ウクレレ上達の法則:道具にこだわる ウクレレや書道の例から

こんにちは。
今年も3日目ですね。
そろそろ、通常の話題にもどり
書きすすめていこうと思います。

上達の法則「道具にこだわる」です。
良い道具は、同じ結果を出すときに
助けてくれる。
苦労が減る。
(有る意味)
ということを書道の先生もよくおっしゃいます。
ウクレレの先生も書道の先生も非常に
道具の研究に熱心でぼくはというと両先生の
研究の結果をお借りして同じものを使うことが多いです。
ただし、それではそれ以上のものには
出あえないのですね。
道具を研究することは手を鍛えるのと同様
その延長にあるとも言えます。

ただし、道具がよくても手が言うことをきかないと
もちろんいいものができません。
「道具が悪い」と逃げるくらいならいい道具を
そろえて逃げ道をふさぐこともできるでしょう。
(そのような方も見てきました。)
目標はうまくいい表現(望む結果)が出せることなので
できない理由を並べていても進まないわけですね。
でも、人のこころは今いることろが心地いいので
出来ない理由を並べて安心したい。

進むのか、とどまるのか決めたら
行動をどちらかにこれも決めるときが来ることでしょう。

さて、
僕にとってのいい道具とは
表現の幅がある道具です。
ウクレレならば小さい音で弾こうとすれば
小さい音がでる。
大きい音で弾けば大きい音になる。

最近の風潮としては良く鳴る楽器がはやりです。
これらはだれが弾いてもそこそこ大きくよく鳴る。

パワステ、ブースト済み、みたいな感じでしょうか。
小さい音を出すのが難しく、中、大くらいの音域
に偏って表現域が狭いように感じます。
いいものは、極小、小、中、大、極大で
その間にも何段階も細かく調整ができるようなもの。
筆でも全く同じで800円の筆は羊毛だけでなくイタチなど
いろんな毛が混ざって最初から書きやすいのですが
繊細な線は書きにくい。
太い部分は一見同じように書けるのですが
払いや跳ねなど、の先のシャープさが違ってくる。
(鈍くなります)
力づいよい線もシャープな線も同時に書こうとすると
羊毛の筆を(最初はふにゃふにゃで腰がなく書きにくい)使い続けて、墨を刷った時の膠に触れて
なんども使い、洗いを繰り返すうちに腰が出てくる。

結局初心者の使いやすさ
(安定しやすさ=表現域が狭い)
のでやはり最初はこれで筆とか楽器とかいう
レベルのそのものに慣れていくのがいいと
思います。

そして、目や耳が鍛えられていくとやはり
今の道具では出せない音や線の表現があることが
見えてくる。
そこで何か道具を試してみるようになるのです。
それが、また最初は使いこなせない。
良い道具は鍛えて育てていく余地があるので、
長く使って慣れていくことが必要になりますね。
自動車でAT4段変速に乗っていたのが
マニュアル(無いか)10段変速に乗り換えた
そんなような感じでしょうか。
自転車でもいいですね(3段変速:軽:普通:重い)
しかなかったので選ぶこともなかったのですが
新しいやつは7枚も8枚もギアがあって
山道、登り、下り、加速し始めと加速中、安定後に
選ぶギアがそれぞれある。
それをうまく使うことで3段変速にくらべてスムース
な走りもできるし体力の消耗も最小限に抑えられる
(全体的に疲れるかもしれないけど)
おそらく同じ表現をしようとしたときには疲れは少なく
また3段変速ではできなかった表現(演奏など)
が可能になってくるでしょう。
というわけで、表現を追求するときに道具は
重要になってきますが、いきなりいいものを
使えばそれだけでいい音が出るか。
というとそれほど単純ではなくて、乗りこなす技術
が必要になってくることが分かると思います。
考え方によっては、ソロなど弾かず有る程度
狭い変化域で伴奏ができれば良いなら表現域が
狭まく、楽に大きな鳴りが得られる楽器が用途に
あっているともいえるでしょう。
繰り返しになりますが
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表現力のある道具というのは
細かな表現の違いが出せるということで
クセや特定の部分の増減が少ないはずの
ものであります。
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そしてその細かな違いを出すには使う方の
訓練と観察眼(耳)も必要になってきます。
自転車でもいきなりレース用には乗れないように
最初は補助輪つきでもいいでしょう。
乗りやすいもので自転車自体に慣れて
そのうえで細かく切り替えられるものに乗る。
ただし、慣れてきたら次のレベルに行く。
いや少しでもいいものが作りたい!という
探究心から次の道具へ進まざるを得ない。
という状況が1つの理想でもあるでしょう。
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FUS-TS

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