ウクレレ教室:繰返し=命=大切なもの を表現するのが音楽の役割

【繰返し=命=大切なもの を表現するのが音楽の役割】───────────────────────────────────■部分を束ねる流れに音楽を感じる。 昨日は技術要素など部分の集合が音楽ではなく これを束ねる流れ。 まとまりに人は音楽を感じるのではないかという話をしました。■音楽のテーマ   そして多くの場合メロディーにテーマが託される そんな割合が大きいわけですが。 このメロディーが繰り返されることが 音楽の特徴ではないかと思っています。■何コーラスも歌う  歌詞を変えながら同じメロディーを何度も 3コーラスも4コーラスも歌うわけですね。 例えば 「春を愛する人は〜心清き人〜」 と1コーラスがあり 「夏を愛する人は〜心強き人」 「秋を愛する人は〜心深き人」 「冬を愛する人は〜心広き人」 と4コーラスも、実は5コーラスも 歌詞は移り変わりつつ 同じメロディで繰り返されるわけですね。■歌詞は「春」「夏」「秋」「冬」 を題材にしつつも、メロディ、曲のテーマは その季節に映し出された「人」そのものに 深く迫っていくわけです。 清く、強く、深く、広く、 ありたいというテーマでしょうかね。 各コーラスより1つ上の抽象的な次元に 曲のテーマはあるわけですね。■変化と繰返し また、歌詞が変化する場合もあれば 楽曲が繰り返されるなかでも微妙に変化がする そんな曲ももあるかと思います ただし、共通部分は同じであると言う認識ができる そんなレベルでの再現性、正確さも1つ重要です。 これは変わらない部分です。■そもそも繰返しは生命の営みそのもの そもそもこの繰り返しと言うことが 生命の営みそのもののあり方。 そんな気がしますね。 身近なところでは心臓や肺の動き。 呼吸などと言うのも、生命の営みそのもの。 繰返しそのものですね。 これらも毎回同じようにみえるけど、微妙に変化していくものです。■繰返しのリズム、サイクル 天体の運動から持たされもたらされる日のリズム、サイクル。 月の満ち欠けによる30日前後のリズム、サイクル。 また1年の中の季節の繰り返しのリズム、サイクル。 こういう、繰返しの類似性と変化 これを音で表現する。 命を音で表わすとそこに音楽性というものが 生まれてくるのではないでしょうか。■そして反復というのは成長とイコールでもあります。 身近なところに戻りますと曲を練習する時にも 反復練習と言うのは大変重要。 部分の反復から全体の反復に、また部分の反復 そして全体の反復と行き来する事で曲を深く掘り下げつつ マスターして行く事ができます。 これは脳の回路の形成そして、すなわり成長、上達 そんなキーワードとダイレクトに繋がって行きます。 これもまた面白いところでは無いでしょうか。 音楽に限らず重要な事は何度も繰り返します ましてや強く訴えたいことがある場合 なおさら繰り返すものかもしれません。 繰返し=命=大切なもの これを表現しようとすると音楽に近づくのかもしれません。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方は「ウクレレ楽しい大學オープンキャンパス」無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、日々のメルマガより抜粋修正してお届けしています。メールマガジン「うずまきシステムデザイン論」に登録頂ければ最新の研究レポート(笑)がリアルタイムに自動で届きます。