【この記事から作った動画】
フレーズを歌わせるカウント法
■こんにちは高橋です!
引き続き、ウクレレたの進ゼミナール
で学び中
(YouTubeも寝る前に見てくださっているという)
Sさんから頂きました。
_____ここから_____
これまでは、
メロディの間に入る
ストロークは、
チャッカチャンチャンとか、
ウッカチャンとか
言ってリズムをとっていましたが
「いっと」「にっと」
とかは目から鱗でした。
感じがすごく、優しいというか、
ストロークの感じが
柔らかくでる気がします。
_____ここまで_____
※参考動画:
上手くなるカウント法 基礎フレーズ編
上手く弾けるカウント法2 実践編
Sさん
引き続きありがとうございます。
非常に鋭いですね!
その辺り、瞬間で僕も
わかったので解説します。
■大人になってアンサンブルサークルで練習する時
ターン ターン ターン タン タン
と
四分音符を「タン」
付点四分音符を「ターン」
とリーダーが指導していて。
仲良しのIさんが
全然長さが取れず
全体練習の合間
休憩中に一対一で
ターンターンターン!
ターンターンターン!
違う!
ターン!ターン!!ターン!!!
(次第に声に力、声に怒?)
と公開処刑みたいになってて、
ああ、これじゃ取れないんだよと
もっと細分化して
「タツツ タツツ タツツ タツ タツ」
とカウントして「タ」
で弾くと弾けますよー!
ってアドバイス
したこともあります。
そうすると弾けるようになり。
涙目で喜んでいました(笑)
■カウント一つで変わりますよね。
言霊、音霊の世界に
入っていきますが(笑)
一番違うのは何か?
(何か?)
と言いますと
「ん」「ン」の有無です。
■1年半だけ(無練習)ピアノレッスンを受けました。
小学生の時に
ファミコン(ゲーム)を
買ってもらうために
政略的にピアノを習うと親に伝え
全く練習しないで
先生が来たら蓋を開け
次来るまで開けない子でした(汗)
ピアノレッスンの一部で
「ソルフェージュ」と言って
「ドレミー」とか「ミレドー」とか
音階をドレミで歌ったりするんですが。
休符を
「トン」、とか
「タン」、「ターン」
とか「ウ」
とか言って休むんです。
当時はその深い意味はわかりませんでした。
今回Sさんの感想を聞いて
わかってしまいました。
■今、中国語を習っていてわかるんですが
「ン」にも種類があり
「n」 と 「ng」
があります。
「ng」は鼻から息が抜けますが
「n」 は息が一瞬止まります。
五十音でも「ん」は終わりですね。
阿吽(阿吽)でも
ウンは万物の終わりを示します。
つまり、カウントで「ン」が入る時
一度終わってしまうんです。
「チャン」「タン」「ジャン」
実際に
一瞬息が止まっていませんか?
呼吸が止まると筋肉は緊張し
音楽の流れも止まります。
そして、
「ン」有りのカウントだと
1拍ごとに終止する。
ちょっと本当にリズムが停止して
流れが切れてしまうんです。
フレーズとして終わっちゃうんですよ。
※ ジャン ジャン だと 「n」になって止まる
無理に続ければ続かないともありませんが。。。
※ ジャンカ ジャンカ だと「ng-ka」で流れる。
一度止まると次始めるのに
慣性力が働いて頑張りが必要になり
エネルギー的には大変なんです。
これに比べると
■いっと にと さんと しと
は「っ」でちょっと止まりますが
さん の 「ん」は「ng」で息が流れるので大丈夫。
1、2、3、4拍の
1拍目は強拍なので
若干、力をためて
力こめる「っ」も大丈夫な感じです。
「いと にと さと しと」
にするとさらに
抵抗がなくなりますね。
スイングの場合は
「いっと にっと さんっと しっと」
「っ」はいずれにしても
ダウンストローク
とアップストロークの間
にあるので
折り返しの反発力になり
理にかなっているようです。
■言葉と体と音楽は繋がっている
いやーSさんのおかげで
大変貴重な考察ができました。
本当にありがとうございます。
ずっとクラシックピアノの
「タン」「トン」「ターン」
という休符カウントが
謎だったのですが
これ休符だったら正解ですね。
音符の時に使うと
流れが止まるので
仲間のIさんが
弾けなかったのは
無理もなかったなーって思います。
■音の世界につながっていきましょう
理性で
タン =四分音符
ターン=付点四分音符
と学習しているから
人はこれを他の人に
恐ろしくも
押し付けて
平気なのですが
体の声を聞けば
ううう、窒息するよ。
ということになりますし
(意識してng にすれば一応流れますが)
息の流れが止まるとともに
音楽の流れが
いちいち止まってしまいます。
流れは超重要ですので
流して流していきましょう!
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フレーズを歌わせるカウント法
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