間を意識する。 間をとる。 間を活かす。(書からウクレレへ)


さて、今回は間を意識することについて書きます。

書の作品 「育」

書の作品 「育」

冬の、展覧会に出す書の作品をウクレレの師匠に見せます。だいぶ間が良くなったね

書ではまず、どこにどんな線が書いてあるかを意識する。

貴方は(僕は)いまはまだそういう段階。
そしてそれができるようになった
そして

これからは書いてない部分に意識する段階だね。と仰る。音楽も同じ

音が有る部分も大切だけど
音が無い部分、これがまた大事なんだ。
そしてこの、作曲家の事を教えて下さった。

佐村河内(さむらごうち) さんの交響曲 ヒロシマ
//www.youtube.com/watch?v=iLQUd0hDyZ0

この方は、大変な病気を煩い
しかも作曲家であるのに聴覚を失うという事態に至った。


大変な苦しみのなか、障害を持つ方々とふれあい
彼が指導するバイオリニストの少女とのメールのやりとりにより
癒され再び作曲をされる。

聴覚を失った、

闇の中から出てきた音楽

これが、その作品だという。

そしてその音楽は刺激を求めるものではなく
この上なく音楽が美しく響く楽曲だということです。

これは壮大な例だけど、
間を意識することに話を戻すと

「ひとつの休符を意識すること。」

音符は弾けばいいから分かりやすい。

休符を意識すると、そこは弾かない部分。
むしろ
ひいてはいけない部分。
これこそが音符をイキイキとさせるのだ。

僕もDVDを作成するにあたって、星条旗よ永遠なれ
のスコアを購入し再度研究した。

すると、意識していなかった休符がしっかり書かれていた。
これを意識して弾くだけでメリハリが生まれ
作曲者の意図を無視して演奏してきたことに1つ気がつく。
たった八分や十六分の休符1つが
作品全体にとってこの上なく大切なんだ。
書の作品に話をもどします。

作品を書の先生にご覧頂きながら、ウクレレの師匠の
仰ることを話すと。

あなたのウクレレの先生は超一流の芸術家ですね。

間を取る事
 をこれからは学んでいきましょう。
それには沢山書く事です。

と僕の作品を少し変化させて見せてくれる。

そして最後は

間を活かすこと。

これはには線の強さが必要になってきます。


と教えて下さった。


そう間を活かすには強い線を学ぶ。
間をとることを学びつつ。

ぼくらは
まずは間を意識する事からはじめましょう。


音楽も、休符を意識する事から
一歩進めますね。
そして音符を強く弾く事で休符をまた活かすことができるのです。
お使いの譜面があれば休符の位置を見てみましょう。

高橋重人