ウクレレ教室:手首とネックの角度1つでストラムをスムースに

【手首とネックの角度1つでストラムをスムースに】
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■取り替えが効くもの
コンピューターやパソコン等
取り替えの利く道具類は
またお金を稼いで
買えばいいわけですが
取り替えが効かないモノは
そうは行きませんね(汗)
■心や体は取り替えられない
壊れるのが
体となるとなかなか厄介です。
わかっちゃいるけどやめられない
と言う分野もありますが^_^
わかってないからやめられない
と言う分野もあるようで
その場合はわかったら
すぐ止められると言うこともあります。
意識化が大事な分野です!
■だから体の使い方を意識化する。
というわけで、
高橋はウクレレの弾き方をお伝えしたり
何よりも
自分自身がかなりハードな演奏します。
これを生涯にわたって長く楽しく
演奏できるように体の使い方を
意識化する習慣が出来てきています。
 
■足し算と引き算
演奏能力の獲得
と言う意味では
いろんな動きを新しく
やっていくわけですが
(ただし基本動作の
 組み合わせが殆どでしょう、
 全く新しい動きである事は
 少ないと思っています)
だから、基本動作ではない
楽器を背負って弾くとか、足で弾くとか
回転させるとかはインパクトがある訳です。
(音はともかく:汗)
■さて、引き算
そんなふうに、ああでもない
こうでもないと弾き方を工夫していくと
とくに、初心者が独学で
演奏しようとすると、、、
モデルイメージが無い場合も多く
役に立たない動き
(くらいならまだいいのです)
それどころか
理にかなってない動き
自然の人間の体の動きでは無い
人間の体の設計、デザインに
とって無理がある動き
をやってしまうと
これは痛みに繋がったり
それでも構わずやっていると
故障の原因になるわけで
いかにこの余計な動きをせずに
演奏に必要最低限の動き
最小のエネルギーで演奏するか
と言うテーマ強く意識して
高橋は日々練習、レッスンしています。
■たとえば
人間の顎は下あごが
下に落ちるだけの動き
ですが、間違ったイメージで
上下に開く
と思いがちで
上顎も上にと努力しても
うまく開きません。
また、
ウクレレを弾く時
譜面を見よう、手元を見ようと
前屈みに覗き込んだりも
してしまいますが、
頷く動作くらいで
結構見えるモノで、、、
激しく前傾になると
頭の重さをもろ首、背中、
で支えるため、疲れ切てしまいます。
今度テレビでもオーケストラの
人を見る機会があれば、そのあたり
見てみて下さい。
■ウクレレだとストラムの動きですね
有名プレーヤーの見せる
動きを真に受けて
腕をガンガン振っても
残念ながら
いい音は出ないし
疲れて仕方がありません。
ヘタしたら筋肉痛になりますね。
実際には速度が上がるほど
腕の大きな部分ではなく
■腕の小さな部分へと主役は移りまして
ストラムの主役は手首の回転運動です。
参考に高橋の動画を紹介します。
「初心者のための ウクレレレッスン ひっかからないストラムについて」
//tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=K8xhl61MkSMuM&I=00348
そこで高橋が今再度、
注目しているのが右手の手首なんです。
■回転運動をスムースにするために
この時にですね
ある動きが加わると
回転が渋くなります。
あまり、意識することが少ない
動きなので、やってなければ
軽く手首が回るはずなんですが
もしやっていたら、
回転が渋くなります。
ゴルフなどで手首を怪我する
人の場合手首を小指側に曲げる
「尺屈:しゃっくつ」

手首の回転
が原因のことが
あるようです。
ある病名の原因として
紹介されていたくらいなので
少なく無いのかもしれません。
■尺屈とは、PC作業で毎日。。。(汗)
この尺屈や骨の名前など
こちらにイメージ図があったので
リンクしておきます。
結構下の方です。
//tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=K8kMQkVfbPk&I=00348
(手でこぐ)
ボート関連のページです。
こちらも腕で勝負してますよね。
もちろん、体全体の動きを
腕からオールに伝えるわけですが(汗)
今高橋も、パソコンのキーボードで
メルマガを打っていますが、
両手が尺屈状態です(汗)
腕は斜めからキーボードに向かいますが
キーは正面を向いていますから。
(そうなっちゃいます:涙)
■手首が回転するのは分かったけど。。。動かんよ。
という方
ストラムすればすればするほど
しんどい!と言う事は
こんな動きをしてるかもしれません。
高橋の映像で骨格の模型を出したり
上記のサイトでも図が出ていますが
腕の中に入っている骨の小指側が
尺骨なのでこっちに曲げるので
尺屈なんでしょうね。
この「尺屈」状態では
うでの回転に使う部分が伸びきる。
なので、回転がシブくなります。
仕組みを知れば当然ですよね。
■筋肉の動き1つとっても
伸びきった状態
縮みきった状態
になると、
どちらにも動かず
力が出せないので
中立を保つことが
必要な場合が多いです。
なので
■ストラムも同様に
小指側にも親指側にも
偏りなくですね中立を守って。
尺屈も撓屈(とうくつ)も無く。
ただし、手のひら側に少し
掌屈ぎみに+指を軽ーく握る方向で曲げて
その上で
手首を回転させていくのが大事です。
このストラムの動きが
スムーズに回転しない!
そんな人でこの尺屈ぎみ
になっている人が居たら
戻してみて、軽く回るようであれば
改善の方向性になるかと思います。
■根源対策!
さて、臭いも問題も
根元からたたなきゃダメ!
断たなきゃですね。
ということで
ウクレレの構えを見ていくと。
尺屈気味の方はおそらく
ネックが寝ていて水平に近い
状態の方が多いと思います。
※親指しか使わない人は
 問題が少ないかもしれません。
人指し指のストラムを
きちんとやろうとすると
これは大問題です。
■ネックの角度を立ててみる
ウクレレを構えた時
ネックが水平に近い状態になっていると
尺屈になるのですが
このときはネックが寝ています。
だから、その場合
少しネックを立ててあげて
肩の辺りにヘッドが来るあたりも
含めて、探索してみて下さい。
右手首がニュートラなるところ
を探してみましょう。
■まとめ
高橋の自戒も込めて
多くの方に言える事ですが
体の動きに対する
思い込みだったり
意識化が足りないことで
簡単に余計な動きをしてしまいます。
不要な動きからは時に
痛みを生じてしまう事があります。
痛みは、体の自然な法則に従ってないよ〜
という体からの声、サインですから
そんなときは、動きについて
振返り、余計な動きをやめてあげましょう。
そして
長く楽しくウクレレを弾いていきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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