ウクレレ教室:フィンガーボードは善か悪か?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【フィンガーボードは善か悪か?】───────────────────────────────────■ウクレレ楽しい大学オープンキャンパス メルマガ1000号のエッセンスをギュッと凝縮した。 ウクレレオープンキャンパス! というコーナーを作っています。 https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/ この次のコーナー用にデザイナーさんに発注していた 画像が届いたので本日はこれで少しお話しようと思います。■ウクレレの各部名称 Šî–{ RGB 各部名称というのはこんなものです(笑)  一通り見ておくと良いかと思います。■ウクレレ選びの1つのポイント=フレット フインガーボードを拡大しますと。 Šî–{ RGB このネック部分の表面に貼付けてある茶色い板です。。 その上にフレットが打ち込んでありますね。 このフレット数を詳しくみていくと ウクレレ選び方のポイントになると思います。■フレットの数 演奏方法について、ジャカジャカかき鳴らすストラム主体の場合。 12フレットなどフレット数が少ない物を好む傾向があります。 実は古いウクレレ、フィンガーボードが無くて ネックに直接フレットが打ち込まれた物があったようです。 この場合ネックは12フレット付近までなので 自動的にフレットすうもそのあたりになりますね。 このフィンガーボードがあると、ストラムの指にぶつかって弾きにくい。 逆に、これが無いと弾きやすいというプレイヤーもいるようです。■ピッキングするなら17フレット欲しい  高橋が得意とするピッキング奏法の場合はですね 12フレットあたりで指板に指をぶつける。 その跳ね返りを利用してピッキングする場合があります。 とくにピッキングに良くなれると、跳ね返りが無くても 弾けるようになりますが、試しにフィンガーボードの無い サウンドホールあたりでピッキングすると 弦に指が引っかかりやすい。  ピッキングの練習をある程度進めるまではこの反動が 大いに、ピッキングのコツを掴む役に立ちます。■フレットが多い=音域が広い フレットというのは1つ上がったり下がったりすると 弦の音も半音たかく、また低くなります。 つまり、フレット数が多いほど高い音まできちんと出せる。 そういう設計になっているわけですね。 高橋も、月の光、星条旗よ永遠なれ、アランフェス協奏曲 などクラシックのような曲も弾きますが。 これらのような広い音域を必要とし活用する曲を弾きたい場合は やはり17フレット以上の楽器を使いたいものです。 以前は安いウクレレは12フレット グレードが上がると17フレット というイメージがありましたが 現在は、安くても17フレット標準装備というのも増えていますね。■フィンガーボードが良くも悪くもなる しかしフィンガーボードに物理的に指が当たるのが ストラムの時は、邪魔になる事もあり ピッキングの時は、コツをつかむ練習によい。 ものの見方で意味が変わる物ですね。 ちなみに高橋は17フレットのウクレレでストラムをしても フィンガーボードが邪魔に思ったことはありませんが もちろん慣れや追求するモノゴトで感じ方も変わるんでしょうね。 ご参考になれば幸いです。 ━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方はこちらの無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、メルマガより抜粋修正してお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ高橋の日々の思索を綴った最新号が毎日リアルタイムに自動で届きます。