ウクレレ上達の法則:トレーニングの配分(前)

昨日は実戦形式がいいという話をしましたね。
決して夜の町で演奏活動をすることはおすすめしません。
人の夢を食う人達が特に都会には多くいますので引き込まれると
失う時間や物事もあります。
もちろん得る物もあるでしょうけど。
 

さて、人には同じく24時間。

睡眠の深さや必要時間、労働時間も変わってくるので
そういう部分も重要なのですが、同じ時間を練習しても
効果が人によって異なる。
 

これは密度も方法も有るけれど、今日は、テーマ配分について
考えてみたいと思います。
 

職場でもよく、どうでもいいけど、先輩がちょっと休憩、茶でも。
といって、どんどん時間がたってしまい30分なんて、ありませんか?
今はだいぶ厳しくなってきましたが僕が入社したころのあるセクションは
朝職場にいったら、お茶。
だらだら談話。
みたいなおよそ非効率の極みが展開されている部署もありました。
 

時間資源が無限だと勘違いされている。
勘違いするようなシステムが一番の問題ですが。
このお茶を呑んでいる時もいつ来るともしれない臨終の時に向かって
刻一刻と秒針が進んでおります。
 

ああ、だらだらにしても本当に好きな人と、好きな場所で好きな事をしたり
のんびりしたい。
そのためには、やらざるを得ないと決めた事は楽しく効率的にしたいものです。
すべてやりたい事で毎日が埋められれば最高ですね。
 

さて、脱線しました。
 

もとい、
 

テーマ配分ですね。
ウクレレでソロを弾こうとしたときに。
ソロは音楽の基本要素を同時に1台で演奏することです。
すなわち、メロディー、ハーモニーとリズム。
が基本の3要素。
 

 

ここが全ての土台なので、ここにまず時間を最大限に使うのが
よいのです。
 

基礎がないところに、柱をたてると。
 

倒れますね。
 

トリプルストロークとかロールストロークとか
派手で一見楽しいのですが。
8分でリズムが刻める前に、これをやるのがはたして良いでしょうか?
 

もちろん個人のたのしみを否定することは毛頭ありません。
 

しかし、なるべくなら
 

ぐらぐらする柱でピカピカの壁を塗って、黒光りの立派な瓦をふいて。
しゃちほこまで備え付けてみます。
その後、柱が倒れるところはできれば見たくない人が多いのではないでしょうか。
 

立派な建物を安全・安心して皆で楽しく使ったり眺めたりする方針が良くないでしょうか?
 

すなわち、簡単な曲(シンプルな3コードの曲)を正確に8分で刻みながら。
自分でも、他の誰かでも気持ちよく歌えるような伴奏。
愛唱歌集みたいな本とコードブック。
これで知っている(きらいではない)曲を頭から終わりまで全部
歌いながら弾く。
 

20年前、何の師匠も教材もないころ僕はこんな事をひたすら毎日
繰り返していたのですね。
 

まず曲に取り組むときには、その曲のコードが綺麗に簡単なストロークだけで
弾けるかチェックしましょう。
左手がしっかり押さえられて出したい音がミュートされていたりしないか。
こんなところが。
基本の基本です。
 

かくいう私も、コードチェンジとかセーハとか
最初からできたわけではありません。
左手指の間接の間にコードが入り込むと音が出ないとか。
指が触れてしまい出したい音がミュートされたりとか。
長い事こういう状態でした。
ただ、今はなんとか音が出るようになってきました。
さて、
もとい

かくいう私も、コードチェンジとかセーハとか最初からできたわけではありません。左手指の間接の間にコードが入り込むと音が出ないとか。指が触れてしまい出したい音がミュートされたりとか。長い事こういう状態でした。ただ、今はなんとか音が出るようになってきました。さて、もとい
 

これが出来ていない上で、さらに細かい右手と左手の動きが出て来たときに
はたして階段が上れていくのか。
 

ということです。
 

ただし、土台、基礎に多く時間を割くべきという意見であって。
最初から柱を削りだしたり、壁や瓦の準備をするのはいいことですね。
これはこれで時間がかかるのでスタートしておいて
並行して続けて行くというのが良いと思います。
 

では、これが大体どの曲でも出来るようになった場合の配分も今後考えていきましょう。
 

つづく