ウクレレ教室:「やること」と「やらないこと」が学びの両輪

東京都にアレキサンダーテクニーク
の先生がおられます。
石井ゆりこさんといいますが

高橋も数度ワークショップに行ったり
個人セッションを受けさせていただいております。
彼女がアレキサンダーテクニークク本の出版されています。

「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」

演奏するときの緊張についてもっと知りたい!
練習しても上手くならない理由がしりたい!
簡単な動きのはずなのに体がうまく動かない。
アレキサンダーテクニーク、ボディワークってなに?
人前で演奏するとあがってしまう。

少し、まじめに取組んでみたいなと
思う方に非常にお勧めの書籍です。

「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」

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■さて、それでは本日の

うずまきシステムデザイン論

〜人生に豊かさを組込むヒント〜

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<今日のうずまきシステムデザイン論>

【「やること」と「やらないこと」が学びの両輪】

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■ウクレレに特化しているものは無い

無いと書くと少々、過激ですが

無くても、学んで行くのだ!
とタカハシは、関連分野から何でも
挑戦、チャレンジ、吸収して

原理原則、共通の要素を抽出し、
ウクレレに応用する!

こんな態度でやってきました。

■目の使い方など武蔵の書にも通じる

久しぶりに読んでみると
今読んでいる宮本武蔵の五輪の書にも通じるような
目の使い方
(ヨガの本にも書いてあります)

なんていうのも書かれていて。
やはり参考になるのが

ボディワークの1種
アレキサンダーテクニークですね。

■自分への言い訳を与える(笑)

なんでも取組んでいくときには
リクツが必要です。

なぜならば、時間やお金を使う言い訳
これが誰に言われなくても自分に必要だし。
だれかに説明するときにはもっと必要なのです。

実は、感情で、やる!
と決めていても、このリクツで固めないと
意思が固まらないと言われています。

なので、説得は最初に熱意をしめし
その後にデータを並べます。

謝るときは、誠心誠意の謝意をしめし
相手をみつつ理由を述べます。

■話がそれました

自分への言い訳(笑)
だけでなく、やはりリクツは
あった方がいいですね。

さて、アレキサンダーテクニークと言う
ボディーワークですが。

欧米では音楽教育の中には
普通に組み込まれているようです。

■音楽レッスンとボディーワークの方向性

根本的には楽器レッスンで演奏を学ぶ。
これは何かを「すること」を学ぶわけですが

ボディーワークでは「無駄なことを極力しない」
「しないこと」を学びます。

というのも、楽器の先生はそんなことは教えない訳ですが
なぜか弾くと、肩があがってしまう。
なぜか、、、、息を止めてしまう。
なぜか、足に異様に力をいれてしまう。

なんていう無意識の癖や、不要な行動などが
「やること」を邪魔している事があるのです。
(というかほぼ全員、あると考えてよいと思います)

■アレキサンダーテクニークの主な説明では

首の筋肉を固めないこと。
ぐっと首が固まると全身の柔軟性がなくなる。
(背中も、腕も、いうことを聞きにくい)

これを、自由にすることで
首がすっと本来の長さで
背骨も自由にあって、左右の腕も
自然の本来の長さを感じられれば

ムダな力が演奏を邪魔せずもっと楽に
出来るようになる。

■反対に、無意識に弾こうとすると

いろんなムダな動きや力み
それこそ肩があがったり
息を止めていたり

そして、体のどこかが縮んでいるとき
体全体にその緊張感が伝播して
うまくやりたい動作を邪魔しちゃう!

意識して動く事、動く前に1呼吸おいて
意識して動く事からムダなことを少しずつ
薄皮をはがすようにやめて行く。

そんな感じでワークをやっていきますね。
1時間かけて椅子に座る⇔立つをやったりします。

■小指側を意識する

この無駄を止めていくのが
アレキサンダーテクニックの柱の1つですが

今回本を読み返すと
小指側を意識することについて書かれています。

小指側を意識すると
(これは腕の外側でもあり、ずーっと肩から背中まで続いています)

この、背中までつづいている繋がりが意識される。
その結果、指先だけではなく体全体のサポートで
指を動かせるので他の指も動きが良くなるとのこと。

※物理的に付けなくても意識するだけでも効果アリとの事

■ピッキングのホールドの安定感

ピッキングをするとき、小指をボディにひっかけて
ホールドして安定感を出す。
なんていう話を口酸っぱくしてきたワケですが。

なんとそういう生理学的理由もあり
安定感が増し、各指がガンガン動く訳ですね。

刀を持つときに重要なのもこの小指で。
これを落とすと殺傷力がそがれるので
あの世界の方は失敗すると落とす見たいです(!)

■「やること」と「やらないこと」が学びの両輪

おさらいになりますが
アレキサンダーテクニークでは
まずは体の自然なサイズを意識する。

思い出す、そしてそのことにより
意識してなかった緊張を意識化します。

簡単にこれは、とれない事が多いのですが
意識することで自然に近づいていけるのです。

自らの意思で、自分の緊張に気がついていく。
たとえば音楽に向かい合う事で
体の使い方、意識の使い方の癖に気がつく。

気がつく事から、解消へ近づけていく。
このアプローチは非常に素晴らしいと思います。

音楽を通じて生活全体が変わってくる。
そこに暇つぶしではない、本当の学びがあるのです。

■本日のオススメ書籍 石井ゆりこさん
「演奏者のための はじめてのアレクサンダー●テクニーク」
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━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛

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