【現場はオマエを待ってるっす やらかし2】

<最近の活動ダイジェスト>

▼語学のクラス

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■こんにちは高橋です!

レッスンのフォローや
昨日は語学のクラス受講
自分に合う先生のクラスに変わって
ますます気合いが入っています!

合わないところからは
立ち去る!これも1つの知恵ですね。
(お互いのメリットが大きいです)

昨日のメルマガでは高橋の職業観を
構築して行った会社員時代を振返り
はじめています。

本日もつづきです。

根本的に研究所出身者は
出世したい人もいれば(少数?)

ことなかれで
日々が過ぎて行けばいい人
がメインです。

毎日面白く働きたい
というモチベーションの人が
少ないんです。

現場に近い人ほど
楽しく働くという意識が
ある人が居てそういうメンバーに
タカハシは能力はダメっぽいけど

人柄は面白そう、
と選ばれたんですね。

■さて、それでは本日の

うずまきシステムデザイン論

〜人生に豊かさを組込むヒント〜

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<今日のうずまきシステムデザイン論>

【現場はオマエを待ってるっす やらかし2】

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■合わない人と合わせなくて良い

配属前の無礼講的な飲み会で
よっぱらって無礼を働き

多くの部長達から
「要らない新人」

認定を受けたタカハシですが

「それでも、いいんじゃない」

と言って下さる先輩の部署に
配属を命じられました。

■これは凄く良かった!

というのも、最悪からのスタートで
あとは上昇するのみ。

ということと、

合わない人

「自然なこちらを許さない」

人たちではなく
ダメな部分があっても許してくれて
楽しく働く仲間として働こうよ!

という気持ちで

選んでくれた方々の部署に入ったんですね。

後ほど、同期のグチを聞くに連れて
こりゃ、こっちの方が大分良かった。

と後で喜んだものです。

■賢い人の集まり

研究所というのはだいたい
大学院まで行って研究していたような
ある部分のアタマのいい人が多くて

だけど

実際の工場なんかでは

■100点を1年かけて導かれてもダメで

明日の出荷前に夜から
おきたトラブルを解消して
60点でもいいから
(場合によっては20点でもいい)

1歩前進しとにかく
落第ではないレベルの完成度で

明日の朝出荷できること
を推進できる能力。

これが最高の価値なんですね。

■研究所は賢いバカばかりで

製造現場
工場技術
研究所

という3ランクに分けると

それぞれが、かなりスピード感やら
重要な価値観が違って

製造に近いほどスピード重視

なんですね。

そんな学校でて勉強だけしてきた
研究所に所属する先輩達が、

使えない装置
を持って行くと工場は迷惑して
こいつら本当にバカで

使えねーーー!

と研究所全体をバカにする。

■バカにする現象が起きるんですね。

この工場生え抜きというのが
一番やばくて、相手の都合というか
時間感覚を理解しないから

クオリティを上げるために
持って行く時間が遅すぎて
相手にされなくなる。

というパターンがあるんです。

ざっくり言うと

この賢い人たちの集まりが

「高橋は要らない」

という部署の方々でした。

反対に

■高橋を受け入れてくれた部署

というのが、現場を知っている人たち。

ほとんど研究所生え抜きではなくて、

印刷という得体の知れない
長い長いプロセスを標準化するべく

2年のプロジェクトを命じられた
かなり難問を押しつけられたメンバーで

現場の係長経験のある工場技術の人だったり

現場に近い部署に居て技術職で
研究所を叩いて叩いて文句言いまくったら

じゃあオマエがやってみろと連れて来られた
工場技術のリーダークラスだったり

現場感覚のある人々満載だったんですね。

現場には生意気なやつも
メチャクチャないやつも
超天才的なやつも
本当にダメ(?)なやつも

結講いろんな人がいて
それで多様性があって
成り立っているので

研究所的、役所的、官僚的

では無い見方の方々

として、
タカハシは
ダメな部分もあるけど
面白そうで

「いいんじゃない」

と受け入れて貰えたようです。

■現場主義を叩き込まれる

というわけで、
最初、印刷というのはMacなんかで
データ上で部品を作って

これを完成させて
印刷の版をつくり
最後に印刷機で印刷

製本など加工するんですが

この全体を見るプロジェクトの
印刷データを扱うグループに配属されます。

■フライトチェック!

そのデータを扱う中でも
版を作ってしまったあとに
ミスが見つかると

やり直し時間やお金が無駄になる
印刷までいってしまうと大問題!

なので、データの時点で
その整合性とかオッケー判断を
きちんとできるような

そんな仕組みを作る仕事を
まずはまかされました。

そのために
既存のフリーソフトや

売っているパッケージソフト
最後は自分でプログラムを書いて
サーバを立ててデータベースに
情報を格納して

1人で最終的には勉強しながら
データチェックの仕組み全体を
作りました(大汗)

■その途中段階で

売っているパッケージの
「フライトチェック」

というソフトを評価して
工場に入れて使ってもらう

うまく使える方法を考える
というのが最初の仕事だったんですね。

しばらく

つくばの研究所の実験室で
いりびたってMacデータを
いじってソフトを評価していましたが

ときどき、現場から戻って来る先輩が

「はやく現場に来て欲しいっすよ」
「いつくるんすか?」
「いいから来て欲しいっすよ」

あんまり、くどくど
ガミガミ言われて、
うるさい先輩だから
嫌いになってきました(!)

■そんあラブコール!

を受けて、仙台の工場に
いざ出陣するのですが。

すでに、

2人くらいの先輩が
仙台に入り浸って

平日全部出張
みたいな形で

現場に装置を入れたり
しているわけです。

この2人の先輩が
タカハシは研究所では
まっとうに育たない(笑)

ということで、いかにして
上司を騙してでも、現場に常駐させて
鍛えるか。役に立たせるか。

ということで
(迷惑だなと当時は思いましたが)
引っ張りだされて

初年度の一夏の
何ヶ月か仙台の工場に常駐して
寮に済んで工場に通いました。

■その常駐の前段階で

チェックソフトのデモをしに来い!

と呼び出されまして

出張前日に、
現場のデータでチェックしよう

(それまではダミーのデータでやっていました)

と、生データでチェックすると
壊滅的にチェック時間がかかる。。。

ダミーデータだと
数十秒でチェックできるのが

生データだと「あと7分」
とか出る訳です。。。

そう、

時間勝負の現場
クソミソに言われる。。。

明日の出張で良い方向に
話が進められない(大汗)
絶対使ってもらえない!!!!

と青い顔していると

嫌だと思っていた先輩が

「明日は早いから
 もう帰るっすよーーー!」

と来てくれました。

「かくかくしかじか」

話と、

さすが現場慣れした先輩

「いけば何とかなるっすよ。」
「だめなら謝って、対策を考えれば良いっすよ」
「ただしとにかく行くっす、現場は退屈しているんす」

時間がかかるのはデメリットでも

他のメリットを説明して
説明を進めること

長く時間がかかる部分は
ソフトの何かいじれば
変わるんじゃないの?

という後で思うと
完璧なアドバイスをくれたんですね。

「行けばなんとかなる」
=「行かないとなにも始まらない」

これはある意味、座右の銘となっています。

また、現場の生データを使う、
早い段階から実際の状況と同じ
条件でモノゴトを評価をする必要がある。

というのもこのときに学んだんすね〜

━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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