東京都にアレキサンダーテクニーク
の先生がおられます。
石井ゆりこさんといいますが
高橋も数度ワークショップに行ったり
個人セッションを受けさせていただいております。
彼女がアレキサンダーテクニークク本の出版されています。
「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」
演奏するときの緊張についてもっと知りたい!
練習しても上手くならない理由がしりたい!
簡単な動きのはずなのに体がうまく動かない。
アレキサンダーテクニーク、ボディワークってなに?
人前で演奏するとあがってしまう。
少し、まじめに取組んでみたいなと
思う方に非常にお勧めの書籍です。
「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」
//tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=J0IgmnZG3QWYc&I=00348
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【「やること」と「やらないこと」が学びの両輪】
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■ウクレレに特化しているものは無い
無いと書くと少々、過激ですが
無くても、学んで行くのだ!
とタカハシは、関連分野から何でも
挑戦、チャレンジ、吸収して
原理原則、共通の要素を抽出し、
ウクレレに応用する!
こんな態度でやってきました。
■目の使い方など武蔵の書にも通じる
久しぶりに読んでみると
今読んでいる宮本武蔵の五輪の書にも通じるような
目の使い方
(ヨガの本にも書いてあります)
なんていうのも書かれていて。
やはり参考になるのが
ボディワークの1種
アレキサンダーテクニークですね。
■自分への言い訳を与える(笑)
なんでも取組んでいくときには
リクツが必要です。
なぜならば、時間やお金を使う言い訳
これが誰に言われなくても自分に必要だし。
だれかに説明するときにはもっと必要なのです。
実は、感情で、やる!
と決めていても、このリクツで固めないと
意思が固まらないと言われています。
なので、説得は最初に熱意をしめし
その後にデータを並べます。
謝るときは、誠心誠意の謝意をしめし
相手をみつつ理由を述べます。
■話がそれました
自分への言い訳(笑)
だけでなく、やはりリクツは
あった方がいいですね。
さて、アレキサンダーテクニークと言う
ボディーワークですが。
欧米では音楽教育の中には
普通に組み込まれているようです。
■音楽レッスンとボディーワークの方向性
根本的には楽器レッスンで演奏を学ぶ。
これは何かを「すること」を学ぶわけですが
ボディーワークでは「無駄なことを極力しない」
「しないこと」を学びます。
というのも、楽器の先生はそんなことは教えない訳ですが
なぜか弾くと、肩があがってしまう。
なぜか、、、、息を止めてしまう。
なぜか、足に異様に力をいれてしまう。
なんていう無意識の癖や、不要な行動などが
「やること」を邪魔している事があるのです。
(というかほぼ全員、あると考えてよいと思います)
■アレキサンダーテクニークの主な説明では
首の筋肉を固めないこと。
ぐっと首が固まると全身の柔軟性がなくなる。
(背中も、腕も、いうことを聞きにくい)
これを、自由にすることで
首がすっと本来の長さで
背骨も自由にあって、左右の腕も
自然の本来の長さを感じられれば
ムダな力が演奏を邪魔せずもっと楽に
出来るようになる。
■反対に、無意識に弾こうとすると
いろんなムダな動きや力み
それこそ肩があがったり
息を止めていたり
そして、体のどこかが縮んでいるとき
体全体にその緊張感が伝播して
うまくやりたい動作を邪魔しちゃう!
意識して動く事、動く前に1呼吸おいて
意識して動く事からムダなことを少しずつ
薄皮をはがすようにやめて行く。
そんな感じでワークをやっていきますね。
1時間かけて椅子に座る⇔立つをやったりします。
■小指側を意識する
この無駄を止めていくのが
アレキサンダーテクニックの柱の1つですが
今回本を読み返すと
小指側を意識することについて書かれています。
小指側を意識すると
(これは腕の外側でもあり、ずーっと肩から背中まで続いています)
この、背中までつづいている繋がりが意識される。
その結果、指先だけではなく体全体のサポートで
指を動かせるので他の指も動きが良くなるとのこと。
※物理的に付けなくても意識するだけでも効果アリとの事
■ピッキングのホールドの安定感
ピッキングをするとき、小指をボディにひっかけて
ホールドして安定感を出す。
なんていう話を口酸っぱくしてきたワケですが。
なんとそういう生理学的理由もあり
安定感が増し、各指がガンガン動く訳ですね。
刀を持つときに重要なのもこの小指で。
これを落とすと殺傷力がそがれるので
あの世界の方は失敗すると落とす見たいです(!)
■「やること」と「やらないこと」が学びの両輪
おさらいになりますが
アレキサンダーテクニークでは
まずは体の自然なサイズを意識する。
思い出す、そしてそのことにより
意識してなかった緊張を意識化します。
簡単にこれは、とれない事が多いのですが
意識することで自然に近づいていけるのです。
自らの意思で、自分の緊張に気がついていく。
たとえば音楽に向かい合う事で
体の使い方、意識の使い方の癖に気がつく。
気がつく事から、解消へ近づけていく。
このアプローチは非常に素晴らしいと思います。
音楽を通じて生活全体が変わってくる。
そこに暇つぶしではない、本当の学びがあるのです。
■本日のオススメ書籍 石井ゆりこさん
「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」
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