ウクレレ教室:古典に立ち返る理由とは? 

【古典に立ち返る理由とは?】───────────────────────────────────■タカハシやっちゃってます(いつもスミマセン) やんごとなき方の依頼で書道教室始めることに! パン屋さんの正月の売り出しメニューを書きたい! ということで、お手本を書いております。 僕の先生方と比べるとお手本の精度も!? ではありますが、何事も初めと言うものがあるもの(汗) 更なる高みをめざしブラッシュアップしていきます!!! (某所にのせたところ、業が一画多い、焼が一画少ないと) (ご指摘を頂きました ヤッチャイマシタ! 大汗)■書道の話 さらに年末の展示会に出品する作品の構想を練っていました。 ウクレレに集中すべきなのかもしれないのですが ついつい、書道も好きなのでやってしまいます(汗) 今回は出品するつもりではなかったのですが 先生から急に電話がかかり! 出しましょう! とりあえず、内容はさておき タイトルだけ先に伝えるということで(汗) 「河」 というタイトルにしております。■漢字大辞典 新しいテーマに取り組む時は音楽でも同じですが 古典をひもとくと言うことで大枚はたいて買った! 漢字大辞典で早速調べてみますとなかなか良い字があります。 「河」 の字はもともと中国のあらぶる大河の代表である 黄河の象形として作られたとのこと。 高橋も象形文字っぽい作品にしようか。。。 と考えていたのです。■古典はひもとくべし 絵画的な文字である篆書(てんしょ=ハンコの字です) にしようかな〜なんて考えていたのですが、 大辞典を見てみると行書あたりに非常に魅力的な文字を発見しました。 ちなみに有名な3書体は楷書、行書、草書(かいしょ、ぎょうしょ、そうしょ) ですが、この順に崩れていきまます。 崩れていくから時代がだんだん現代に近いか?というと そうでもなくて。 だいたい似たり寄ったりに成立しています。■「河」 大辞典を見ていると行書の中に、達人が書いた字がありまして よくよく見れば筆の動きで河の流れのように波打っており これが水というカタチなきものを上手く表現しているようにも見えます。 文明を築く基礎となりながらも、大自然たる 黄河の一夜にして文明をもいちどに流し去る 凄さみたいなものがいにしえの達人の字に感じられました。■文学的になってしまいましたが(すみません) 表現すべき、すべてが自分の中にあるとも言いますし オリジナリティーというものも大切にしたいものですが 実はこういったものを「引き出すきっかけ」 としても古典的なところに立ち帰ると言うのは 非常に効率が良いのではないかと思った次第です。 もちろん音楽でもオリジナル、スコアに立ち返るのは そんな意味があるのです。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方はこちらの無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、メルマガより抜粋修正してお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ高橋の日々の思索を綴った最新号が毎日リアルタイムに自動で届きます。