ウクレレ上達の技術:初級〜中級 「好き」「得意」”かも”に集中し、ウクレレと聞くとよだれが出る。パブロフの犬になる。

さて、昨日は上達レベルを分けて、初級から中級へ のあたりを眺めてみました。 【初級】  基本的な道具、体の使い方を習得するレベル 【中級】  初級の体の使い方の精度を上げつつ、質的な向上を意識するレベル。 【上級】  体と頭の使い方が自動化され、自分でその向上を進めて行くレベル。  初級者にアドバイスが出来るレベル。 【超上級】  コンディションを含む状況に応じて最高のパフォーマンスを出せる。  相手の状態、進み具合に応じて教えられるレベル。 すぐにこんなおたよりが来ましたよ。 ★★★★★★ここからおたより★★★★★★★★★★★★★ 重人さん この感じよくわかります(^-^) 重人さんのこの段階分けで言うと、今、私は中級になりたての頃という感じでしょうか。 頭ではとりあえず理解出来てもなかなか身体が付いていかないもどかしさがあります。 右手はどうするんだったっけ?で、このとき左手は?などと悩んでしまうので、もっと身体が自然に動かせるように反復練習に精進しようと思ってます。  S.Aさん ★★★★★★ここまでおたより★★★★★★★★★★★★★ はい、反復が重要ですが。 嫌々の反復はあまり楽しく有りません。 そこで、好きな分野、得意分野をなかば無理矢理にでも 設定してそこに力を注ぐ話を今回はしようと思います。 初級から中級にかけて上達をめざす時に 自分では目標など設定できない段階があります。 ここでは、「好き」「とくい」”かも”にこだわり。 それを得意だと思い込むと良いんですよ。 総合的に技術は学ばないと1つの芸術はできてこないけど どだい一度に全部上達するのは無理な話。 自分の得意分野を決めてしまってまずはそこに集中してみましょう。 得意分野が固まってくればそこから周辺分野に広げていくことがだんだん できるようになるんです。 その集中するのは 特定の作家の作品でもいいし。 ある技術の領域でもいいのです。 ピアノならモーツアルトがすきだから沢山やるとか。 (こりゃ初級的ではないかな) 弦楽器ならコード弾きが得意とか、アルペジオが好きとか。 ウクレレならジャカソロが上手くできる気がする。(満足感が高い) ドラムなら8ビートより16ビートが好きなど。 など 書道なら楷書はまだまだだけど、行書はリズムが出せる気がする。 とか。 「うまくできる気がする」程度でも続けて行く原動力となるのです。 思い出すと、 ぼくは大人になって書道を始めました。 正直に書くと。 自分で見ても楷書とか下手なんですよ。 あきらかに。 少年時代から書かれて来た方々の楷書は綺麗です。 稽古場で書いていても自分の下手さが恥ずかしくて早々に折り畳んで乾かす間もない。 しかし、行書草書というのは皆だいたい大人になってから始めるので そういう点でスタートからの差が少ないのですね。 もちろん筆に慣れるという点でも遅れているので夢中で書くのです。 そうして進めて、自分はミュージシャンだから、 リズム感があるにちがいない。(思い込み) たぶん あるんだ。 きっと あるんだ。 やはり あるんだ。 と自分を洗脳して楷書もそこそこに、行書を練習します。 そうすると、たまに先生が「いいね」。 といいねボタンを押してくれる。 そして、また嬉しくなって練習する。 行書!と聞くとよだれがでてくるような。 パブロフの犬状態を作り出すんです。 ここから始めれば気がつくと時間が経っていた。 というような取り組み方ができる感覚が掴めるでしょう。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「上達の技術】初級~中級 好きな部分を創りだし、得意だと思って そこに集中することから始める。 【上達させる技術】 その人の得意な、すこしでも好きそうな部分を 気がつくようにいろいろさせてあげる。 気がつかなければ言葉で褒めて気づかせてあげる。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

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