さて!
今年も大詰めですね。
あと5本、2曲で100動画
達成予定です。
では本日から、この道をやります。
この道 (歌詞)
この道は いつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの 花が咲いてる
あの丘は いつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ
この道は いつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと 馬車で行ったよ
あの雲も いつか見た雲
ああ そうだよ
山査子の 枝も垂れてる
_______________
というわけでパリに向かっています。
こんなことを考えながら。
_______________
この道は
山田耕作と北原白秋のゴールデンコンビの作です。
日本語の歌詞と西洋の音楽が融合ですね。
明治の政府が、純邦楽は難しすぎる!
(洋楽も簡単ではないけど)
ということで、ヨーロッパの音楽に日本語を
のせるスタイルができたとのことです。
しかし、江戸時代からパリ万博とか、遣欧使節団とかで
何ヶ月もかけて、進んだ文明、文化を持ち帰ろうと
明治時代にも、学者や芸術家達
命がけの旅でした、ロマンを感じずにはいられません。
彼らの中には、日本が遅れをとらないように
日本のために、という思いがあったのでしょう。
時代が変わって、今は飛行機で1日ですね。
技術の進歩は凄いです。
そして、この歌詞に戻ると
時計台やあかしやの花の出て来るように
札幌が舞台のようです。
また、この道というのは
飛行機ではなくて、
歩いて、馬車で行くものだったのですね。
丘を、雲を眺めて。
今では実際にそこにいかなくても。
ネットやカメラで景色を見ることができます。
だけど臭いとか温度とか湿度とか
こういう物事はまだ伝えることができない。
そして特にあの森などに行ったときに感じる
「あの感じ」そういうものは
まだまだ実際に行かなくては、バーチャルでは
感じる事ができていません。
目に見えない情報が沢山あるということですね。
さて、この曲の懐かしさについてなんですが
まず、過去の体験ですね。
少年時代の様々な思い出、故郷の風景。
母のぬくもり。
全てがないまぜになって
これが土台となって
作品が成り立ってる。
この土台がないと作品が成立すら
しない。そんな気がします。
さまざまに命の輝き
人の可能性
あらゆる生命力
そのバリエーションが世界そのものとも言えますが。
この懐かしさは、幼き頃、守ってもらった
育てはぐくんでもらった全ての愛情への感謝。
これを思い出すときに伴う
「感謝」の情なのかなあと思っています。
このきもちを人々がより高く
さらに深く、継続的に生み出していける
そんな社会にしていきたいですね。
この道 ウクレレ弾き語り 演奏例 動画
コメントを残す