ウクレレ上達の法則:本番に向けて、基礎・体力→実戦の配分を増やす。トレーニングの配分(後)


トレーニングの配分(前)では
基礎に時間を使うと良いと書きましたね。
 

そりゃ当たり前といえばあまりにも

あたりまえですが。
意外とレッスンをしてみると
基礎がいったいなんなのか考えた事が無い!
 

という人意外と多いように感じます。
かくして「ハイハイ」の状態からいきなり「歩く」練習を飛ばして
「障害物競走」が始まってしまうのですね。
 

ある程度の基礎とは、ここではこのように考えます。
左手がある程度の頻出コードが押さえられて
右手は8分の上下のストロークが正確に刻める程度
として先に進みます。
 

その上で、曲が弾けるようになってくると。
演奏する機会(ライブや発表会)を目標にトレーニングの配分を
時間とともに組み立てることが効果を上げるのに役に立つでしょう。
 

余裕があるうちは、とにかく暗譜をします。
1回弾くと正の字を書きながら回数を重ねて譜面なしで弾けるようにする。
そして覚えたものから演奏のセットリストにいれて行く。
ここではなるべく多くの曲を多くの回数練習しましょう。
 

そしてリストは演奏順を考えるのに使います。
1曲目は一番得意な曲がいいですね。
最初に得意なものをやってリズムに乗るのが全体の流れをつかむコツです。
 

そして覚えてない物も含めて、ひたすら反復練習をして。
持久力を付けて行く。
直前に少し弾いたくらいで持久力というのは付きません。
かえって疲れてしまうので、演奏が近づくにつれてメニューは軽くしたい。
 

1月くらい前から、どうにも弾けなさそうな曲は外して。
もしくは著しく減らして候補の曲に集中できるようにします。
 

セットリストができればその通りに通してやります。
リストを仮で作って、しっくりくるように修正しながらやると良いでしょう。
 

毎回、最初はエクササイズをやります。
エクササイズをやると自分の指が鍛えられて
練習で曲を弾いたときの、指の強さや早さが変わってくる
瞬間が有るのですが。
そこまで続けないとこの効果と大事さが分からないんですよ。
エクササイズはないがしろにせず続けて下さい。
 

そして本番2~1週間前にはセットリストが完成しているといいですね。
これを最初から通して練習する。
間違えた部分、分からなくなった部分があったらそこが次の目標です。
曲が終わったら分からなくなったところをメモして。
 

あとでその前後を反復練習して弱点とその前後をつなげていきます。
これでほとんど、暗譜が完成していくでしょう。
この段階ではメトロノーム(可能なら)使っていってもいいですね。
例えば30分、リズムがキープできるというのはかなり集中力と持久力がいります。
 

メトロノームに完全に合わせられる事がこの段階では重要ではありません。
元気があまっていたり、簡単だと思った部分はメトロノームが遅く感じ
逆に疲れて来たり難しく感じる部分ではメトロノームが早く感じるでしょう。
こういう自分の体調やフレーズの具合でスピードの感覚が変わるというのが
理解できる事が1つの進歩です。
 

そう、メトロノームが遅く感じる部分では演奏が早くなりがちで
メトロノームが早く感じる部分では演奏が遅くなりがちです。
こういう感覚はそれでもメトロノームで練習していくと無くなりはしませんが
薄くなって行くでしょう。
 

そして、注意が働くようになって少し楽になってきたときに早くなりすぎないように
など、調整が段々出来るようになってきます。
最後は「メトロノームの音が完全に消える」状態が来る瞬間があります。
長時間は続かないかもしれませんが楽しみにに練習してみて下さい。
(もちろん持久力の段階でも暗譜できている部分はメトロノームを使うといいですね)
(ただし、あまり覚えていない段階でスピードまで合わせようとすると面白くない
くらいに出来ないこともありますので、ゆっくりと反復して覚えることを優先しましょう)
 

こんな風に、直前は1曲の中のフレーズよりも
曲全体とステージ全体の流れを整えていくと良いでしょう。
 

直前になると疲れないように、1セットなどに絞って
気になる部分だけ確認するといいでしょう。
疲れないということでいうとイメージトレーニングでは肉体がつかれないので
寝ながらステージを1回、、、やるうちに寝てしまうかもしれませんが。
 

ともかく、普段は基礎練習および、基礎体力。
回数を通す事で広く多く、曲を覚える事をやっていきます。
本番が近づくにつれて、セットリストを作成しその順番などを修正しながら
徐々に通す練習に変えて行く。
 

その中で引っかかる部分の前後フレーズを繰り返して。
曲を完成させていく。
 

直前は疲れないように1ステージの予行演習のような形式を取る。
最後の最後はメトロノームと合わないようなら外して気持ちよく演奏し、
主観的にも良い感覚をもって本番に望みましょう。
(不安な部分って言うのはミスりやすくなります)
 

以上がある程度上達してきた場合の
演奏会に向けたトレーニング配分の変化です。
 

ちなみに、書道の作品制作でも同じです。
普段は3書体をお手本通りにやるが。
作品展が近づくとテーマ探しを長い時間かけてやり。
(これは移動時間なども使って並行でやれますね。
しかも持久力と同じように直前になると厳しいので前もってやります)
いよいよ近づくと作品作りの配分を増やして行く。
 

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トレーニングの配分
本番に向けて、基礎・体力→実戦の配分を増やす
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