トレンド
気になりますか?
日本人は世界でも特に
人目を気にする民族と聞きます。
TV番組でも素人のコメンテーターが
素人の意見を言う。
これを聞いて同じだ!と安心するのが
日本人。
そんな素人の意見は不要で、プロの意見を
求めるのが欧米だそうです。
さて、我々日本人の
無意識にトレンドにあわせる。
(ここでは流行くらいの意味ですね)
というのは身を守るためでもあり
あるときは致命的な雰囲気に流される傾向
に繋がって行きますね。
たかが、ウクレレ
されど、ウクレレ
ウクレレのトレンドというのもあるんです。
クロサワ楽器の梅田さんに聞いて来たので
映像をご覧下さい。
トレンドは
サイズ:ソプラノ→テナー→コンサート
というような変遷。
形状 :カッタウエイ
ヘッド:スロッテッドヘッド
マイク:ピックアップ内蔵
サイズは巨大化の後、少し収まった
という事のようです。
はじめてウクレレを見たときの
奏者が大きな楽器をもっていれば
それがウクレレだと思いますよね。
また
手や指の
大きな人はソプラノは弾きにくい
小さな人はテナーは弾きにくい
部分があるかと思います。
じゃあ、身体のサイズメインで楽器を
選ぶかというと、ノーです!
音色がそれぞれ、違いますから。
小さい女性でもウッドベースが弾きたい。
でっかい岩のようなソプラノ弾きもいます。
指が大きすぎて1つのフレットが押さえられない
ほどでしたら、諦めるかもしれませんが、
やはり出したい音、好きな音を出す楽器
を弾くというのが自然です。
カッタウエイというのは、ボディのハイフレット側
をフィンガリングのやりやすさのために、えぐったもの
です。
スロッテッドヘッドはウクレレを正面からみて
後ろまで縦長の穴があいているような形状のヘッド。
おそらく、弦の角度が通常より深くなる。
また、正面から見た左右の位置的にも
真っすぐになるように設計できそうです。
(表面より、めり込んで弦がペグに巻かれる)
そのため、テンションがコントロールされ
楽器としてのバランスが出てくるような感じもします。
最後にマイクですね。
合奏や大きな会場には便利です。
ノイズが少なく、音を増幅できるわけです。
あとは、動き回れる。
ただし音は電気信号に変換されるので
残念ながら、
アコースティックそのものでは無くなります。
(まあ、録音物もレコードでなければ同じですが)
あらゆる特徴において
メリット
デメリット
それぞれあるわけですが
試行錯誤しながら探すしかないのですが
自分が何を一番大事にするか。
そこが決まれば、迷うということは
いつか無くなるでしょうね(遠くを見る)
その道のりも楽しいものです。
いろいろ楽しんで行きましょう!