ウクレレ上達の法則:実戦でのみ得られるもの

練習は大事です。

ただし、実戦では練習では得られないものが多く得られます。

あんまり恥ずかしすぎてもつらいので

ある程度できるようになったら(思ったより早い段階で)

さあ!実戦に出るのです。

なんの為に練習するかにより実戦の定義も違いますが。

家族や友人と楽しむ為なら今度会う、集まりのあるときにでも

ウクレレ等の楽器を持って行きましょう。

その目的が人と「感動を分かち合う」ため。

となると2~3曲くらい通して弾けるようになったら

オープンマイクなどに参加するといいでしょうね。

語学ならやはり、海外に一人で行く。

買い物したり、人と接する。

食事を注文する。

喋らざるを得ない(入国時点から。。。)

作品制作系なら展覧会に出品する。

本気で作るので一気に上達します。

指導してくれる方も演奏会や展覧会、そこにめがけて集中していけますしね。

僕はある時期、ライブハウスで毎月(毎週のときもありました)

通算3年ほど演奏しました。

今はそういう場所には行きませんが、チケットのノルマがあるような場所です。

お友達に声をかけてチケットを買ってもらいますが。

残ると自腹でお金を出して演奏します。(号泣)

そういう場所では当初演奏する気は無かったのですが、

ライブハウスやライブバーなどで

演奏してみると、そういう交友関係が広がってあれよあれよ

とその仕組みの中に組み込まれていってしまったのでした。

(おだてられて、その気になった。。)

その時は、数をこなそうと思って一日2回など予定を詰めて

掛け持ちも当たり前で演奏していましたね。

本当にさんざんやって、後にはもういいわ。

と成るのですが。

やはり知らない方にお金を払ってもらって演奏を見てもらう。

というのは緊張感が違います。

結局ライブハウスという仮面をかぶった(偏見)

貸しステージ屋さんは儲かるのですが。

(商品とお客様をあいまいにしている営業スタイル)

(いやー鍛えられたわ)

ここでは聞いて下さるお客様に焦点を絞ってみていきますと。

僕らもそうですが、無料と有料に対する期待値の違いは大きいでしょう。

これは期待以上に喜んでもらわないと!

と勢いこんで練習しますよね。

僕も当然、当初は、きっと顔がひきつり、ミスにおびえ、気の利いたMCでもやろうとして声が震え。。。

そんなもんだったのでしょう。

(いやー鍛えられたんだ)

でも、ステージに立ち続ける。

練習では得られない部分をそこで身に付けていったのだと今は分かります。

ライブハウスの時代よありがとう。

相手があることは、自分のためでやっていると全くダメになります。

相手の喜びの為にどうしたらいいかを全体的に考えるようになります。

そうしたら相手の喜んでいる表情を確認するようになり、アンケートをとったり。

演奏後にお話したり。

また、表情は平坦でも心のなかで大きな喜びを持ってくれたことを知ったりと。

間違えて恥ずかしいのが嫌というのは相手のためではなくて、自分の我のため。

だからそこに引きずられて演奏がさらに崩れるのは相手に悪いので。

引きずられずにどうどうと間違えても(なかば強引に)平気な顔で弾き続ける。

(ま、最初は照れ笑いでもいいでしょう)

相手のためであるのだけど、そこにどれだけ楽しみを分かち合えるか

という自分の挑戦が入ってくる。

これは奮い立ちますね。

だいたいそういうところで演奏すると先輩風、音楽通風のお客様が

説教をしてくるのですが、これをお聞かせ頂くのも修行になるかもしれません。

しかしお客様に反論はしないのです。

僕も言われました

「歌がひどいから、やめたら?」

(えっ?)

「楽器はいいから、もしくは俺が歌ってあげようか?」

(いや、それはちょっと)

「一緒に演奏してやってもいいよ」

(さすがに、そこまで上から目線は勘弁してください)

「リズムが良くない」

(すみません、練習します)

「MCがつまらない」

(すみません、落語を見に行って勉強します)

「素人くさい」

(すみません、すみません、すみません)

「おしい!」

(!?)

(悔しかったこと思い出したので、このへんにしときます)

しかし!

お店の常連さんに1人くらいは

「よかった」

言ってくれる人がでてくるものですね。

そして、なぜか頑張っている人を応援するのが好きな人がいて。

「よくなってきた」

と見ててくれるんですよ。

こういう人と成長という喜びを分かち合えただけでも

とても嬉しい事ですね。

(最初から圧倒的な音楽の美しさや

作品の素晴らしさなんてなかなか得られるわけがないんですよ)

だって、

初めて歩いたときに、どんな運動神経のいい人だってまともに歩けた

人はいないでしょう。

ころんで、泣きながらお母さんにしがみついたに決まっています。

という訳でまずはハイハイで進み。(練習)

そしてあるとき立ち上がり歩こうとしましょう。(実戦)

最初は転んでも当たりまえ。

立とうとしなければ、歩く事も一生できません。

でもみんな人が歩けるようになったでしょう!

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実戦こそ最高の上達の方法

目的の場所にすぐに立ってみる

・演奏なら人前でマイクの前で弾いてみる。

・作品なら展覧会に出してみる。

・語学なら海外で話してみる。

・外国語バーや居酒屋で勢いつけて話してみる。

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というわけで今年は発表会しますよ。生徒のみなさん!

 

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