■昨日は「太陽の塔」
一昨日岡山レッスンから
神戸レッスンと渡り歩いたので
万博記念公園にゴー!
ずっと見たかった太陽の塔の
「内部」を見学。
1970年それこそ技術の技術の「粋」
を結集、開催した万国博覧会
当時の科学技術礼賛
一辺倒の時代に
岡本太郎さんは
■「それだけ(科学だけ)ではダメだ!」
と批判的な部分を持っていて
それで外見は
オバQみたいな
おかしな、ふざけた
ぬいぐるみみたいな。
あの太陽の塔を作ったんです。
■見るべきは中身
人間は外身より中身
なんて言ったりもしますが
太陽の塔もみるべきは中身
あの、芸術は爆発だ!
と縄文文化を再評価した
岡本太郎が作った中身とは!?
■生命の樹!
塔の中には
カラフルな樹木のオブジェ
一階から吹き抜け、
螺旋階段を登って
ずーっと上まで
樹木は伸びているんですが
一番下には単細胞生物
アメーバから始まって
そして上に行くに従い
だんだんに多細胞生物
両生類(恐竜!)
哺乳類(!)
そして最後は
ゴリラから猿
猿から人間へ
この生き物のオブジェが
が樹木の枝にぶら下がったり
乗っかったりして
命の連鎖を表現する。
そんなアトラクションなんです。
■生命の讃歌
当時はこの動物たちが
機械じかけで動いたんですよ。
ゴリラだけは
当時の48年前のまま、
修復をせず残されて
壊れて行く
ターミネーターみたいに
ぬいぐるみから
頭部の金属が露出
時間の経過を感じさせます。
会場にはずっと当時
この展示のために作曲された
「生命の讃歌」
が鳴り響いて
かなり感動的!
■限りなく根源的+最新技術
アポロの持ち帰った月の石
なども展示された博覧会
世界の科学技術を誇る
(当時関西で働いていた父
その父に聞くと世界各国
の食事などもできたらしい)
(接待で社長さんを連れて行こうとすると
「競馬がいい」
と阪神競馬場に案内することも複数。)
文化の紹介もあったのでしょうが
それでもきっと科学推し!
の中で。
太陽こそは
すべてのこの地球の
生命の根源
そのエネルギーが変化したのが
すべての生き物と僕ら、あなた
そして食べたり呑んだり
なにかをうごかす
根源なんですね。
というコトを
塔にしてしまう
岡本太郎さん。
(スゴイ)
■太陽の塔の最新技術
だけどやっぱり
最新技術も使われている
太陽の塔
というのは
塔の壁面は真っ赤に
ライトアップされているんですが
(太陽の炎の赤ですね!)
この壁面に反射板が取り付けられています。
上にいくと反射板に穴が開けられていて
下の方では反射
上に行くほど吸収
するのです!
何を
反射
吸収
するかというと
■「音」
なんですよ。
これが!
この反射板の作用
塔全体で
塔内部に流れる
生命の讃歌を
どの場所にいても
同様に美しく
楽しむことができる!
ほんと最先端だったんですよ。
今でもシンフォニーホールなどにも
活用されているんです。
これを聞いてしまうと
「塔の中でウクレレを演奏したい!」
と思っていますよね。
■技術と根源のエネルギー
この心震える見学から
ウクレレを振返ると
(ウクレレ=音楽 と僕の中では同義)
僕の場合、
しょっちゅう上達とか
技術とか言ってますが
それだけではあまり意味が無い。
■祭りじゃ!
根源的な命の喜びを表現したい!
(祭りじゃ!)
太陽からすべていただいた
この僕らのエネルギー
体も周りにあるものすべて!
(まつりじゃ!)
(え、サブちゃん?)
強烈な歓喜、喜び、感謝を示す
祭りのバイブレーションが!
(なんで急にカタカナ?)
それが音楽ですよ!
その感謝やら喜びを!
素直に、伝わるように
精度高く表現していく
それが「技術」なんだよな
改めて思った見学でした。
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