ウクレレ教室:遠山目付(えんざんのめつけ)で譜面を見失わない!

 
▼ウクレレの師匠に書を見て頂く
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■こんにちは高橋です!
先日ウクレレの師匠に
稽古をつけてもらいました
レッスンが終わった後
書道の展覧会に出す
作品を見せたところ。
「良くなった!」
とお言葉を頂きました。
50文字ほど書いてある作品で
 
■書道作品を作り上げる変遷は!?
まずは1文字ずつ「形をとる」
これが難しいんですが
これができた後は
前後の文字の中心線、流れを合わせる
さらに。。。
見た目のサイズを合わせる。
これは、画数が少ない文字と
多い文字白とでは見え方が異なるので
白黒の面積比は数学的には文字毎
異なる結果と思いますが
感覚的に均等、均一に見えるような
太さ、面積で書いていくのです。
また、重心をとる。
これも、各升目の中心が必ずしも
文字の物理的な中心とはならず
場合によって上を揃えたり
微妙に小さい文字は下げてみたりと
感覚的な均等、均一性をめざすのです(汗)
こんな見方のお話をしたところ!
「遠山目付」という
本日の本編につながるお話を
聞かせて下さいました。
■来週(25日)渋谷の体験レッスン
嬉しいペースで
お申し込みを頂いています。
残席もう少しありますので
お申し込みはこちらから
どうぞ〜
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※大阪(27日)、横浜の日程もあります〜
■関西限定 20日まで(ラジオ)
高橋がゲスト出演した
サザン関口さんのラジオ
関西方面では、20日まで
ラジコのサイトから
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■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【遠山目付(えんざんのめつけ)でウクレレに迷いなし!】
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■遠山目付(えんざんのめつけ)
とおやまではなく
えんざんのめつけ
と読むそうですが、
剣道の有段者と達人の試合
について、
有段者も非常に強い方ですが
お二人の視線をしらべてみると
 
■大きな違いがあったそうです!!!
有段者の視点というのは
しっかりと相手を捉えて
相手の刀が動けば
視点も合わせて機敏に動く!
 
しかし、達人の視点
がどうなるか????
じつは!!!
 
まるで遠くの山を
見つめたように
動かないんだそうです。
 
■視点が動かない?!
要は黒目で見ている先が有段者のように
頻繁に動かない
ということですが、
これでいて広く全体を
見ていると言うことです。
確かこの周辺視野というのが
人間にはあります。
そして実は、周辺視野の情報量が
実は圧倒的に多いそうです。
 
■なんだか脳の機能も数パーセント
しか使ってないなんて話もありましたが
目もどうやら同じようです。
この周辺視野を活用することで
達人はその強さに活かしているとのこと
というのも
この周辺視野は動体視力
つまり動くモノの変化
を察知するに大変優れている
のだそうで。
あらゆる動くモノに囚われる事無く
いろんな情報を総合的に判断して相手に勝つ!
 
逆に、注視していたら、
カエルが跳ねた
鳥が飛んだ
ギャラリーがうるさい
などに、心がかき乱されてしまいます!
 
 
■そういえば野球や不良検査にも周辺視!
 
この周辺視野を活用することで剣道だけでなく

トップクラスのバッターも
全く同じくスゴイ豪速球を
打つのだそうです。
また、工場の検査、検品なども
ラインで同じモノを流していくとき
注目するのではなく、残像でぼーっとみるんだ!
なんて事が言われていまして。

どうやら、注目すると一部しか見えない。
(そこに気が取られる)
そして、すごく疲れる。
よって疲れて見落としてしまうんだそうで。
結果、周辺視野でぼーっと見るのが
科学的な調査にも裏付けされた
良い検査などということなんです。
 
■書道に置ける視野の変遷
 
この周辺視野の広さ、情報量と
注視すると他が見えなくなる。
さらに疲れて、集中力が下がる事から。
 
書道も、ステップを追って
各文字のカタチ
周辺文字のバランス
作品全体の整合性
という
目の使い方と技術を同時に
ステップアップするのですね。
 
■そうなんです。
この目の使い方が
いきなりは出来ないから
ステップを踏んで
手の技術、脳のセンサーと同時に
目の使い方も段々学んでいく。
という風に、書道の先生も
教えて下さっているわけですね。
 
■なにごとも、共通項
 
訓練を続けていくと
野球、剣道、検査、書道
とジャンルは違えども
同じような結論に到達するのも
面白いですね。
最後にじゃあこれを
どうウクレレに活かすか?
音楽に活かすか?
がこのメルマガでは大事になりますが(笑)
 
■譜面を見る、手元をみる、譜面をめくる
なんていう、動作が
演奏中、実際に出て来ます。
このときいずれかに注視していると
どうなるかというと!
譜面をめくるために視線を移動させた場合!
もしくは

次の、ポジションチェンジの位置
を確認するために視線を変えた場合!!
 
そして、
譜面の進行部分に戻りたい!
のですが、
 
■弾いている場所がどこだか分からない(大汗)
 
ということで、記憶で弾きながら
なんとか戻れればいいですが、
ついには、探し当てられず
砂漠に取り残されたように
完全に迷子になって
 
「ごめーーーーん。」

と演奏が停止してしまったり
高橋もしたものです(涙)
今後もするかも(大涙)
そこに、演奏にも
「遠山の目付」
が必要になって来る
そんな余地があるのです。
 
※先日お話しした
 演出家の視点を持つ(各役者の視点と対比)
 ということとも関連して来ますね(!)
 
 
■手指と指板だけではない
 
もちろん、譜面だけでもなくて
実際の演奏中もそうですが
練習の上達速度を上げるにも
体全体の感覚を感じたり
実際に目で見て違いを知ったりする
身体全体を見られるかという
部分が上達に大きく関連してきます。
 
■センスよりはるかに身近な話
上達はセンスがあるか、ないか?
という「全く役に立たない」問いよりも
 
それ以前に、分散集中。
一部ではなく、全体を見る。
という視点があるかないか。
 
こちらに、意識を向ける事が
今日のあなたの練習を
遥かに意義深いものに
変えてゆく可能性があるのです!!!
明日に続きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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