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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【記憶は瞬時に揮発するT_T】
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■新曲でまずやること
昨日から新曲をやったと言うこともあり
レッスンの中心はまずは左手の使い方
=運指をかなり細かく説明しました。
これ大ベテランの生徒さんから
ちょうど1年の新人さん?まで
ものすごい勢いで譜面に
書き込みをされていました^_^
■譜面には書けない部分
譜面には書き尽くせないところ
それぞれの言葉ですね。
さらに細く記入されております。
というのも「記憶は揮発する」
=キレイに忘れてしまうT_T
と言うことがありまして。
レッスンでも思いつきメモでも
書き出すメリットは計り知れません!
■高橋も聞き直すムダありました
高橋も師匠にならいはじめた頃は
いろいろアドバイスいただいて
そのときはなるほどと思うのですが
もう一度その曲をおさらいしたとき
忘れていて、その理由を聞きなおす。
お互い時間を使ってしまうことが
一度ならずありました。
■待ってもらう事を知る
最初は先生を遮ったり
話を止めてもらうとマズイ?
とためらいがありまして
言えませんでしたが
聞くと、待って下さり。
お互いのために止めて書き込むべし^_^
ということになり
先生に待ってもらってても
メモ取る習慣。
■揮発する前に書き留める
聞いたことを忘れるまえに
譜面にわかりやすく書いておく習慣
これを身に付けました。
■小学校のときも
思い起こせば小学校の時にも
国語の授業で先生が
「教科書は真っ黒に」
書き込みをしなさいと
指導して下さったこと覚えております。
■真っ白の教科書には価値がない?
だから真っ黒に書き込みを
埋めるようにとのことですが
豊かな言葉を持った
脱線好きな先生で^_^
脱線内容まで書き込みましたが
そのおかげで記憶が定着しました!
■話はレッスンにもどりますが
自分がレッスン受けるときに
いちど説明してもらったことも
次回にまた忘れてしまっている
ことが良くありました(汗)
「記憶は揮発する」
と言うことに気がつきまして
必ずメモ取るようになりました
■やがて自分が教えるようになり
今は生徒さん達にメモを
どんどんとるようにとお伝えして
こちらもよく見て、メモ取りおわる
これを待って次の展開に進む。
こんな態度を徹底しています。
■ワーキングメモリなどというように
研究の分野でもミラーという学者いわく
人間の短期記憶は7個まで!
なんだそうです。
新しい曲を学ぶ事自体
次々と短期記憶を占有すること
書き込んで、一度積極的に忘れる。
そうでないと脳がパンクするわけです!
■書くと記憶が定着する理由
また、書き込むということで
聞いた話を自分なりにカスタマイズします。
そしてインプットとアウトプット
という脳の一連の学習単位作業
これを一回転するため記憶定着にも
つながるようです。
■それでも忘れてかまいません^_^
書き忘れて、書いてもなお
その意味すら忘れることもあります!
でもぜんせん構いません。
もちろん何回でも同じ説明をします。
ご安心頂きたいのですが
■ただし、毎回書き込む
分かって来てもことさら書き込む。
すると記憶が強化されて
漫然とレッスンを受ける態度にくらべ
同じレッスンを受けても3ヶ月
1年経った時に圧倒的な差となって
表れるのを実際に見てきました。
■記憶は揮発するもの
繰り返しなりますが
記憶は揮発するもの
譜面を学ぶときに大切なのは
ポイントとなる気づきをさらに書き足し
自分なりに譜面をカスタマイズする
譜面を汚すことです^_^
主に譜面について書きましたが
■人生一般にも応用できること
役に立ったと思う事
ふと浮かんだアイデアがあれば
記憶が揮発するまえに
書き留め、自分なりにカスタマイズし
その上で定着されることをお勧めします。
━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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