【こんな話を受け取って…高橋先生はきっとわかってくれる!と熱く語ってしまいました笑】ウクレレ教室オンライン

【本日の動画】18時に公開

「マラゲーニャ」ライブリマスター版@4.28おうちカフェmiumiu

■こんにちは高橋です!

タカハシやっちゃいました。

昨日はお仕事の後に
書道教室に稽古に行きまして。。。

行くとやっぱり
やらかしておりまして。

ああ、5月なのに4月の教材を
持ってきてしまった。古いではないか。

まあ、そんなものです
(どんなもんだ?)

さて、

教材「ウクレレ楽しい大學
から学びを開始し

先日おすすめウクレレから
アヌエヌエ US1KEをお求めいただいた

岡崎優芽さんから
ビデオレターレッスンの依頼とともに
メルマガのご感想もいただいたので
紹介します。

___ここから___

高橋先生

●山の優芽です。
新生活も少しずつリズムができ始めました。
毎日先生のメルマガ&YouTubeを
拝見するのも日課になりました(^ ^)

では、ビデオレターレッスンをお願いいたします。
メール長文になります。ご容赦ください(合掌)

今回は

1. ごあいさつ
2. エクササイズ1
3. エクササイズ2
4. エクササイズ3
5. きらきらぼし1
6. きらきらぼし2
7. きらきらぼし3
8. きらきらぼし4
9. きよしこの夜1
10. きよしこの夜2
11. きよしこの夜3

で、合計12分の動画になりました。

==================
ビデオレターレッスン動画 (23.05.12)
↓↓↓
中略 (YouTubeの限定公開 ダウンロードの手間もなく感謝)
==================

アヌエヌエちゃん、本当に可愛いです。
触っていて幸せな気分になります。

中略

前回のレッスンでのアドバイスをもとに
今回気をつけたのは、

1:指の第3関節意識
2:親指を大きく回す
通るべき軌道がまだよくわからない。円を描く際に上半分が弧を描きにくいのは自然なことなのでしょうか

3:きよしこの夜の左手運指の修正
4:きよしこの夜アポヤンド統一
5:ネックが水平にならないように構える

6:右手手首を曲げてスペースをつくる
これをすると、腕の長さの問題なのか14フレットあたりを弾くことになりがちです。本当は12フレットあたりを弾きたいのですが。。 7:1弦のピンピン音は調整トライ中です
8:そして何よりも、鳴っている音を聴くこと

一昨日のメルマガでのお話、本当に刺さりました。

【最重要レッスン「自分の音を聞くこと」「意識したことだけが伝わる」「ゆっくり弾く」】
(タカハシ注 過去記事 )

高橋先生のおっしゃるとおり、
以前習っていたウクレレのレッスンでは

「ノリと勢いがいちばん大事」
「弾けないところがあってもノリでテンポ通りにいけば気づかれないから大丈夫!」

と言われていて
(これは弾けない私に対する優しさだったんだと思いますが、結局うまくならない笑そして聴いてくれる人に失礼だと思う!)

私が長年取り組んできた、
歌やヨガをはじめとしたボディワークでは

「いかに聴くか」「いかに感じるか」

が要だったのに、
ウクレレには全く応用できていなかったなぁ、
と気づかされました。

そして、たまたま今読んでいた
エーリッヒ・フロムの著書
「愛するということ」に
こんなことが書かれていました。

高橋先生はすでにご存知の内容かもしれませんが、
先生のおっしゃる「自分の音を聴く」ということに
通ずると思ったのでシェアさせてください。

==========================

(人間とは、とにもかくにも孤独から逃れたい生き物なのだ。
 ゆえに何かとの一体感を得たいのだ。という前置きのもとで)

一体感を得る第三の方法は、創造的活動である。
それには芸術的なものもあれば、職人的なものもある。

どんな種類の創造的活動の場合も、
想像する人間は素材と一体化する。
素材は彼の外にある世界の象徴である。

大工がテーブルを作る場合であれ、
職人が宝石を削って磨き上げる場合であれ、
農民が穀物を育てる場合であれ、
画家が絵を描く場合であれ、

どんなタイプの創造的活動においても、
働くものとその対象は一体となり、
人間は想像の過程で世界と一体化する。

ただし、このことが当てはまるのは、
生産的な仕事、すなわち「私が」計画し、
生産し、自分の目で仕事の結果を見るような仕事のみである。

==========================

「自分の奏でる音を聴く」
という行為が幸せで尊い感覚をもたらすのは、

「それは外の世界の象徴と一体化だから」
とも言えるのかな、と。

孤独を忘れさせるほどにその音と一体になることは
やっぱり私たちが憧れてやまない境地なんだろう、と思うんです。

そうして奏でられた音が、
自分だけじゃなくて周りをも魅了してしまうのも、
やっぱり「一体化」への憧れゆえに、なのかなって。

なので今回は音をよく聴いてみました。
もちろんまだまだ力不足で、
憧れの境地ははるか彼方にありますが

「音といっしょにいる」
という感覚を持つことで、
思うように鳴ってくれない音も、
子どもの発育を見守るような気持ちで
慈しめるような気がします。

長々と失礼いたしました!
こんな話を受け取ってくださる方は
そうそうそこらへんにゴロゴロいないので、
高橋先生はきっとわかってくれる!
と熱く語ってしまいました笑

では、どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)

岡崎優芽

___ここまで___

優芽さん
超絶濃いご感想を
ありがとうございます。

うーんもう本論終了。
で良いかなという
満腹感ですが(笑)

私の意見も足しますと。。。

演奏にごまかしが入ると
聴いてくださる方に失礼なのも
もちろん、あるんですが。

それ以前に、
最初にそれを聴いてくださる
自分自身にとても失礼なんです。

この辺りに初心者指導の
「楽しければ適当でいい」
の限界があるわけで。

演奏へのハードルを下げる
ことは即効性はなくても
別の丁寧なアプローチにすればいいわけです。

自分に失礼なことを続けていれば
ある時気づいて、バカバカしくなり
やめてしまって当然です。

自分自身を丁寧に扱えないで
人を心から丁寧に親切にし続けることは
とても難しいでしょうね。

(自分の部屋片付けなくては:汗)

フロムの文章もすごいですね。

仕事の喜びは部分ではなく

「ひと仕事やり遂げた」

感が必要!
これは本当ですね。
やった人には説得力が生まれます。

音楽は聴いても楽しいですが
たとえシンプルな曲でも自分で弾いた喜び
これは何事にも代えがたい。

だから、タカハシも生徒さんが
本当に弾けるようになるまで
創意工夫し続けています。

孤独!
僕も寂しくて
毎晩酒飲んで月に吠えては
泣いてますが(笑)

音を聞くことで音と一体化する
音を完成させるこの喜びですね
について書いて頂きましたが。

なぜ聞くことが一体化につながるか?

本当の感情、感動とは
欲望や記憶とは無関係に
突然、時にじわじわ
湧き上がってくるもの

なので、一切の欲望、記憶
に引っ張られない音が出た時に
まずは自分が感動し

もちろん
この音が人の中の感動を
呼び覚ますとするならば

平たくいうと格好つけや
見栄っ張りを忘れた境地ですね。
ああ音が素晴らしい!ことで満たされると。
そういうことを忘れますよね。

そういう自分になったとき
そういう音が出る。

そういう音が出た時は
自分もそうなってる。

そのことが、
自分の音をまず聞くことから
開始できる。

やがて分かるように
できるようになる。

もちろんあなたにもできますよ!
一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。

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生徒さんのお悩み(以前の教室や教材で教えてもらえなかった)
から以下を解説しました。

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