<今日のうずまきシステムデザイン論>
【緊張と上達の4段階の関係】
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昨日の続きです
■緊張の正体
いざと言う時に
パフォーマンスを出す
これが上位概念ですね。
期待値と実力のギャップが
プレッシャーにつながる
なんて話をしました。
■分解できれば思考も進む
期待値を下げるか
実力を上げるか
また、両方のバランスか
というコトですね。
■期待値を下げる
これ本当に上手く弾こうと
思わなかったり
ミスってもスルーできると
崩れないですね。
ただし、期待値は
そう簡単に下がらない。
イベントなんかは
期待してるから人が集まるわけで
要はこの期待値を
プレッシャーに感じるかどうか
人の期待値に
自分の期待値が左右されるかどうか
ということが出て来ますね。
自分の演奏がぶれる場合
要は思った範囲の±5%
くらいの善し悪しで弾けるなら
あんまり期待値も左右されにくい
わけですが
自分の思った感じから
±50%くらい
ぶれてしまう状況では
期待値が実力を
大きく上回ってしまう
可能性も出て来ますね。
■ぶれはどこにあるかというと
たまに説明する4段階で
1無意識的無能:弾き方知らない、弾けない。
2意識的無能 :弾き方は知った。まだ弾けない。
3意識的有能 :弾き方が分かって、意識すると弾けたり弾けなかったり。
4無意識的有能:弾き方は意識しなくても、自動で弾ける。
1だと人前で弾いても
ぜんぜん、進まないわけで
2〜3のあたりで頑張っているんだけど
大きくぶれる訳ですね。
4までいくと寝てても弾ける状態
なので、普通はちょっとヘタになる
という感じです。
■結局意識して弾けたり弾けなかったり
という部分について
意識が「人」に取られたときに
演奏から離れるので
そこでぶれる訳ですね。
再現性が下がる。
精度が落ちる。
■逆に期待値を結果が大きく超える
うまく弾けすぎて
すごくヨカッタという
人もいるかもしれませんが
(成功体験は大事ですね!)
上記の3の段階である
ということだったり
自分でどの段階かよく分からない。
4に進んでいるのに3だと思っている。
というコトなので
これは、ちょっと崩れると
超不安になるかもしれません。
■となると
4段階のどのあたりに
自分が居るのか
なんとなく意識しながら
練習を進める。
古く習った曲の精度を上げ続けながら
どれくらいやると
どれくらいの期待値で
結果のズレが人前でひくと
どれくらいブレるか?
また、この部分は難しい。
難しい部分はぶれ易い。
なんてことも
意識に登るように
出来て来るんですね。
■高橋自身も曲ごとに
ブレやすい部分
というのを把握していて
やはり念入りにそこだけ
抜き出して練習したり
するわけです。
■さてさて、実力を上げる!
というのが期待値との差を埋める
2つ目の方法ですが
ちょっと、上の4段階の話でも
関係していましたね。
古典的な話で恐縮ですが
目をつむっても弾けるような
無意識的有能の段階
を目指して練習(実行!)
するという事になります。
■実戦あるのみ、という人
よく、実戦あるのみ
と言って、期待値の話などは
重要視しない人もいますが
これはもともと
人の期待値を無視できる
今の日本に置いては
希な能力のある人向けの話
(ダメ出しされないで育った系の人)
普通の人は会場の
目の前の人の期待値を
もらってしまう訳ですから
メカニズムを知り
あるていど4段階のどのへんに
居るのだろうか
あたりを意識することで
先が見えない不安
を軽減することが出来るでしょう。
とはいえ、実行は必須で
これがないと、現状チェックも出来ない。
とりあえずスタートしてない訳です。
地図を持って、自分の位置を確認しつつ
2本の足で大地を踏みしめて前進しましょう!
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