【三度のメシよりピッキング！】───────────────────────────────────■なぜあなたのウクレレはオーケストラに聞こえるの？　以前の事ですがアメリカはポートランドのウクレレフェスに　ウクレレビルダーさんに誘われて参加した時のことです。　初日のウエルカム演奏はライルリッツさん　そしてメインのステージではジェームスヒル　そしてハワイのキモハッセイさん　おおくの演奏家の中で彼らだけ　スタンディングオベーションが起きていました。　高橋もオープンマイクで演奏しましたが　オープンマイクでは珍しいと思いますが　アンコール、そしてスタンディングオベーション（涙）　その後、なぜあなたの演奏はウクレレ一台なのに　オーケストラ見たいに聞こえるの？　そんな質問をうけました。　高橋の応えはこうでした！　それはピッキングと言う奏法に秘密があるのです。■三度のメシよりピッキング！　昨日はピッキングとストラムについて書いてみました。　ここからはピッキングについてお話ししようと思います。　いよいよ！　高橋の専門、専売特許、伝家の宝刀、家元　みたいなところがピッキングであります。　これはもう三度のメシ（笑）　何度でもいくらでも語り続けることができそうです。■ピッキングのソフトとハード　ピッキングの素晴らしさについて　特に素晴らしいのは表現の幅が広いということです。　音の質についてはハードからソフトな音まで無段階に調整できます。　人差し指を立てていけば立てるほどシャープに　寝かせれば寝かせることソフトな音になります。　https://youtu.be/5rqseCTOtzE　（こちらの動画を参照くださいね）■曲に合わせて　元気な曲は差し指をがっつり立ててシャープな音　レガート奏法の時にはバッチリ指を寝かせて　なめらかソフトな音をつくります。　//www.anuenue-uke.com/en/video/one/33　こちらのページ、　上段左から　Hilo March ,12th Street Ragなど　　　　　　　がハードピッキングを多用しています。　中段左の Ave Mariaがレガートの代表選手■ピッキングのニュアンス、音質の変え方　演奏する楽曲の要求に従って！　人指し指の角度を寝かせたり立てたり　　一気に変えたり、徐々に変えることもできます。　また、今後お話ししますが、ピッキングレガートでは　人指し指と親指の交互の繰返しで演奏しますが　どちらの指を先に弾くかでもニュアンスが変わります。■１〜４本の弦を自在にピッキングする　意外に有名な演奏家でもピッキングで単音を弾き　ストラムで伴奏を弾くという方もいます。　しかし、僕らのピッキングソロは単音では飽き足らず　１本、２本、３本、４本と弾く弦の数を変化させることで　ハーモニーの数＝音の厚みを変えます。　同時に、ボリュームも調整できるのです。　他いここまで細かい調整ができる奏法はないでしょう。■物理的なバリエーションが音のバリエーション　カンや雰囲気ではなく指の角度や位置で物理的に音が決まる。　だから、意地悪な人が言うようにセンスが無いと上手くならない。　なんてことは無くて、しっかりマスターすると誰でも　同じように豊かな表現ができるのです！！！！！　センスがどうのこうの、言う人は自分がセンスがあると　勘違いしているんでしょうね（毒）　だから誰もが上達するのが悔しいのです。　そんな人はほっておいてどんどん上達していきましょう！！！　ピッキングの話、まだまだ続きます（嬉）━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か？」という基礎から知りたいあなたへ！「ウクレレ楽しい大學オープンキャンパス」無料講義を用意しました。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、日々のメルマガより抜粋修正してお届けしています。メールマガジン「うずまきシステムデザイン論」に登録頂ければ最新の研究レポート（笑）がリアルタイムに自動で届きます。