【本日の動画】
お弟子(伊藤)さんと12番街のラグ@JR木造駅にて
■こんにちは高橋です!
土曜の朝5時代に伊藤さんの車で
北上を出発、とりあえず本州の北端
下北半島は恐山を目指します。
青森のあの某霊峰にてウクレレを弾く
恐山は活火山らしく硫黄の匂いの立ち込める
確かに霊山にふさわしい風格の厳かさの中
雨がずっと降っていてウクレレ無理かな。。。
と思いきや
一瞬だけ雨が緩んだ
瞬間を見計らい
演奏しました。
富士山で弾いた時に近いくらい
寒い!
手がかじかんで、、、テイク3は無理
めちゃめちゃ弱く弾いたのですが
それなりに弾けていました。
■ダウン着てきて良かった(撮影時は脱いでます)
こういう場でウクレレを弾くと
やはり土地の気と自分の気を混ぜ合わせて
いく気持ちになります。
いろんな場所で弾いてきた。
それらの全ての気を混ぜた演奏が
僕の演奏なんだよね。
今後もいろいろ混ぜていきます。
■海鮮丼!
厳かな場所でウクレレを弾いたので
最北端のまち大間崎に向かい
ネットの評価が高いお店
「あけみちゃん号」にて(笑)
伊藤さん待望のマグロ!
三食丼(マグロ、いくら、うに)
をいただきました。
僕一人で行くと、こういう楽しみをスルーし
結構ストイックになりがちなので
■青森市内へ
いくつか見たい場所は
事前に調べてありますが
青森が広すぎて
マグロ丼を食べたらすでに14時
青森市内(ホテル)着が17時なので
そのままチェックインして
青森まちなか温泉であったまって
津軽三味線が聞ける居酒屋
「りんご茶屋」
へ!
伊藤さんが調べて
「じょっぱり」
を予約しようとしたら
まさかの満席です(汗)
気を取り直して
■「りんご茶屋」に連絡すると席が取れました。
後から、津軽三味線会館で聞くと
じょっぱりの方が観光客向けで
りんご茶屋の方が現地の人もいく店!
ということで、実際僕らの他は
ほぼ現地のお客さんたち。
店のスタッフ兼
三味線や民謡の名手の演奏。
お客さんたちの演奏。
美味しい海産物とともに
楽しみました。
■低音の歪んだ魅力
津軽三味線は
上から1の糸、2の糸、3の糸
と上が太くてだんだん細く
なりますが
この一番太い
1の糸がサワリという
機構によって
微妙にネックと触れるように
なっていて(本土の三味線にはない)
なっていてというか
そういう風に楽器自体を
工夫して、ビリビリと歪んだような
上野の露天商のおじさんのしわがれた声
みたいな独特の音色を出しています。
■楽器を見せてください!
演者かつスタッフの
お姉さんに頼んで見せてもらうと
単純にネックに弦が触れる
という構造ではなくて
ネックの裏のネジを回すことで
触れ方を微妙に調整できるように
更なる工夫が施されていました。
おおおお!
そして、
みやこの三味線とは違う
いわば邪道の
■津軽三味線独特の「叩く」奏法
べっこうや、木
(ここのお店ではべっこうだった)
で作ったバチでバチバチ叩く。
叩く津軽三味線が感じられる動画
「津軽よされ節 唄付け 唄・橋本大輝 三味線・笹川皇人」
よされ節は、このお店でも何度も演奏されていた
気がしますし。わかりやすく。格好いいです。
じょんがら節もどこでも
演奏されている感じですね。
82歳のおじさんが歌う「あいや節」
も良かったです。
ウクレレの叩く奏法も独特なのですが
こちらはバチで手首を曲げて
ドアノブの動きでバチバチ叩きます。
どうやら胴に張ってある皮ごと叩いて
リムショット効果を出している場合もありそうです。
■ブルースである
津軽三味線はみやこから
離れた土地で邪道とも言われる
独特の進化を経て
また、民謡も
気候厳しい土地
の人々の思いから生まれたもの
ブルースというか
西洋のクラシックみたいに
綺麗なものではなく
アメリカの黒人ブルースみたいに
土着感が強くて
とっても心地よかったです。
ああ、津軽三味線って
土地の楽器や音楽が現在も
公共事業での保存ではなく
ある程度(沖縄と同じく)
日常に近い形で残っていて
すごいなあ。
僕の生まれた岡山には
そういう形態では残ってないよな。
と感動したのでした。
そして
縄文、梓弓、津軽三味線
を縦横無尽に行き来する
ウクレレルーツの調査は
つづく!
※そもそも今回の調査を解説する動画
一ノ関にて!ウクレレのルーツ(梓弓?)を探る旅!毛越寺にて。
■無料14日間ウクレレ上達メール講座
初心者が写真と動画で基礎から学び上達する思考が身につく
生徒さんのお悩み(以前の教室や教材で教えてもらえなかった)
から以下を解説しました。
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