ウクレレ教室:出来る人がセンスでやってる様な奏法と思ってました(^^;;

■こんにちは高橋です! ウクレレ楽しい大学シリーズDVD vol3「海〜レガート」の感想いただいております。 ________感想ここから___________ 重人さん、こんばんは。 ウクレレ楽しい大学の海レガート奏法を拝見しました。   今回の課題曲の海は、 曲自体はシンプルでしたが、 短い曲をサムピッキングと3種類のレガート奏法で演奏しており、 非常に密度の濃い1曲でした(*^^*) 曲自体が難しい曲ではないので、 右手に集中出来て良かったです。 角度の違う2つのカメラから撮影された映像、 特に上からのアングルはすごく参考になりますね! 回転運動によって、指先が回転する様子も 弧を描く様子も映像で見ることが出来るので、 凄くイメージし易いです(*^^*) レガート奏法が何か今まで分かってませんでしたが(^^;; マスターすると、かなり出番が多そうなテクニックですね! 頑張って練習してみます。 ありがとうございました(*^^*)                    関東 後藤大さん ___________感想ここまで___________ 後藤さん!大変嬉しいご感想ありがとうございます! ちなみにあと10日ほどですがご感想いただける方は 「海〜レガート」が1,500円でダウンロードいただけます。 詳しくはフッターにて! それでは本編は後藤さんのフォローも兼ねて。■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【出来る人がセンスでやってる様な奏法と思ってました(^^;;】───────────────────────────────────レガート演奏例:海 スウェーデンのウクレレフェスにて■そもそもレガートとは さて3つのレガートと言う事ですが そもそもレガートは音を滑らかに弾く技術。 普通ピッキングでは 四分音符ならその長さを1回のピッキング で表現しますが レガートでは四分音符の長さの中で4回弾いたり 6回弾いたり複数回弾いて滑らかさを出す。■擦弦楽器のように撥弦楽器を弾く これはウクレレという撥弦楽器(はつげん:弦を弾く) を擦弦(さつげん:弓などで弦をこする)楽器 のように弾く方向性をもった奏法となります。■3つのレガート奏法とは pi=親指〜人指指の繰返し ip=人指指〜親指の繰返し m=中指のレガート から成り立っていまして。 こちらにピッキングのソフトとハード(指の立て具合) を組み合わせる事。■この組み合わせがバリエーションとなります。 3種類のレガートにピッキングのソフトとハード を組み合わせて演奏する。 かなりのバリエーションを作ることができますね。 このバリエーションにより、根性や気合いではなくて 技術を選ぶ事で誰でも再現性をもって表現をすることができます。■レガートの解説 ビデオ中でも紹介していますが piの場合は親指で装飾音を弾いた後人指し指でメロディーを弾く。 つまりメロディーが遅れて聞こえてくるので 柔らかい印象の音になります。 逆にipレガートで弾くと装飾より先に メロディーが飛び出してくる だから新鮮な印象の音になります。 最後にm(中指)レガートですが こちらはまさに、擦弦楽器=バイオリンのような しかもウクレレは4本同時にmレガートできますので 数台の楽器で弾く(ストリングス)のような効果となります。 クラシックにうってつけ!■後藤さんとその後のやりとり 高橋  レガートがしっかりインストールされたみたいで良かったです。  教える人が少ないですがオータサンなどを解読するには必須の技術です!  後藤さん  確かにオータさんが曲中によく使ってますよね。  アドリブ的に、出来る人がセンスでやってる様な奏法と思ってました(^^;; というやり取りがありました。 こんな弾き方をそもそも知らなければ センスのある人がアドリブでやってる そんな風に思う部分もあるかと思います。 ■しかし一般にセンスと言われる部分ですら  紐解いていくとかなりの部分まで再現可能な技術 になることが多いんですね。 例えるなら、絵画を描いていくような途方もない作業ではなく ジグソーパズルみたいに設計がしっかりあるもの。 パチパチはめていくと時間がかかっても誰でもできる そんな技術をさらに確立し広めていきたいものです!!! 海〜レガートの紹介動画DVDの詳しいページはこちら!━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方はこちらの無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、メルマガより抜粋修正してお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ高橋の日々の思索を綴った最新号が毎日リアルタイムに自動で届きます。