ウクレレ教室:急いでピストン運動じゃイヤ!ゆっくりと円運動でネ!

【急いでピストン運動じゃイヤ!ゆっくりと円運動でネ!】───────────────────────────────────■ピッキングの軌跡 さて、またピッキングの話にもどります。 この間見て頂いたピッキングの映像ですが、、、 再度! https://youtu.be/5rqseCTOtzE■円運動〜楕円運動 人差し指と親指が円運動をしています。 ぴんとこない? そうですかーーーー。 視点を変えて指先の軌跡を見てみてください。 指先の動きは楕円運動になっていると思います。■単純なピストン運動じゃイヤなの! メルマガでだだこねている場合ではありませんが(汗) イメージでは単純なピストン運動と思う場合も あるかもしれませんが、 ところがどっこい! ピッキングはもっと複雑で神秘的な 円運動なのですね。■円運動により弦にも回転が伝わる この円運動により弦にも回転が加わります。 これは音の粘りに繋がります。 逆に楕円運動にして回転を少なめにすると スッキリした音になってきますね。■天然のスローピッキング(!) この映像、ヒミツがありまして。。。 これスローモーションになる、場面。 編集ではなくて、自分で遅くしています(笑) あ! スローモーションの方が分かりやすいな! と撮影しながら気がつきまして。 アドリブで遅くしてみました。。■ゆっくり円運動ですね ゆっくり、ねっちりと指が楕円を描いていますが。 これは、結構大事なことなんですよ〜。 まずゆっくり弾けるには、安定感が必要。 (昨日のテーマでしたね) 逆説になりますが、ゆっくり弾く事で不安定要素 を探す、また安定へ向かうということもあります。■ゆっくり動くと脳と体のフィードバックが加速する おなじ理由で中国の太極拳だったり 西洋のボディワークでも超ゆっくり動く こんなことを大事にしていますが これって、実はフェルデンクライスの理論ですが。 (西洋のボディワークの1つ) 遅い動きでやると、1回の動作において 脳と体のやり取りにかけられる時間が長くなるわけです。 だからゆっくりやれば、注意深く 実際に深い洞察が脳と体でやり取りされて 脳のこうしたい!と体の動きのギャップが 微調整を繰り返されて、どんどん埋まって行くわけです。■急いでピストンではなくゆっくりと円を描いて下さいね! だからいつでも、高橋はレッスンで超超超遅く。 そして正確に弾く時間を設けています。 いきなりインテンポで早く弾いても全然うまくなりませんよ〜 ピッキングは慣れないと思いますので 是非、ことさらゆっくりと円を描いてみて下さいね 本日は、雨上がりの夜空に風のノリで。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたいあなたへ!「ウクレレ楽しい大學オープンキャンパス」無料講義を用意しました。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、日々のメルマガより抜粋修正してお届けしています。メールマガジン「うずまきシステムデザイン論」に登録頂ければ最新の研究レポート(笑)がリアルタイムに自動で届きます。