ウクレレ教室:音楽を可視化すると書道になる

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【うずまきシステムデザイン論】 1480号 2016/12/13

 音楽を可視化すると
<最近の活動>

▼呼吸筋ストレッチ〜リハ〜忘年会

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■こんにちは高橋です!

昨日は朝から呼吸筋ストレッチ。
呼吸筋を使う方向と逆に伸ばしながら
息をすることで

かなり筋肉の柔軟性が高まるのを感じています。

歌の先生にこういうサイトがあると
お伝えしたところ
//gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/060800017/062400003/

研究者たちの著作には目を通している
と言うことでした。
やはり専門家はしっかり勉強している人に限りますね。

■夕方は〜

夕方にはJazzoomCafeさん
勝誠二さんと忘年会。

自分のリハーサルがまだあるので
ちょっと先の時間を伝えておいて一所懸命
リハをしてから合流しました。

勝さん非常に上品な方で、
オーディエンスのために120パーセントと
熱く語っておりました。
人気があるのももっともですね〜。

さて、呼吸の話、
歌だけではないというより
むしろ楽器は歌に近づくのが
その美しさの本質の1つであるため

さらに書いてみようと思います。

■さて、それでは本日の

うずまきシステムデザイン論

〜人生に豊かさを組込むヒント〜

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<今日のうずまきシステムデザイン論>

【音楽を可視化すると書道になる】

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■歌を作る要素のおさらい

歌の基礎になるのは息のコントロール
息の土台になるのが体の柔軟性

この外も内も柔軟だから息の強さ、長さ
などをコントロールできるわけです。

なので、まずは呼吸筋ストレッチ。

■ウクレレでいうと

やはり、エクササイズで体造り
握力というよりは反射神経
思った速度で指が動くようにしていきます。

これも体が固まって行くと
ピッキングや、ストラミングの幅も狭く
より1発を出すのが苦労しますね〜

基礎をやりつつ音楽表現は置いておいて
譜面通りに指が動く
音の位置と長さを出して行きます。

おお、息のコントロールに近いですね。

■その上で音楽表現、表情

つけるべく、
フレーズの設計やその表現が
加わって行きますね。

さて、フレーズとはなんだろうと考えますと
歌で言うと一息で歌うカタマリ。

ブレス、(息継ぎ)とブレスの間
にあるものです。

■ブレスの位置って決めてますか?

ここで、フレーズを同行する前に
1フレーズの定義としてブレスの位置を
歌なら設計していくわけですね。

もちろんやりながら変えてもいいけど
決まって無いと、その場その場になります。

実は、効果が高いフレーズ長があっても
息が続かない体だと、試せないから気づかず終わる。
もしくは、気づいても作れない。

ということも起きて来る訳で
ステップの意味が分かりますね。

■ウクレレでもフレーズの切れ目が分かりますか?

高橋も反省が必要ですが
多くのウクレレ譜面にはフレーズのカタマリ
が定義されていませんね。

クラシックやジャズの譜面を買うと
スラーできっちりフレーズが定義されています。

とくにゆっくりの曲だとこれは大事さがましますね。
教える人が決めてない事は再現性が下がります。

ま、良い演奏なら呼吸で伝わる部分
ありますが、もっと定義するべき部分かも
しれません。

■フレーズ感を出すために

歌いながら弾いたりという
テクニックがそこで出て来る訳ですが

もうすこし、この1息=1フレーズ
を例にしてみると

ここで書道の例を出します。

1790440225_61

こちらの写真、同じ字ですが
左が楷書体、右が行草体で書いています。

楷書は1字、1字が完結したフレーズというか
カタい感じですね。
1画ごとに、うちこみ、線を書いて、止め。
というリズム感です。

軍歌みたいな感じでしょうか(笑)

■行草のフレーズ感

これに対して右が行草体ですが
楷書が1文字ごと、1画ごとでも
墨をつける事があるのに対して。

行草は1枚で3回墨をつけています。
「沙」「碧」「夕」で色が濃くて
だんだん薄くなっているのが分かるでしょうか?

これが1フレーズ。
そして筆脈といって 秋〜江
碧〜林 照〜紅
は明らかに繋がっていますが。

各文字に見えなくてもつながりがあるのです。
これが音楽の1フレーズにとても近い
音楽を可視化したのが書道と言っても

(いいかな?!)

というところ。
ウクレレで実際に音は切れても
途切れる時の方向性と受ける側の方向性
でつながりが見える。

これがスラーをかけてコードチェンジ
と高橋がしつこく言っている部分です。

■この1フレーズの中で

流れや、濃さや、線の質や
強さ、長さ、短さ
という各要素を変化させて行く
これが表現であります。

そういう意味では最初の表現抜きで
きっちり弾くというのは楷書に近い
部分もありそうですね。

こういう変化を表現できるために
いろんな線がかける基礎技術を最初に作る。
その技術を書けるからだを作る。

いかがでしょうか?
なんとなく高橋の言いたい事が
伝わると幸いです。

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