ウクレレ教室:メロディと伴奏を同時に弾く基本的な考え方(前程となる体の仕組み)

 
【メロディと伴奏を同時に弾く基本的な考え方(前程となる体の仕組み)】
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■本格的ソロの秘密
本日もレッスンで
本格的なソロプレイを
お伝えしたんですが。
ただ、既存のタブ譜面
で練習しているとまず
分からない。
 
■メロと伴奏の弾きわけ
ピッキングでメロディ
ストラムで伴奏を弾きますが
きちんとした理由があります。
人間の体の動く時間は
動かす部分により決まります!
基本単位は0.129秒
これは1モッドといいます。

■うでの各部位と時間
指の動き=1モッド
手首の動き=2モッド
肘から先=3モッド
肩から先=4モッド
肩を含む=5モッド
一歩歩く=5モッド
などたいへん短い時間
ですが動作研究、時間研究
の分野でこんな標準が設定されています。
 
■標準とは?
きちんと設計された作業を
標準的な作業者が
熟練した状態で行う
動作の時間値です。
もちろん練習しないと
動きは遅くなりますし
習熟すると早くなりますが
 
■指は手首の動きの倍の速度
というのがかなりポイントで
頑張らなくても
指は手首の倍の速度で
動くのです。
つまり自然な状態で
弦を最速で弾けるのは
ピッキングとなります。
 
■標準的に動作して
指でピッキングするのが
8分音符の長さであれば
手首の回転運動でストラム
するのは倍の時間
つまり4分音符の長さ
になるわけです。
 
■ドラムの基礎でも同じ
指先でスティックを使うと
短い音符で
手首、
肘から先
腕から先
肩まで使う
とちゃんとした演奏家は
音符の長さと使う部分が
一致しています。
※一部演出は除く
 
■こんな風に使う部分で時間が決まるから
最速で動く指のピッキングで
メロディを弾き。
長めの音符で刻んでいく
伴奏をストラムで弾く。
 
■ストラムは速い曲では
 
手首の回転を主にして
腕は保持動作程度ですが
スローな曲では
スローになればなるほど
使う部分を大きくしていき
腕全体を使った伴奏を入れる
 
■これを知り徹底するだけで
メロディと伴奏が混ざった
状態から伴奏の中から
メロディが浮かび上がる
そんな演奏に近づくというもの。
これは物理的に演奏設計する
■ほんの一部に過ぎませんが
気合い、根性、慣れ、コツ
で済まされる多くを言語化し
具体的に練習することで
高橋がステージで演奏するように、生徒さんにも全て
余すことなく伝えています。
きちんとした演奏には
しかるべき言葉が必要なんですよ〜^_^
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