですね。 https://youtu.be/TxO9k53IsMU 彼の星条旗は色んなピアニストがカバーしています。 対戦中のアメリカのコンサートではアンコールでこの曲をやるまで 聴衆が帰らなかったそうです(笑) ホロヴィッツを知っただけでも、生活が豊かになる そんな気がします。■作曲家の意図にたちかえる さて、ここからは、そんなもんか と思って読み飛ばして頂ければかまいませんが。 よく省略される最初の部分も (Aとしましょう:ホロヴィッツ 1:18まで) 有名な次の部分があります。 (Bとしますか:ホロヴィッツ 1:18以降) ウクレレの演奏ではB部分が主体で弾かれて。 かつ上昇下降の部分がかなり乱暴にアレンジされることがあります。■音楽的な解釈 ただし、曲を丁寧に聞くならAがあるから、Bが活きる。 ということが理解できると思います。 B部分も単純な繰返しではなく2回目以降は高音の美しい部分。 (オーケストラではピッコロで弾かれます) ただ、強くなっていくというロックの解釈とはまた違うんです。 よりゆったりと、雄大になってい行きますね。■高橋の星条旗に込めたテクニック ということでBの1回目は弱く弾くために、 ウクレレの右手の小指薬指をあえてボディに付けない。 (2回目からは付けて、3回目は強く付ける) また流れる部分はアップのみのピッキング フォルテで強調する部分はつまむピッキング クレッシェンドは1本、2本、3本、4本と ピッキングする弦を増やしていき 最後はダウンストラムで打撃音を出して シンバルも入ったような効果を演出しています。 僕のレッスンではこういう技術と意味を説明し 譜面で共有しております。 皆さんと音楽的なウクレレ演奏を分ちあえるのが 今後もとっても楽しみです!━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方はこちらの無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、メルマガより抜粋修正してお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ高橋の日々の思索を綴った最新号が毎日リアルタイムに自動で届きます。
ウクレレ教室:弦の魔術師と鍵盤の魔術師から学ぶ音楽性
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