ぐっと寒くなってきました。
過去に
ウクレレとギターの違いからウクレレについて考える
と言うブログ記事を書いているんですが。
そこそこ人気のある記事です。
少し考えていきますと。
以前聞いた話ですが
僕はギターは挫折したけどウクレレなら簡単だから
出来た。ゆえにあなたもきっと出来ます!(キリッ)
という言い方でウクレレのススメを行うことが
あるようです。検索すると似たような話が出ますね。
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【ウクレレ弾くのにギター挫折は無関係】
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■敷居を下げる結果は得られた。
ギターに挫折した人がやれるウクレレ
という話については、
これが本当かと言うと
ウクレレにチャレンジする敷居を下げる。
と言う考え方で
どんな理由でもいいので
何か理由をつける事は成功!
かなと言う気がします。
■しかし、挫折は主観的
これが真実かと言うと
まず挫折と言う言葉の捉え方が
ものすごく主観的であるので
その人の挫折を引き合いに出されても
一般化してあなたもできますよ〜
と言う話の持って行き方には納得する人も
減って来るような気がします。
■主観である挫折の明確化
挫折しないというのはどういうことか?
僕が定義するとするならば、
「やめてしまうこと」
これが1番の挫折であると思います。
ま、10年後再開したら挫折ではないのか?
等々、奥が深いですが(笑)
あんまり演奏技術が向上しなくても
ある一定の技術で十分、楽しめる方法も
たくさんありますし
それを長く続けていれば挫折感は無いでしょう。
■挫折の起きるメカニズム(!)
逆に難しいソロプレイみたいなものに挑戦すると
その人の中で、ある努力で、ある期間で、
ある一定レベル以上の結果
これが出ないと挫折に繋がるのかも知れません。
想定したインプットで期待したアウトプットが出ない。
というパターンですね。
うーんやめたくなるのかもしれません。
■インプットとアウトプットのギャップ
さて、この挫折につながるギャップですが
発生するのは認識の不正確さによると考えます。
高橋は実は、ウクレレとギターを同じ頃に初めました。
途中ほとんどウクレレは弾かないで
エレキギターで早いリフとかソロとか弾きまくる
そんな時代が6年くらいありました。
その時も、ウクレレを挫折したとも
今となってギターを人にあげてしまいましたが
挫折したとも思っていません。
■アウトプットを期待しなかった。
つまり、弾かなくなった理由として
ギターを弾くときはウクレレよりも
ギターがオモシロかった。
今はギターよりウクレレがオモシロいから。
ギターに時間もインプットしないし
だから当然ギターのアウトプットも想定しない。
■ウクレレもまた挫折せずにすんだ。
これは、時間も集中力もお金も
あらゆるモノゴトをインプット
投入して来ました。
その中で、インプットに見合うアウトプット
見合うというより超えるアウトプット
を得て来た。
これは素晴らしい師匠と出会ったからですね。
あらゆる先人の残してくれた事を学ぶ事で
相当な節約ができているし、
習わなければ絶対なし得ていないところに
既に踏み込んでいる。
常に、お得感を理解できたからでしょう。
そして、これ以上無い技術を学べているから
だんだん、どれだけインプットすれば
これくらいのアウトプットが出来る。
と予測の精度が上がって来るのです。
ゆえに挫折とうことが無くなります。
■インプット>アウトプット の一例
以前はウクレレ人口が少なかったのです。
タカハシがウクレレを弾きはじめた頃は
やっとローリングココナッツが創刊された頃。
ウクレレマガジンは無かったし
つまり、ギターを弾くと近所のお兄さん
に叶わない人がいます。
でも、ウクレレを弾く人は少ないから
比較しても負けにくい、、、
というか比較する相手が居なかった。
だから敗北を味わわずに続けて来た
(やめなかった)
というのも一理あるのかもしれませんね。
■今ではウクレレ人口増える。
しかし、今ではウクレレを弾く人も増えました。
たとえば教える側がヘタなことを教えたり。
(ひどい場合はテキトーや嘘)
もちろん教わった後は各人がどれだけ取組むか
というのも大きい(というかそっちの比率はかなり大)
ですが、
結局人口が増えると、いろんな演奏が増えて来て。
多様化して来る。これは良い事だと思います。
■多様化するからこそ選ばれる価値が出る。
その中で、やはりこれはホンモノだ!
素晴らしい!感動しちゃいました!
という演奏が増えて行くよう。
ウクレレって本当にイイネ。
(前のイメージとのギャップではなくて)
ピアノやギターと同じように表現力がある楽器
という表現方法を広める事!
ご縁もある方とシェアして行ければと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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