高橋重人です。
先ほど送付したメルマガ
2019号において
体験レッスンの日程リンクが
間違っておりました。(切れています)
正しいリンクはこちら
https://tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=J18waM9OpTnrE&I=00348
そして、正しいリンクに修正した
メルマガを以下に再送信します!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<最近の活動ダイジェスト>
▼体験レッスンご感想〜今後の予定
────────────────────────────────
■こんにちは高橋です!
昨日は教材を2件発送
1件は
ジャカソロ入門とCD「Roos Trip」
また、
もう1件は、体験レッスンにご参加頂いた方ですが
すべての教材をお求め下さり、
ダウンロード版がない種類のDVD
とCDパッケージで発送させていただきました。
ありがとうございます!
■体験レッスンのご感想
_____ここからご感想_____
○体験レッスンへ参加された経緯、きっかけなど。
Facebook
○レッスンで良かった点を教えて下さい。(自由回答)
自分が力んでウクレレを弾いていたので、
それが直せると感じた。
これまで、
レッスン前に体操したことが無かったが、
力が抜ける気がした。
また、ウクレレの持ち方も丁寧に教えていただいた。
○レッスンに参加する前の課題、疑問など
腕に力が入っており、早い演奏が出来なかった。
○レッスン参加後にそれはどうなりましたか?
力が抜けて、少し早く演奏できる気がした。
○習った事を今後活用していきたい、いけそうな場面など
ウクレレの早弾きに挑戦したい。
Eさん
_____ここまでご感想_____
Eさん
嬉しいご感想をありがとうございました。
力みの緩和により、軽やかな演奏への
感触を掴まれたようで良かったです!
別途メールさせて頂きましたように
体験レッスン後半を通じて、グループレッスン
の編成を考えて行きましょう。
体験レッスンを受けていただいた上で
教材を購入頂きました。
レッスンの内容を評価いただいた
と思って喜んでおります!
レッスン教材のお知らせはこちら
https://tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=J16QKshN7o3AE&I=00348
■体験レッスン情報の更新!
次回の体験レッツン情報更新してます。
今月末から広島、
来月頭の岡山〜高松
来月末の渋谷まで更新しました!
過去の体験レッスンでは
結構詰め込んでいる感もあり
中級位の人だとすんなりいく場合も
ありましたが、多くの方にとって
もっと丁寧にゆっくりのレッスンが必要
と回を重ねながら修正を繰返し。
持ち方、脱力など加えて行った結果
新しい体験レッスンのカリキュラムとなりました。
細かいですが是非、項目を見てみて下さいね〜
体験レッスン日程はこちら〜
https://tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=J18waM9OpTnrE&I=00348
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<今日のうずまきシステムデザイン論>
【設計ミスは演奏では取り戻せない】
────────────────────────────────
■振返りは仕事に活きる
今の仕事のプラスに活かすべく
過去の社会人生活を見直しています。
とある印刷会社に就職し
最初は印刷データの事前チェック
の仕組みを構築しました。
2番目に行った職場は
作業効率の改善をする部署。
■いわば工場のコンサル
ふだんは、研究所にいます。
依頼がかかると工場に調査に行きます。
その後、調査を元に分析
改善提案を行って
フォローアップする部署でした。
えらくない
「コンサル」
みたいな職種ですね。
そこに8年くらい居た結果
国内国外(シンガポール、マレーシア)含め
何十も工場に行きました!
5年くらいで辞めたる!
と思っていたのにズルズル(汗)
■経験は力!
8年も継続したので
三桁を超える作業現場を
見ることができました。
職場は大きく2種類で
人が手作業で作業してるところ。
機械で製品を作っているところ。
印刷工場というと印刷機をガーっと
回して印刷するイメージかもしれませんが
総合的な印刷会社だと
そんな雑誌や本だけでなく
カップラーメンのフタだとか
タバコの箱だったり
ポテトチップやうまい棒なんかの袋
こういうモノも印刷してあるんですよ〜
デザインはMacでやって
版まで出力して!
これを印刷機にかけて柄を入れて
できたフィルムや紙を加工機械にかけて
人手で必要な加工や梱包を行う。
そんな流れがあるんですね。
■ある工場の改善に着手!
実は新人の頃にデータチェックの
仕組みを作った東北の工場に
また先輩といく事になりました。
4つ年上のMリーダーと
1つ年上の先輩(Oさん)
当時研究所で、この工場をターゲットに
全体を良くする取り組みもあり
「タカハシ君じゃないの〜」
「また来ました〜」
というわけで、縁があるんですね。
■リーダーとの仕事は緊張感(大)
スーツ姿で工場入りすると
控え室を借りて作業着に着替える。
最初に工場側の担当やえらい人と
打合せ(狙い目、目標など)
し現場の調査
その結果をざっくりまとめて
再度打ち合わせし、今後の進め方概要
スケジュールと次までの宿題を決めます。
■議事録は再若手の担当!
打合せの議事録は若手の仕事
というわけで、タカハシが書くわけですが
はじめて行く工程や職場
初めてあう人、人、おっさん
というわけで、勝手が分からず
単語の意味も結構分からないんですね。
分からないので、メモを取りまくり
あとでO先輩に聞く!聞く!
