ウクレレ上達の法則:重力100倍の修行でパワーを上昇させる

こんばんは!
スポーツを見ているとホームで戦う場合とアウェイで戦う場合がありますね。
アウェイはきつい。応援も貰えなければ、時差ボケもある。食事や水、そして天候も異なる。
そんななかで、日本の選手が粘り強さをみせてくれたり、磨き抜かれた技術を披露してくれると思わず涙してしまうことがあります。
また漫画のドラゴンボールでは主人公の孫悟空は重力をコントロールできる宇宙船の中で10倍とか100倍の重力下で修行しもの凄い力を得ていました。
そう、”適切な負荷”をかけると肉体も精神も成長するのです。
■というわけで、音楽についても 同様のことが言えないか 振り返ってみましょう。
■じつは学生時代、ロック研究会で メタルの限りを尽くしていたのですが、 ある学年に上がったときに考えました。

 学校の中だけでやっていては 井の中の蛙なので社会人のサークルに はいろう!
■ということで、インターネットで 検索し、社会人中心のウクレレアンサンブル に所属しライブ活動に参加させて いただきつつ、学校でもバンドをやっていました。
 このときから、アウェイ・負荷を求めて いたのですね(笑)
■そして社会人になり ウクレレの仲間達とライブ活動 などを始めたのが、10年ほど前。  仲間内ばかりで小さなお店で演奏していた のですが、次第に小さいハコ(演奏会場) を借りて一般の(といってもウクレレ愛好家や友人)
 お客様にお金を頂いて演奏する機会を 持ち始めました。
■仲間とぬくぬくやるのですから よくいうと暖かい わるくいうと生ぬるい
 というような感情を持つようになり やがて、アコースティック系の ライブハウスやライブバーに出る事に したのでした。
■アコースティック系のお店の場合 ほとんど主役はギターです。
 ギターとの異種格闘技戦 の日々でした。
■だけど、勝ち負け でいうと、負ける気がしません。  何故かというとウクレレという楽器で 「音楽」をきちんと演奏する事を 師匠に教えて頂いていたので
 東京のアコースティックのメッカ というような場所でもその点は 引け目を感じる事なく、平気でした。
■ただしアウェイ戦というか いつもの、なれたメンバーではない方々、
 しかも音楽通っぽいお客様達 に聞いて頂くこと
 これは緊張しきりでした。
■しゃべる声も震えるし、 手足も震えたり  へんに力が入ったりして。 ぐっと力を入れて力みっぱなしを 押し殺して演奏したものでした。
 ■やがてアウェイだった場所がホームにかわり 同じ事の繰り返しのような気持ちになると なぜか、アウェイを求めてしまうのでしょうか。
 海外に行こうと思うように
 なってしまいました。
■ウクレレ1本もってNYに行ったのが 最初でしょうか。
 最初は何時間も路上で演奏しても だれも聞いてくれなかったり 地下鉄では音が小さくかき消されたり 切ない思いもしたものです。
■やがて、聞いて下さる方もでき
 路上で涙して聞いて下さった方のことや  オープンマイクでウケた(微笑) ことの喜び。
 ラテンのカフェで45分のコンサートを やらせてもらえた幸運
■などなど、アウェイどころか やみつきになり、それから いろんな国に行きました。
 アメリカ カナダ オーストラリア 台湾 シンガポール
 etc
 そうすると
■こんどは、そこでの映像を見た世界の 方々が演奏に来るように呼んで 下さる事が起きて来たのでした。
 スウェーデン 韓国 台湾  タイ オーストラリア
 etc
■まとめると
 学生サークル → 社会人サークル ウクレレ仲間 → アコースティック音楽 東京     → 海外
 という具合に
■意識こそしていませんでしたが
 アウェイに向かう事で 評価基準の負荷をあげて
 ときには、より一般的な視点
 また、文化の異なる側の視点
 に身をさらす事で 自分の内部にもそういう視点を植え付けて 来たようです。
■ただし、一気に学生→海外
 と飛ばなかったところが よくも悪くも僕らしいところです。
 一気に負荷をあげると 腕力が足りなかった場合
 一発KOされて、ウクレレなんて見るのも嫌 なんてことになりかねません。
すこしずつ負荷をかけてみましょうか。
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 ただし、大きな負荷は再帰不能の恐れがある
 よって小さな小さな負荷をかけては休み、 少しずつ負荷を上げる事が継続的な成長に繋がる
 自ら訓練を重くする事もできるが、 シビアな環境に身を置く事で自動的に もっとも総合的に負荷をかけられる。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■