ウクレレ上達の法則:同時に2つのエンジンを持つ(結果目標のなかに行動目標を組み込む)

こんにちは!
 

何かの達成、結果が出る。
そうすると快感ですね。
この快感への期待と実際の快感をガソリンに
エンジンを回す!
それが目標設定の技術です。

目標には大きく2種類あると言われます。
結果目標と行動目標です。
 

その名前のとおり、結果目標はリレーで1位になる。
というような他の人との関係性があり自分の努力だけでは
どうにもならない部分を含みます。
行動目標はほぼ、自分の努力次第で時間がかかっても達成できる
目標です。
 

一般に、結果目標よりも、行動目標が良い目標と言われます。
ただし人間はそんなに単純でもないですよね。
 

書道などでは最初は7級からはじまり6、5、4、2、1級
そして、初段〜2、3、4、5段。
準師範。師範と13段階を登って行きます。
やはり同じころに初めた学友がどんどん上手くなり、ときには
飛び級して昇級昇段していると、僕もやろう!
となります。
 

(まあ、真面目にやっていれば1回に1つずつは上がる程度のものです)
 

 

とくに級が低い時はやればやるほど上達しますから、競う気持ちが
ストレートに上達に繋がります。
ただし段々努力を重ねても、伸びる速度が落ちるように感じてきます。
前回のお話ですね。
 

それはあなたが、上達してきたから、そのことにより
今まで以上に微妙な領域に入っているだけなんでしたよね。

 

それはあなたが、上達してきたから、そのことにより今まで以上に微妙な領域に入っているだけなんですけどね。
 

僕も6段まではストレート、準師範は1回落選で2度目で合格。
師範は3年ほどかかりましたが。
師範に3年これは半年に1回の試験なので6回受けるわけです。
このころには一緒に始めた人々も辞めてしまった人もいるし
ゆっくり後を来る人もいれば、お先に師範になった方もいます。
 

ここで競争といっても仕方がなくなってきますね。
では、なぜそんなにしつこく続けられたかというと。
これこそ、行動目標というべきでしょうか。
もちろん師範を目指す訳ですが、(結果目標)
受けるたびに多かれ少なかれ上達するのが分かるのです。
 

長くやっていると他のことがありますから毎回沢山練習できるとは
限りません。
でも
 

1枚書いたら1枚分上手くなる。
楽器も同じです、1曲1回弾いたらその分進むのです。
そして、書道に戻りますが、3年目にして、広島から東京の教室にいき
スケジュールを詰め込んでいるので、まあそこそこ書けたという感じで。
名前を書いて、落款を押して。
提出するときでした。(締め切りですね)
 

先生に、明日も朝から書かせて頂けないでしょうか?
と日曜日休みの教室なのにためらいなく言い出す僕がいました。
先生がいいでしょう。
と遠くから来ているのでおまけしてくれまして
あと2枚で完成させなさい。
と励ましてくれました。
 

翌朝は9時から稽古場に入り。
1枚書いて、最後の1枚どう書くべきか定め。
最後の1枚を書きました。
 

前日の時点で勢いや字の形はできていた。
だけど15文字程度書くと全体のバランス。
ここが、まだ直せる余地が見えていた。
そこで先生がそこの取り方を教えてくれたのでした。
 

いままでで一番いい作品ができました。
この1枚で見事師範に合格しました。
出し尽くしたもので行動目標も達成し、結果目標も達成する。
継続し工夫を続けると両方の目標がうまく作用する。
どちらかが、うまく働くとき、場合があると思うのです。
 

演奏も、最初は弾いているだけで楽しいけども、そのうち
コンテストに出たり、人前で弾いて評価にさらされるのもいいでしょう。
何曲覚えた、録音してCDを作ろう!
いつかは教えよう!
そいういうことも十分目標になりますね。
 

 

あるときに、発表の場に飛び込んで。
場合に寄っては競争し打ち込む。
結果が出ればよろこび。
出なくても1歩の上達をよろこぶ。
 

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そう、結果目標で奮い立たせておいて結果がでなくても、
そこで頑張ったことが行動目標の達成にも繋がっている。
そういう2重の目標を同時持っていれば、その達成の快感を
ガソリンにしていけるでしょう!
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