すべてはスチューデントの音楽の旅の為に

jameshillworkshopintaipei

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台湾にてジェームスヒルのウクレレの先生向けワークショップ(3日x3年)に参加しています。
先日は名古屋ハワイフェスではじめてウクレレに触る方々にワークショプをさせて頂いたので丁度、問題意識を強くもってのぞめています。
勉強させて頂いている事をまとめっぽく書いていきます。
■ビギナーへのレッスンは重要 なぜならその人の音楽人生に深く関わることに なるから。
■多くの場合は一気にCFGの3コードを習って そのままのレベルになってしまうことが多い。
 でも本当は最初はもっとスローペースで 良いのだけど その後も音楽を向上させていくこと。
■この音楽との関わりの人生を ジャーニーと表現していました。
 そう音楽の旅です。 その人それぞの音楽の物語が 出来ていきます。
■この旅をいかに充実して一緒に あるところまで歩み
 またある所からは一人で もしくは別の友を得て進むかもしれませんが。
■この旅をいかに充実してもらうか この為に、教育=エデュケーションが重要です。
 そして、大きな課題は
 簡単さ⇔難しさ 音楽性の高さ⇔低さ
 となって来るのですが。
■この簡単さを最大限確保しつつ 音楽性の高さを保って じわりじわりと進歩していく。
 そして教師は半歩先を常に見せていく
 
■こんなところが考え方のベースになります。 実は僕は彼の短時間のワークショップは 過去に2度、アメリカとカナダで受けていて あまり理解できて無かったのですが。
■僕も先に書いたように自覚をもって参加したので やっと意味が分かりました(汗)
 ■彼の教え方で はメロディから始まりコードを次に教えます。  そしてコードも2コードなどですが 2つのコードを受け持つパートに生徒を分けて まずはFのグループ、そしてCのコードのグループで  そこだけ弾きながら一緒に歌う。
■このことの意味がやっと分かりました。 名古屋で僕はコードを始めて弾き始める方々に 一度に覚えて弾いてもらったのですが
 コードチェンジも最初は難しい。 だから非常に遅い速度でやらざるを得ませんでした。
■そうするとやはり限界があって メロディが繋がらなくなってしまうのですね。 音楽がちょっと損なわれる感が残ります。
■グループに分けてそれだけやってもらえば スピードをそこまで落とさなくても 曲になるわけです。 そしてちょっとだけ出るGを先生が弾く。
■完全に共同作業なんですね。 なんでもソロで一人でやる という発想が強かったので僕には こういう部分が理解できなかったのですが
 本日はっきり意味がわかりました。
■そして こんどはCのグループとFのグループの 役割を交換して弾いていく。 負荷なく音楽を成立させながら 両方のコードに慣れていく。
■その場で両方できるようになるかは かなり個人差があるかもしれませんが もちろん出来れば弾いてもらえば良い。
 そして少なくとも全体の構成は理解できる わけなので、自分で後で練習できるし 皆で成し遂げた音楽の質が高い。
 
やはり本日ウクレレを始めた人が音楽を紡ごうとすると共同作業を行った方が効率がいい訳ですね。
明日に続けます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 なんでも一人で完成させるという考え方 これはある部分では大いなる訓練に向かうけど 旅の始まりから挫折に繋がる可能性も高い。
 様々な役割分担で遊ぶように助け合って 一緒にやれば全体の質を下げずにゆっくり 学ぶことができる。
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