これが、
先輩も行かない時も
あったりして、
■リーダーと二人ですね(気まずい)
タカハシ自身は文科系のつもりですが
リーダーは俺のグループは体育会系だからな!
元気でなきゃダメなんだ!
わかったか?!
というノリで、聞かれたら
元気に返事をしないとイケナイので
常に緊張しておりました(大汗)
へんに緊張して打合せの流れが
変わらないようにだまって聞いていましたら
休憩中に
「タカハシよ〜」
「だまってないで
オマエが話をすすめろよ!」
「分からない事は聞けよ!」
というワケですね。
びびらずに堂々と行け!
という指導。
■調査開始!
メインどころは印刷機の部分で
印刷機の停止時間を短くして
生産している時間を増やしたいんですね。
停止というと、壊れたら修理したり
メンテナンスのために計画停止もありますが
たとえば
印刷柄
うどんのフタからそばのフタ
に変えるような
品目変えが度々あり
これの停止時間がトータルでは
相当長いんですね。
■停止中作業をビデオ撮影!
この停止中の交換作業を調査する!
ということで作業をビデオ撮影します。
作業者を追って撮影するわけですが
他の作業者を追いかけるリーダーと
すれ違うタイミングで
「何分だ?!」
と唐突に言われる訳です。
「へ?」
「馬鹿野郎!
切替調査で何分?
と聞かれたら
交換作業の時間に
決まってるだろ!」
と、またまた無茶ぶりです。
初めてこの作業を見るにも関わらず
自分の当たり前を押し付けてくるリーダー
この人の元で
当分やっていくのか。。。
■調査後の打合せはイニシアチブ!
前半に発破かけられてるので
調査後の打合せは発言します。
積極性を重んじられますが
正確性も同時に求められるので
やはり緊張しましたね〜
作業概要と狙い目と
だいたいの目標値と
今後の進め方
宿題の終了時期を
宣言する(させられる感)
わけですね〜
■ムダの視点を自身の中で
こういう
鍛えられ方から
始まりましたが
数年もやるとかなり身に付きますね。
たとえば、
作業の中で
・工具をとりに行く
・置き場に無くて探す
・紙をとりに行く
・分からなくて相談する
なんて事をやってるわけですが
実際の作業の中で
製品に付加価値を付けてない部分
その人の動きは全部ムダ
という視点なんですね。
■おばあちゃんの知恵袋
最終的な改善案が
前準備しましょう!
とか、
工具の置き場を近づけましょう!
だったり、分かり易すぎて
「おばあちゃんの知恵袋的」
と内外から
揶揄された
改善提案ですが
バックグラウンドには
ちゃんとした哲学がありました。
きちんと時間で分析するので
改善予測も立てられる。
個々の作業を分類(抽象化)
して、ムダと賞味作業を判断
するから誰でも出来るようになる。
というわけで
やればやるほど
哲学的に成って行きます(笑)
■必要最小限の動きでやる
そんな中で
作業の順序の入れ替えなど
トータルで最短時間で出来る方法
などもよくシミュレーションしましたが
常にムダな動き
目的達成に関係ない動き
を1つでも無くす
という思考回路ができるんですね。
■演奏にもちろん影響します。
師匠にびしびし訓練を受け
ウクレレの演奏をしていて
左手の運指はトータルで
ムダ無く最短の移動で出来るように。
「運指を設計する」
平日は工場を儲けさせるため
ムダを発見して取り除き
最短時間で生産できる仕組みをつくる。
「作業を設計する」
これら考え方がまったく一緒!
という部分が時々あって。
何でも、つきつめると
同じような場所にいくのか
と思ったモノです。
■設計のミスは作業では取り戻せない。
ちょっと話がそれますが
孫子の兵法やクラウゼヴィッツの戦争論
などでも、
戦略のミスは戦術では取り戻せない
と言われまして、
生産現場でも同じ
設計ミスを製造のガンバリで
取り戻そうとするとムリ、ムダ、ムラ
が膨大に膨れ上がります。
(ほぼムリなのに時々有ります)
■具体的には
作業設計で60分かかる作業を
締め切りがあるから50分でやれ!
と言ってたら急ぐのでミスが出て
やり直したら100分かかった(大汗)
ヘタしたら怪我しちゃう。
という世界なんですね。
だから設計の段階で
50分で出来るような
方法を考えないとダメなんです!
■演奏も全く同じ!
うまく弾くのにガンバリや
超人的な瞬発力が必要
という設計をしていたら
とうぜん普通の人には弾けません。
■「演奏設計ミスは演奏では取り戻せない」
弾きにくい演奏設計を
してしまったら
上手く速く弾くなんて
苦行そのもの
まったくもって、弾きにくい
設計は「悪」です。(タカハシの主観です)
なので
普通の人がその時のレベルに応じて
設計でキレイに弾ける演奏を設計する。
これが一番大事!
初期の設計に従い練習しながら
レベルが上がるとそれに応じて
技術力が必要な課題曲を設計し
さらに向上していく。
こういう製造業の仕事を通じて
誰もがムリなく綺麗な演奏ができる
「演奏設計」
という思考にたどり着いたのでした〜
今後につづきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