ウクレレ上達の法則:座骨の上に座る。

 
昨日、ボディワークの先生とのコラボレッスンをやってきました。
ウクレレを弾くときに左手と右手で役割が違います。
自動車に例えるなら左手はハンドル右手はアクセル
でしょうか。
■左手で出したい音の音階 の組み合わせを決めて 右手で実際に弦をはじき出します。
 この右手も大事ですが
 先ずはコード弾きをする場合も多く 左手の押さえ方が気になります。
■簡単なコードは問題ないですが ちょっと複雑になると、
 余計な部分を指が押さえたり 押さえたいところが押さえきれない など、でてきます。
■そう、ハンドルがうまく使え きれないので、アクセルを ふかしても行きたいところに まっすぐは進めない。
 という状況になります。
■ここで、この上手くいかない 原因の一つに体の使ってる イメージと実際の動きのズレ
 があるようです。
 また、このズレは思い込みや 習慣やはたまた深い身体の 緊張などが意識されてない
 その結果や複合的な原因で 起こってくるようなんです。
■この意識と実際のズレを 埋めてくれるのが フェルデンクライスという ボディワークなのですが
 自分で自分の動きに注意し プラクティショナーといわれる 先生のことばを参考に
■ゆっくりちいさく動く これだけで、神経回路が 再構築されて動きが楽に 体の各部がフォローしあう
 そんな感じに調整されます。
 今回はイスに座って骨盤を 意識するワークで、前後に 床に寝て体の各部を意識しました。 【スキャンと呼ぶそうです】
■なんとこれだけで、感じ方 じっさいに!変わりましたよ。
 後のスキャンのあと立ち上がる と、まず腕が楽に力が 抜けています。
 さらに歩いてみると
■歩くときに右脚に体重がのる ときに脚の真上から右脚に ぐーっと体重が乗るのがわかります。
 なんだか味わった事の無いような 感じですが凄く楽です。
 また左足に移行するときも 骨盤を含む各部がなめらかに 動いてらくに左脚に体重がのる
■なんて体ってしなやかに 動くものだったかと まさに再発見しました。
 猫や動物のあの動きをイメージ してしまいました。
■その後イスにすわりウクレレを 弾きましたが、生徒さんの 表情が変わっていました。
 骨盤みたいな体の大きな部位 のこわばりが取れたためか 体が楽に使えるようになり
 無意識の辛さがかなり緩和 されたのでしょう。
■いい、笑顔でした。 先生いわくやはり  楽に座れるようになったこと そこからウクレレを抱え込む 姿勢が楽に持つように変わった とのこと。
 実際に不要なミュートによる 音のビビりが取れていました。 一曲のみの確認ですけどね。
■いやーやはり 身体が固まってうまく動かない そんな状態で僕が何度も 動きを伝えても
 わかっちゃあいるけど せんせい、できませんよ となっていたのが
■楽器とは全然関係なさそうな 座って骨盤を意識しながら 幾つかの動きをやるだけで
 良い方に進んだわけで
 この方法の可能性を認識しつつ こりゃ教え方や順番は さらに研究しないとならんなあ
 楽しいなあと 認識を改めたのでした。
■今回は座って骨盤のワークにより  それだけでも手首あたりまで かなり自由度がでてきましたが、  まだ手や指のことができそう とのこと、楽しみです。
■できないことを先生があきらめたり 生徒に諦めさせて ”楽しくやればいいんだよ” なんてのは情報が無かった 時代の遺産になりつつあります。
 ”楽しく” かつ ”しっかりと” やりましょうよ。
___おすそわけ_______
■まずは座った状態で坐骨を 意識してみましょう。 座った状態でお尻の下に 両手を入れてみて下さい。
 お尻の肛門より少し下に 左右に上から押してくる骨 が見つかるでしょうか?
 まずはこの坐骨に載るイメージ を持つだけでも楽になりますよ。
_________________【まとめ】 いくら合理的な動きを説明しても 先生と生徒さんの見えない部分の こわばりが違う場合、難しい または、出来ない動きとなる。
 このときは、動きを教えるより さきに、こわばりをとる。 その方が何十倍も近道なのでした。
 その人の中の事は、どんな教師にも 教えられない。 これは自分で気がつくしかないのです。_________________

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