───────────────────────────────────■こんにちは高橋です! ジャカソロ入門をご活用いただいている Aさんからおたより、ご質問が来ています。 まずは、こちらを紹介しますね。________________________ 高橋先生 Aです。メール有難うございます。 平日は毎日仕事で遅かったので、 ようやく昨日パッケージを開けたところです。 全体をざっと通して見せて頂いた後、 まずは(1)ロンドン橋と(2)やまの音楽家からはじめているのですが、 早速以下の点で苦労しております。(1)ロンドン橋 3−1−0−2 どうも薬指の動きが悪いようで、 このコードはいつも小指で1弦をおさえておりました。 薬指がナット側に曲がっていってしまい、 先生のようには薬指がまっすぐ指板に伸びていかないです。(2)やまの音楽家 0−2−2−2 これも人差し指のそりが悪いのか、 きちんと音の出る確度が低いです。(^^; 根気をもってやっていこうと思いますが、 上記の点で何かアドバイスありましたら宜しくお願いいます。_________________________ Aさん ご連絡をありがとうございます! やりにくい部分を教えて頂く事は 大変参考になり、実際のレッスンにもフィードバックできます。 また実際のレッスンで教えて頂いた事を教材等に活かす。 相互が補完して進んでいくのかもしれません。 それではAさんのフォローを兼ねて。■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【まずは原理に従い、次に上手にルールを破り、出したい音に近づく】───────────────────────────────────■アレンジが運指を決める Fコード3−1−0−2(以後も 1弦ー2弦ー3弦ー4弦 の順) の押え方ですが、 このアレンジでは小指で1弦5フレットを押える そのために、3フレットは薬指になりますね。 他の場合は必ずしも薬指で押さえる必要はなく 小指でも良い場合があります。 例えばF7をFの前後で押さえる場合など 薬指は3弦3フレットを押さえるため あけておいた方が便利でしょう■指がナット側に倒れる影響とは? 薬指で押さえるときに指がナット側に倒れるんですね。 倒れてもまずは、きれいな音が出れば問題ないと思います。 ただしは指が傾いた方が指の負担を大きくなります。 なるべく真上から押さえる方がが小さな力で効果的に弦を押さえられます。 真上から押さえようとする場合 チェックするポイントはネックの裏にある親指なんです。 この親指がどちらかというと、ナット側に傾く 場合によってネック側に強く向いている方が 指板上の指は1弦から4弦に向けて真っすぐにすることが出来ます。■逆に指を寝かせたい場合もある この親指がたっぷりブリッジ側にに倒れていると 指は寝る方向に行きます。 なので、ある程度ネックがわに親指が向くように 角度を調整してやる そうすることで指の起き上がり方が変わってきます。 是非、お試しください。 ただしG7(2−1−2−0)など押さえる場合は 1弦も3弦も同じ2フレットですね。 これを別の指で押さえるわけです。 しかし、このとき 中指で3弦を押さえて、薬指で2弦を押さえる場合 1弦側から4弦側に指が真っすぐでは、 中指が2フレットに来たなら薬指は3フレット側に飛び出しますよね。 そんなときには、逆に親指をブリッジ側に傾けて 指板の指は寝かせて押さえるほうが楽になります。■指はそんなに反らなくても大丈夫です。 2つ目ですね Dコード(0−2−2−2) を1本の指で押さえる場合。 こちらも指の反りが悪いということですが あまり極端に反る必要はないようです。 指の肉の柔らかさも利用して3本の弦を押える。 かつ1弦と指の間に隙間をあける。■当然ですが! 指が骨の部分で反るはずも無く 関節で反るので第1関節の辺りで2弦を押さえます。 そしてそこから指先で3、4弦を押さえます。 以上を基本として、いろいろポジションをさぐりましょう。■ルールは上手に破りましょう ここで、注意したい点があります。 最初のアドバイスでお伝えしたように 基本的に弦は指先で押える場合が多い。 その癖で、このコードのときも 4弦に必ず指先を持ってきてしまう。 そうすると人によっては第1関節が2弦にきませんね。 すると、1弦と指の間に隙間をつくることが難しくなります。 この場合は関節の位置優先でいきましょう。 例えば4弦より上側に指が飛び出したって構いません。 同様にDmなど0−1−2−2 と押える時にウクレレポイントなどといいまして。 中指で3と4弦の2フレットを同時に押える場合があります。 この時も同様に中指が4弦側に飛び出しても構いません。■思い込みをリセットし出したい音に近づく 要は、こんな風に押えるべき。 という思い込みを一度リセットして 出したい音が出るためには、どういう指のカタチにするといいか? これを探して行くのがこの辺りのコツに行き当たる近道。 こういった基本の考え方も参考に 自由に出したい音が出せるように いろんな指のカタチを試してみてくださいね。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛この記事は、メルマガより抜粋でお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ最新号が毎日お手元に自動で届きます。
ウクレレ教室:まずは原理に従い、次に上手にルールを破り、出したい音に近づく
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