情報インフラの上で切り捨てられてきた個性を取り戻す

もうすぐ、お盆ですね。帰省や御墓参り。そんなイベントも季節を感じるものですね。
何故か、気候のいい時期よりもうだるような熱さとか刺すような寒さって記憶に残りますね。
きっと体に刺激があるからかなと思ったりもします。
■一時期、脳ブームが起こり 養老孟司さんの本が売れたりしました。
 このおじさん解剖学者ですが 家庭用のスキャナを使って昆虫の 図鑑を作ったり面白いことをやってます。
■この養老さんの話されていたこと ちょうど情報化社会について 触れていました。
 いわく
 言葉=情報 身体=個性
 だというのです。
■そして、人間が自分自身を情報だと 思っているのが情報化社会 とおっしゃるのですよ。

 情報はかたいもの。 変わらないものといいます。
 そう、あさのテレビのニュースを 録画して、夜見ても 10年後に見ても変わらない。
■でもニュースを読み上げるアナウンサーも ニュースで取り上げられた子供だって 10年後には10年年をとっています。
 そう、身体はやわらかいもの 変化するのですね。
 人間は身体をもっていますが その中の脳あたりに情報をためて いますので
■人間はやわらかくて硬いもの 体と情報のないまぜになった 存在なんですね。
 これが意識が強くなって
 本来自分はないまぜな存在なのに 自分は高橋重人だ! こうこう、こういう人間だ! (変わらないものだと) 思うので、いろいろ不具合がでるとのこと。
■変わらないと思うというよりは 意識の焦点が情報の面につよく あたりすぎるので、  ほんらいの体の部分を ぼーっと忘れてしまうという ことでしょうかね。
 
■変わる、変化というと  子供の時の目を見張る成長や 老いたり、ついに死ことだったり
 身近な例ではきのうの自分と 今日の自分すらもう違う。 皮膚だって毎日垢として落ちていく。
 だけど、変わらないという建前で 社会を作っていくと 思いがけない事が出てきそうです。
■おとなが自分の基準で物事をつくると
 公園のベンチが子供には大きかったり
 ちょっと特殊な例かもしれないけれど 棺桶の入らないエレベーターのある マンションが出来てしまったり。
 どうやって勉強したらいいか 分からない、ウクレレ教則本 なんてもの出来るのかもしれませんね。 (どきっ)
■はなしは、すこし戻りまして 先日師匠と談話したときのこと  これから10年は正確性と精密性 が重要ということをおっしゃった。
 その次はなんだと思う? と聞いてくださるのです。 (さすが教育家です)
 ぼくは、迷ったあげくに 個性でしょうか。
 とお答えしました。
 
■それもあるかもしれない。  師匠の1つの回答は 遊戯性というものでしたが。
 これは1つの回答で 正しいとか間違っている ということではないんだ。
 こういうことを考える事が 大事なんだよ。
 と仰る。
 
■自分たちの未来をどうして いきたいか。 全く考えな人が多いが。
 それは無責任なこと。 多いに考えて議論して欲しい ということだった。
■そう、話を総合すると。 情報化社会で無視された からだ=個性
 はきっと、無視され続ける事に 我慢ならないのではないかな。
 もしくは、この犠牲をはらって 作り上げている情報のインフラ (パソコン、ネットワーク社会)
 これをベースに個性を包み込んだ
 そんな素晴らしい世界をつくる そんな夢をもつのもいいだろう。
 
■そう、僕がまずやろうとしているのは 個性を包み込んだウクレレレッスン  しっかりと仕込んで皆様のお役にたてる プログラムを作っていきます。
 そしてお会いすることがあれば 次の時代の夢をお話したいですね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 ■体=個性=変化、情報=言葉=不変
 ■情報化社会においては人が  自分を情報だと取り扱う。  そのため変化する個性が取り残されがち。  ■ただし、情報化で得られる  情報インフラを使って、次は
  この個性をきちんと取り扱おう  そこではより楽しい世界を一緒に  作り出していけると思うのです。
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